スキーヤー・スノーボーダーにとって、「雪質」と「天候」はライディングを決める重要なポイントです。また初心者にとっても、雪質によって滑りやすさが変わってくるため気にする人は多いでしょう。この記事では、雪質の良いスキー場をランキングにして紹介します。ぜひ参考にしてください。

サラサラのパウダースノーが楽しめるスキー場　ベスト10

1位　かぐらスキー場（新潟県）

上越新幹線の越後湯沢駅から有料送迎バスで約20分のところにある、かぐらスキー場。都心からもアクセスしやすいスキー場です。標高が高いので積雪量が安定しているだけでなく、12月下旬から3月上旬はほぼ毎日パウダースノーで滑れるのが魅力。営業期間も11月下旬から5月の最終週まで滑走可能で、春までスキーが楽しめるスキー場です。

横に広いかぐらスキー場は、家族連れでも楽しめるみつまたエリア、非圧雪や急傾斜コースも充実しているかぐらエリア、ゆるい傾斜が多い田代エリアの３つに分かれています。田代エリアからはゴンドラでMt.Naebaにも移動もできるので、２つのビッグゲレンデを満喫することもできます。

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2位　ホワイトワールド尾瀬岩鞍（群馬県）

広大なゲレンデと自然を活かして作られた、多彩なコースが魅力のホワイトワールド尾瀬岩鞍。関東最大級のゲレンデは、標高が高く、雪質が良いと評判です。スキー場は岩鞍エリアと、西山エリアに分かれていて、コースは全部で16本。中級者向け、上級者向けが多く、過去二度、群馬国体の会場になった国体女子コース（西山）と、国体男子コースはどちらも上級者向け。技術に自信のある人はぜひ挑戦してみてください。

コースはすべて非圧雪。降雪のあったあとは、ゲレンデはサラサラのパウダースノーに覆われるので、粉雪を舞い上げて滑るなんてこともできそうです。尾瀬岩鞍のミルキーウエイの頂上からの眺望も最高。さらに3,200ｍのロングコースは、広々としているので滑りやすいです。

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3位　エイブル白馬五竜＆Hakuba47 ウィンタースポーツパーク（長野県）

毎年、多くのスキーヤーが極上の雪質、絶景、多彩なコースに魅了されてやってくるエイブル白馬五竜＆Hakuba47ウィンタースポーツパーク。このスキー場はエイブル白馬五竜と、Hakuba47、２つのスキー場で構成されています。非圧縮コースが楽しめるエイブル白馬五竜スキー場、サラサラのパウダースノーが満喫できるロングコースを完備しているHakuba47、どちらも上質な雪が自慢です。

さらにもう一つの魅力は、景色の良さ。ゴンドラで標高1,515ｍまで上がると、アルプス平ゲレンデの頂上。そこから白馬連峰の雄大な山々と白馬の街を見下ろすことができます。また、地蔵の頭からの眺めも最高。ここは初心者コースと中・上級者コースがわかれているので、誰でも滑って麓まで下りられます。

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4位　白馬八方尾根スキー場（長野県）

北アルプスの3,000m級の山々が連なった白馬八方尾根スキー場。雪質の良さはもちろんのこと、このスキー場の魅力はなんといってもロングコースが多いことです。全長2㎞以上のコースが6本もあるので、一日で全コース制覇は難しいかも知れませんね。宿泊して滑り倒したい、そんなスキー場です。

コースのレイアウトは、中級者以上が多いですが、初心者でも迂回コースなどを利用すれば十分に満足できます。非圧雪やコブや、急傾斜もあるので、難所をせめたい超上級スキーヤーも満足できます。また、スキーのほかにもゴンドラの頂上、兎平にあるコロナエスケープテラスでは絶景とお酒が飲めるカフェスペースがあるので、一休みはここがおすすめです。

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5位　丸沼高原スキー場（群馬県）

日光白根山ロープウェイで山頂まで登れば、標高2,000mまで一気に行ける丸沼高原スキー場。絶景とともに最高滑走距離4,000mのロングライドが楽しめる丸山は、降雪があった翌日は圧雪しないこともあるのでサラサラ、フワフワの自然の雪の上を滑ることもできます。上質な雪で滑りたいなら、降雪の次の日を狙っていくといいでしょう。

全長755ｍの非圧雪シルバーコースは、最大斜度32°の長いコブ斜面。もちろんこのコースも降雪があればゲレンデをパウダースノーが覆いつくします。ボーダーに人気の「地形遊びの楽園」は、丸沼育ちのライダー宮崎匡介がアレンジ。倒木などを利用したコースは、丸沼の自然を生かしたラインになっていて人気です。

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 6位　HAKUBA VALLEY 栂池高原スキー場（長野県）

北アルプス白馬エリア最大級のスキー場、HAKUBA VALLEY 栂池高原スキー場。ここのパウダースノーは「TSUGA POW」と呼ばれていて、この雪を目当てに多くのスキーヤーがやってくるほど良質で滑りやすいです。

また、このスキー場の特徴は、雪質だけでなく、どんなレベルのスキーヤーでも楽しめるバランスの良いレイアウト。たとえば初心者でも安心して滑れる「鐘の鳴る丘ゲレンデ」、通称「カネナル」は、コース幅が1,200mと広いだけでなく、緩斜面なので初めてゲレンデに立つスキーヤーやボーダーに最適。もう少し難しいコースをせめたいなら、「ハンの木ゲレンデ」がいいしょう。斜面の角度が色々変化し、さらにコブも楽しめます。

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7位　志賀高原スキー場（長野県）

ご存じ志賀高原スキー場は、大小の18のスキー場が集まって構成されているビッグゲレンデです。中央エリア、焼額・奥志賀エリア、渋峠・横手山・熊の湯エリアの3つに分けることができ、全コースの面積を合わせると425ha。しかも雪質はどのエリアも良くて滑りやすいですが、特に渋峠・横手山・熊の湯エリアは標高が高いので、サラサラで上質なパウダースノーと出合える可能性高し！

全79コースは1枚の共通券キーカードで回ることができるので、「すべてのコースを制覇！」を目指したいところですが、広すぎて一日では難しいかも……。泊まりがけで訪れたいスキー場です。

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8位　竜王スキーパーク（長野県）

SURF＆SNOWで日本パウダーランキング1位を獲得した竜王スキーパーク。雪質の良さは折り紙つきのふかふかでサラサラなパウダースノーが堪能できます。コースのバランスも良く、初心者向けのバレーエリア、上級者向けの木落としエリア、スカイランドエリアに分かれていて、特に上級者向け竜王名物の非圧雪コース「木落しコース」は全長2,000m。滑りごたえのあるコースになっています。

ここを訪れる約9割はボーダー。いい雪でゴン攻めしたいボーダーが集うスキー場です。そしてここに来たら、もう一つ思い出を作ってほしいのが、世界最大級の166人乗りロープウェイに乗って、標高1,770ｍの高さにあるSORA terraceから見る雲海の絶景。夕暮れ時は神秘的で、感動なので、ぜひ大切な人と行ってみてください。

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9位　菅平高原スノーリゾート（長野県）

ダボスエリア、太郎エリア、パインビークエリアの3つのエリアで構成されている菅平高原スノーリゾート。裏太郎 チャレンジコースは、未圧雪の急斜面でシーズン前半はパウダースノーが、そして後半になるとコブが楽しめます。

また、オオマツ ホワイトピークは、非圧雪エリアで気持ち良く滑っていたかと思うと、麓に近づくにつれ圧雪バーンに。これはこれで楽しめる上に、あまり人がいないので穴場的コースです。中・上級レベルの人はぜひ挑戦してみてください。初心者でも楽しめるコースは、高速トリプルリフトに乗って山頂へ。絶景を見ながら1,300mのコースをスイスイ滑れば、気分爽快です。

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10位　川場スキー場（群馬県）

都心から車で約2時間の「川場スキー場」。アクセスが良く、日帰りで滑りに来る人が多いスキー場です。コンパクトなスキー場ですが、山頂の標高は約1,870m。雪も極上のパウダースノーで、コースは初級者コースが2本、中級者・上級者コースがそれぞれ4本とバランスのいいレイアウトになっています。

そして初級者コースは、1㎞を超えるロングランが堪能できるので、長い滑走に挑戦したことがないビギナーは、山頂から麓まで滑る達成感をここで味わってみてください。きっと病みつきになるはずです。オープン前のゲレンデを雪上車で山頂まで行く「ファーストトラック」を利用すれば、まだ誰も滑っていないゲレンデを独り占めできて、最高の1本が滑れそうです。

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パウダースノーを求めて、お気に入りのスキー場を見つけてみよう

どうでしたか、雪質の良いスキー場、すぐにでも行きたくなりましたか。特にパウダースノーと呼ばれる粉雪が積もるゲレンデは、初心者から上級者まで、「滑りやすい」ので人気があります。今シーズンはランクインしたスキー場を制覇し、あなたなりのおすすめランキングをつけてみてはいかがでしょう。