パウダースノー

パウダースノーとは?楽しめる5つのスキー場をご紹介

ゲレナビ 運営事務局

投稿日2023.02.15 更新日2023.02.13

パウダースノーという言葉を耳にしたことがあるでしょうか。サラサラ、フワフワの粉雪、パウダースノーは、特定の条件をクリアすれば日本各地のスキー場で楽しめます。今回の記事ではパウダースノーについて解説し、注目される理由やスキー場をご紹介します。

 

パウダースノーとは

「パウダースノー」とは、どんな雪なのでしょうか? パウダースノーの概要と特徴などを説明します。

パウダースノーとは

パウダースノー

「パウダースノー」とは、サラサラした粉雪のことをいいます。雪には水分を含みベタベタとした重いタイプの「湿雪」と、水分をあまり含まずふかふかした手触りの「乾雪」があります。「パウダースノー」は、後者の乾雪です。握ろうとするとすぐに溶けてなくなってしまうので、雪だるまを作ったり、雪合戦をしたりするのには向きませんが、パウダースノーに覆いつくされたゲレンデは、スキーヤー・ボーダーにとっては憧れ。パウダースノーを求めて、スキー場を選ぶ人も少なくありません。

パウダースノーの特徴

パウダースノー

雪は海の水分が太陽で温められ上昇していくと、上空で温度が低くなり冷やされて小さな氷の粒になります。この時、水蒸気がほぼ凍ると水分のないパウダースノーになるのです。日本のスキー場は豪雪地帯、標高が高いところに造られているなどの好条件が重なり、上質な粉雪が楽しめるゲレンデが多く、世界中のスキーヤー・ボーダーからは「JAPOW(ジャパウ)」という愛称で呼ばれていています。パウダースノーの特徴は雪の結晶がそのまま降り、水分を含まないので軽いため風に舞ってフワフワ飛ぶように舞います。

 

パウダースノーが注目される理由

世界からも人気のある日本の「パウダースノー」。なぜ多くのスキーヤーはパウダースノーを求めてスキー場を選ぶのでしょうか。

軽くて滑りやすい

パウダースノー

「パウダースノー」を滑ると、「うまくなった」と思うはずです。それぐらい軽い雪は滑りやすく、しかもスピードも出て、フワフワで滑っていても気持ちいいです。ベテランスキーヤーは新雪の気持ちよさに魅了され、それを求めてスキー場を探す人もいますが、初心者は注意が必要です。フワフワの雪はスピードをコントロールするのがとても難しく、止まることも大変です。さらに滑り方もちょっとしたコツが必要となります。

雪が柔らかく、転んでもいたくない

パウダースノー

パウダースノーの上はフカフカ。だから転んでも雪がクッションになって、いつもよりいたみを感じません。初心者は「ならば断然、新雪で練習したほうがいいじゃん!」と思うかも知れませんが、非圧雪の雪は起き上がるときに踏ん張ることができず、雪に埋もれてしまうことがあります。そのため傾斜が緩いゲレンデや、雪が多いところはいつもより注意して滑らないと、大きな事故を引き起こすこともあります。

 

パウダースノーが楽しめる条件

パウダースノーが楽しめるスキー場の条件は、主に以下の3つです。

積雪量が豊富

パウダースノー

スノーパウダーを楽しむためには、雪が降る地域というのは第一条件です。日本にあるスキー場の半分以上の地域が、大量の雪が降る豪雪地帯といわれているため、この条件は比較的クリアしやすいともいえます。

内陸部で厳しい寒さ

パウダースノー

スノーパウダーを楽しむなら、山に囲まれている内陸部のスキー場を選びましょう。日本海側から吹く冷たく、湿った季節風が山にぶつかると、雪の結晶は上昇気流にのり上空に舞います。それが乾いた雪となって粉雪になるのです。海沿いのエリアよりは山間部のほうがスノーパウダーは発生します。地域としては、新潟、長野、北海道などにスノーパウダーが楽しめるスキー場が多いです。

標高が高い

パウダースノー

積雪量が多く、内陸部の厳しい寒さが必要。そしてもう1つの条件が、標高の高い場所にスキー場があるというのも必要不可欠です。なぜなら平地に比べて、標高の高い山は気温が低いため、乾いた雪が降りやすいからです。この条件をクリアしやすのは北海道と思いがちですが、関東近郊にもパウダースノーを楽しめるスキー場はたくさんあります。

 

 パウダースノーが楽しめるスキー場5選

サラサラのパウダースノーで代表的な5つのスキー場をご紹介したいと思います。

野沢温泉スキー場(長野)

パウダースノー

国内はもちろん、海外のスキーヤーからも雪質のよさでは定評がある野沢温泉スキー場。このスキー場の魅力は、ガンガン滑っても一日ではすべてのゲレンデを制覇するのが難しいぐらいコースが豊富。とくにパウダースノーを楽しみたいと思っている上級者は、標高1,070m~900m、全長300mの「チャレンジ39°のカベ」がおすすめ。最大斜度39°の急斜面はスリルと迫力満点。特に非圧雪エリアは、ゲレンデのコンティション次第でシュプールを描いて滑ることができて気分爽快です。

基本情報
名称 野沢温泉スキー場
コース コース44本・リフト19本・最長滑走距離10,000 m
レベル  初・中・上級者向け

野沢温泉スキー場の詳細・ツアーの予約はこちら

 

斑尾高原スキー場(長野)

パウダースノー

積雪量の多さ、標高1,000mの場所にあり標高が高い、そして山に囲まれた内陸部に位置するなどパウダースノーが楽しめる条件がそろった斑尾高原スキー場。100%天然雪を誇るこのスキー場は非圧雪とツリーランコースが充実しています。特にツリーランコースは毎年、新しいコースがオープンするので滑り飽きるということがありません。最長1,500mのロングコースは、地形を生かした林間コース。もちろん非圧雪エリアもあるのでパウダースノーがたっぷり堪能できるレイアウトになっています。

基本情報
名称 斑尾高原スキー場
コース コース30本・リフト11本・最長滑走距離2,500 m
レベル  中級者向け

斑尾高原スキー場の詳細・ツアーの予約はこちら

 

かぐらスキー場(新潟)

パウダースノー

都心からのアクセスもよく、12月下旬から3月上旬ぐらいまではほぼ毎日パウダースノーが楽しめる「かぐらスキー場」。このスキー場の魅力はとにかく積雪量が安定していることです。スキー場は横に広くて、3つのエリアに分かれていますが、非圧雪エリアはスキー場の約35%もあります。降雪のあった翌日は、サラサラの粉雪の上をサクッと滑れます。

基本情報
名称 かぐらスキー場
コース コース32本・リフト18本・最長滑走距離6,000m
レベル  初・中級者向け

かぐらスキー場の詳細・ツアーの予約はこちら

 

舞子スノーリゾート(新潟)

パウダースノー

日帰りでパウダースノーのゲレンデを滑りたいと思っているスキーヤー・ボーダーにおすすめしたいのが「舞子スノーリゾート」。車でのアクセスがよく、1,200台収容の駐車場もあります。土日・祝日限定の仮眠室は23時45分から利用が可能で、スパにも入れます。朝までゆっくり仮眠が取れるので、スキー場のオープンからクローズまでガンガン滑りたいと思っている人は、この施設を上手に使えば宿泊代を節約できそうです。また上級者は自然の起伏をそのまま生かした非圧雪コースに挑戦してみましょう。パウダースノーやコブも楽しめるコースは、スリルと迫力満点です。

基本情報
名称 舞子スノーリゾート
コース コース26本・リフト10本・最長滑走距離6,000m
レベル  初・中級者向け

舞子スノーリゾートの詳細・ツアーの予約はこちら

 

丸沼高原スキー場(群馬)

パウダースノー

山頂の標高2,000mは、パウダースノーが楽しめる条件の一つ「標高の高さ」をクリア。山頂までは日光白根山ロープウェイを使えアッという間です。そんな「丸沼高原スキー場」は、コースの半分は中級者向けで構成されています。またスノーパークは3か所あり、それぞれレベルによってわけられているので、安心です。子ども連れは、入場無料のキッズパークエリアで楽しむのがいいでしょう。

基本情報
名称 丸沼高原スキー場
コース コース13本・リフト9本・最長滑走距離4,000m
レベル  中級者向け

丸沼高原スキー場の詳細・ツアーの予約はこちら

 

やっぱり滑りたいパウダースノー

パウダースノーについてご紹介してきました。パウダースノーは通常のスキー場に比べて人気といえます。この冬に行くスキー場を決める際には、パウダースノーが楽しめる場所を検討してみてはいかがでしょうか。

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