せっかくスキー場に行くなら、ゆっくり景色を眺めながら「ロングラン」を楽しみたいですよね！数あるスキー場の中から最長滑走距離10km～8kmと、最長滑走距離6kmまでのゲレンデをピックアップしましたのでご紹介します。今年の冬は、長距離滑走で思いきりウィンターシーズンを楽しみましょう。

長距離のコースがあるスキー場って行ったことある？

あるよ！せっかく滑るなら気持ちよく満足して滑りたいよね。

滑走距離が長いスキー場ってどこにあるんだろう？

じゃあ滑走距離どんなスキー場があるか、おすすめのゲレンデを一緒に見てみましょう。

最長滑走距離10〜8kmの人気スキー場

【10km】日本屈指の最長滑走距離を誇る 「野沢温泉スキー場」（長野県）

長野県にある「野沢温泉スキー場」の最長滑走距離は約10kmと超ロングランが楽しめるスキー場です。山頂エリアの「やまびこゲレンデ」「上ノ平ゲレンデ」「パラダイスゲレンデ」「ビギナー林間コース」と4コースをつなげると、最長で距離を滑走することが可能です。
山頂から最下部までの標高差は1,085mあり、雪質にも恵まれています。トップは1,650mとかなり高いことから、絶景も楽しめるのもポイントです。
44本あるコースの中でも最大斜度を誇る「チャレンジコース」は39度と急勾配。中にはコブ斜面のあるコースもありますが、初心者でも安心な広い緩斜面のコースも多数あります。

子ども連れなら「キッズパーク」もおすすめ。スリリングなソリやチュービングコースは雪遊びデビューにぴったりです。
麓には、700年代に発見されたといわれる歴史ある「野沢温泉街」が広がっており、各旅館やホテルに自慢の温泉があります。温泉街には天然温泉100%かけ流しの共同浴場が13ヶ所点在していることから、スキー帰りの「外湯めぐり」も人気です。
車でのアクセスは、上信越自動車道の豊田飯山ICから約25分、東京都内からだと約3時間で到着することができます。電車は、北陸新幹線飯山駅より村内直通バスと無料直通シャトルバスを乗り継いで約40分です。

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【10km】幻想的な樹氷が見られる「山形蔵王温泉スキー場」（山形県）

山形県にある「山形蔵王温泉スキー場」の最長滑走距離は約10km。
山頂から始まる「ザンゲ坂」「樹氷原コース」「ユートピアゲレンデ」「百万人ゲレンデ」「横倉ゲレンデ」と5コースをつなげると、最長距離を滑走することができます。
変化に富むコースが数多くあり、単独スキー場では東北最大級の面積を誇ります。標高が比較的高い位置にも初心者が滑走できるコースがあることと、本州のスキー場の中でもかなり雪質がよいことで人気です。
首都圏からは山形新幹線を利用して約2時間30分とアクセスも良いため、海外から訪れる外国人が多いのも特徴です。
なお、最上部コースである「ザンゲ坂」は美しい樹氷を鑑賞でき、景色を楽しみながら滑ることができるため世界的にも有名な場所となっています。
お腹が空いたら蔵王ロープウェイ地蔵山頂にある「レストラン山頂」の山形三元豚の焼肉丼やいも煮そばがおすすめ。
スキー場のすぐ近くに開湯1900年を迎えた「蔵王温泉街」があり、3つの共同浴場、3つの足湯、5つの日帰り温泉施設があり、スキー後に贅沢な湯めぐりを楽しむこともできます。日帰りでも宿泊でも満足できるスキー場のひとつです。

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【8.5km】天気の良い日は富士山が望める「妙高杉ノ原スキー場」（新潟県）

新潟県にある「妙高杉ノ原スキー場」の最長滑走距離は約8.5km。
「しゃくなげコース」「パノラマ連絡コース」「杉ノ原連絡コース」「ダウンヒルコース」「白樺コース」「ファミリーコース」の6コースをつなげると、最長距離を滑走することができます。
スキー場最上部の「しゃくなげコース」では素晴らしい景色と上質のパウダースノーが楽しめ、天気が良く空気の澄んだ日には富士山を望める絶景ポイントもあります。条件がそろえば、美しい雲海を見られる可能性も。めったにお目にかかれないきれいな絶景を眺めながらの滑走は、きっと心奪われるはず。
最上部の頂上からの麓までの標高差が1,124mあり、高低差を活かしたコースは全16本。スノーパークやクロス・モーグルコースも人気があります。
車では上信越道妙高高原ICから約10分とアクセスが良好で、急な坂道もないため、雪道になれない方でも運転しやすいのがうれしいポイント。電車は、北陸新幹線上越妙高駅で「えちごトキめき鉄道」に乗り換え、妙高高原駅から車で約15分です。
なお、飲食施設は、地元食材を活かした全8店舗と充実しています。

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【8km】長野オリンピックの会場になった「白馬八方尾根スキー場」（長野県）

長野県にある「白馬八方尾根スキー場」の最長滑走距離は8km。
「リーゼングラート」から出発し、「黒菱ゲレンデ」「咲花ゲレンデ」をつなぐ「スカイラインコース」を通過すると、最長距離で滑走することができます。
「白馬八方尾根スキー場」は、長野県北部の白馬村にあり、総面積220haとエリア最大級のスキー場。極上のパウダースノーと難易度の高い多彩なゲレンデがあることから、1998年に開催された長野オリンピック・パラリンピックの競技場となりました。特にアルペンスキーの「男女滑降」、「スーパー大回転」の会場として使用されたことから、現在も「オリンピック」という名前が付くコースが2つ存在します。
規模の大きさもあり、世界中から利用者が訪れる白馬エリアで注目のスキー場です。子ども連れファミリーが楽しめる「なぎやまスノーランド」や「アドベンチャーパーク咲花」は全長80mのムービングベルトがあり、子どもさんのゲレンデデビューにもぴったり。
白馬八方名物「おひょっくり鍋」がおいしい「スノープラザ咲花」を始め、全10店舗の豊富なメニューをそろえた飲食施設も充実しています。そして滑り終わった後は、日本唯一の天然水素温泉「白馬八方温泉」を利用し、つるつるたまご肌になりましょう！

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最長滑走距離〜8kmの人気スキー場

【6.4km】絶景の「エイブル白馬五竜＆Hakuba47 ウインタースポーツパーク」（長野県）

長野県にある「エイブル白馬五竜&Hakuba47 ウインタースポーツパーク」の最長滑走距離は6.4km。標高が高いため、11月下旬からGWまでロングシーズンで楽しめるスキー場です。
上質な粉雪とアルプスの絶景が楽しめるこのスキー場は、隣接する「Hakuba47ウインタースポーツパーク」とコース上でつながっており、1枚のリフト券で両スキー場が利用できます。ゴンドラで標高1,500m超の山頂へ上がると、北アルプスの絶景が一望。「アルプス平ゲレンデ」、「とおみゲレンデ」「いいもりゲレンデ」の3エリアで構成される豊富なコースには、スノーパークもあります。
センターハウス「エスカルプラザ」の地下1階に日帰り温泉「白馬姫川温泉 竜神の湯」があり、スキー疲れを癒やすことも可能です。
また、「とおみゲレンデ」の目の前にあるメインレストラン「カフェテリアレストラン ハル」をはじめ、6店舗の個性あふれる飲食施設が常設。こどもと一緒にそりや雪遊びを楽しめるキッズパークがあるだけでなく、疲れたお子さんを遊ばせるための室内施設「キッズルーム」や「ウッドランド」、オムツ替え台などのベビー設備も充実しています。

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【4km/6km】ゴンドラで行き来できる「苗場・かぐらスキー場」（新潟県）

新潟県にある「苗場スキー場」の最長滑走距離は4km、「かぐらスキー場」の最長滑走距離は6km。
「苗場スキー場」は、バラエティに富んだゲレンデで初級者・中級者・上級者・家族連れなどみんなが満喫できます。おとなから子どもまで楽しめる「カッパスノーモービルランド」も人気のエリアです。免許不要なため、簡単なガイドを受けるだけで小学生以上ならスノーモービルの乗車体験が可能。10分間のお手軽コースと、60分間のツーリングコースが選べ、気軽に雪上ドライブができます。
「かぐらスキー場」は標高が高く、上越国境ならではの絶景を楽しめるのが特徴。また4つのスノーパークは初級向けと中級向けに分かれており、スキルに合わせて選ぶことができます。特におすすめのコースは上級者向けの「林間エキスパートコース」です。かぐらスキー場最上部にある林間コースは非圧雪の大自然が残されているエリア。針葉樹林に囲まれたコースにチャレンジしてみてください。
なお、どちらのスキー場も、小学生までの子どものリフト代が無料という点が親子連れにうれしいポイントです。
「苗場スキー場」と「かぐらスキー場」との間に日本最長ゴンドラ「ドラゴンドラ」が設置されており、Mt.Naeba共通リフト券を購入すれば、約25分で両方のスキー場を気軽に行き来することができます。

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【6km】スノーパークが充実している 「舞子スノーリゾート」（新潟県）

新潟県にある「舞子スノーリゾート」の最長滑走距離は6km。
「ランランコース（奥添地エリア・長峰エリア）」で最長滑走ができます。首都圏からのアクセスが良く、車では関越道塩沢石打ICより約1分、新幹線は越後湯沢駅から無料シャトルバスがあり、スキーセンターまで約30分です。
「奥添地エリア」「長峰エリア」「舞子エリア」の3エリアからなる自然の地形を生かした全26コースは、初心者から上級者まで楽しめるコース設計。ハイクオリティなスノーパーク「MAIKOSNOWPARK ”GARDEN”」と「STEP UP PARK」は定期的にレイアウトが変わるので、いろいろなアイテムでスキルアップすることができます。
また、名物コースの「PeakPerformanceオフビステゾーン」は、条件付きで解放される非圧雪エリア。極上のパウダースノーで滑走できる屈指の難関コースは、滑走距離約1,000m、最大斜度32度の魅力的なコースです。
「日帰りスキーセンター」には無料休憩所、アメニティグッズが充実した「スパ舞子温泉 飯士の湯」、宅配便で送ると荷物を預かってくれるサービス等があり、気軽に日帰りスキーを楽しむことができます。

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【6km】日本最大級の広大な面積の「上越国際スキー場」（新潟県）

新潟県にある「上越国際スキー場」の最長滑走距離は6km。
緩斜面ロングコース「ファミリー林間コース」が最長滑走となっており、山頂から絶景を見ながら滑ることができます。日本の単体のスキー場としては最大級と言われており、コース面積380haは東京ドーム214個分に相当。
非常に複雑なレイアウトが特徴のスキー場です。名物コースは上国の壁と呼ばれる最難関「大別当チャンピオンコース」。平均斜度38度、最長距離700mのコースで、コブ愛好者にもおすすめです。キッカーやレールが充実した「スノーパーク」「長峰・大別当ハーフパイプ」があり、スキー・スノーボードのどちらも楽しむことができます。
雪遊び専用ゲレンデ「キッズパラダイス」やソリ専用エリア「ソリランド」など、キッズパークも充実しているので子どもと一緒に楽しめるのもうれしいポイント。
電車でのアクセスが抜群で、上越国際スキー場前駅で下車するとスキー場が目の前にあります。メインゲートの日帰りセンター「アネックス」には、シーズン最新モデルを借りられるレンタルコーナー「サロモンステーション」、日帰り温泉「縄文の湯」、レストラン「モンブラン」があり日帰りの手ぶらスキー・スノーボードの拠点として便利です。

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標高が高く、雲海が望める「竜王スキーパーク」（長野県）（6km）

長野県にある「竜王スキーパーク」の最長滑走距離は約6km。頂上から「スカイランドAコース」「木落しCコース」「バレー第10ゲレンデ」「バレー第8ゲレンデ」「バレー第4ゲレンデ」「バレー第1ゲレンデ」の6コースをつなげると、最長距離を滑走することができます。
標高1,770mのロープウェイ山頂からは、条件が良ければ雲海が広がり、幻想的な世界を味わうことができます。「スカイランドエリア」は樹氷を鑑賞しながらの滑走ができ、標高が高いからこそ味わえる良質なパウダースノーを満喫できるのが特徴です。
そして、竜王名物「木落しコース」は、最大斜度36度、最長距離1,400mのコースで、沢地形やツリーランが魅力。
スノーボードが満喫できるスノーパークはイージーアイテムが中心となっており、女性でも初心者でもこどもでも挑戦しやすいエリアです。パーククルーが無料でアドバイスしてくれるので、初めてでも楽しみながら上達できます。
ゆったりと食事を楽しみたいなら、バレー第3ゲレンデにある「KAMAKURA POT dining」がおすすめ。雪の中に作ったドーム型かまくらレストランとなっており、雪景色を見ながら暖かいコタツに入って食事を楽しみましょう。

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長距離滑走しながら絶景を望める規模が大きい有名なスキー場が多数！

最長滑走距離10km～4kmのスキー場をご紹介してきました。長野オリンピックで使用された「白馬八方尾根スキー場」など、今までに一度は耳にしたことがある有名なスキー場が多かったのではないかと思います。周辺には、個性的な温泉も多数存在していますので、ロングラン滑走も宿泊して思う存分満喫しましょう。

標高が高く、眺めのいいスキー場が多いようだね。天気をしっかりチェックして、宿泊でぜひ行きたいね！

滑った後の温泉も楽しみ。今年の冬は最高の思い出を作りに、心が洗われるような絶景をロングランで眺めにいこう！