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キッズのスキーウェア選びでは、いくつか注意するポイントや、選び方のコツが存在します。そこで本記事では、おすすめのキッズ用スキーウェア15選と、選び方のポイントを解説します。キッズ用スキーウェア選びに悩んでいる方は、ぜひ本記事を参考にしてください。
「スキーデビューするこどもにどんなウェアを着せたらいいの?」
「成長速度が早いからコスパのいいスキーウェアが欲しい」
「スキーウェアとスノーボードウェアって併用できるの?」
上記のような思いを持っている親御さんは多いのではないでしょうか。
キッズ用のスキーウェアを選ぶポイントは次の4つです。
キッズ用のスキーウェアを初めて買う方だけではなく、サイズアウトや不具合で新しいスキーウェアを探している方でも、選ぶときに注目したいポイントは同じです。こどもがゲレンデで、安全かつ快適に過ごせるスキーウェアを選びましょう。
キッズ用のスキーウェアは、上下がつながった「つなぎ」タイプと、上着とズボンが別々の「セパレート」タイプの主に2つのタイプです。
おすすめのタイプは、ゲレンデでの過ごし方によって分けられます。
つなぎタイプは、主に雪遊びやソリを楽しむ小さいこども向け。セパレートタイプはスキーやスノボを始めるこども向けです。
ゲレンデでは大人もこどもも大興奮で、気がついたらコース以外の場所に入り込んでしまうかもしれません。さらに、混雑している日は、ゲレンデだけではなくレストランや屋内施設で迷子になる可能性もあります。
こどもが迷子にならないように注意を払うことはもちろんですが、万が一の場合に見つける手がかりになるのが、スキーウェアの色。できる限り目に付きやすい色を選ぶのがおすすめです。
白銀の世界で目立つのは、赤、黄色、黒、紫など、濃くはっきりした色。他のスキーヤーとの接触防止にもつながります。淡いカラーを着せたいと考えている方は、帽子やゴーグルなどの小物に派手な色を取り入れてみましょう。
スキーウェアは冬のシーズンに活躍しますが、他の季節には出番がありません。
「去年買ったスキーウェアが、今年はもう入らなくなってしまった!」と、数回袖を通しただけで着られなくなってしまった経験はありませんか?
サイズを調整できる機能がついたスキーウェアのモデルであれば、ワンシーズンで着られなくなる残念な思いをせずに済みます。
ドローコードやボタンで、上着の袖やズボンの裾の長さを合わせるタイプや、ウエストにアジャスターがついているタイプなど、ブランドやモデルによって調整方法はさまざまです。
サイズ調整機能があるモデルでも、大き過ぎると、もたついて動きにくくなり、ケガにつながりかねません。今より少し大きめのサイズを選び、試着を忘れないようにしましょう。
セパレートタイプのスキーウェアを選ぶなら、パウダーガードが付いているタイプがおすすめです。パウダーガードとは、スキーウェアの内側に雪や水が入ってしまうのを防ぐ機能です。ジャケットの裾や、ズボンのウエスト部分にあり、パウダスカートとも呼ばれています。
砂風呂のように雪に埋もれてみたり、雪面を転がって遊んだり、自由に雪と触れあいたいキッズには必須の機能です。スキーやスノボデビューで、転倒が多く、雪面におしりを付ける回数が多い場合にも、パウダーガード付きのスキーウェアが向いています。
雪が入り込み、スキーウェアの中がぬれてしまうと、不快なうえ、体温を奪われてしまい、体調不良につながるかもしれません。パウダーガード付きのスキーウェアを選びましょう。
「選ぶポイントを踏まえて、早速購入しよう!」と考えているなら、インターネット通販を利用すれば手間がかかりません。しかし、直接店舗で購入する場合は、しっかりと試着ができて安心です。大きめのサイズを検討している場合は、試着は必須です。また、通販でも試着や返品ができる場合があるため、サービスについて確認してみましょう。
キッズ用のスキーウェアにおいても、有名スポーツブランドやアウトドアブランドからスキーウェアが発売されています。大人のスキーウェアに引けを取らないスタイリッシュなデザインや、高機能、耐久性に優れたモデルが多数あり、どれにしようか迷ってしまうほど。
明確な数値で差が出るのは、耐水圧と透湿性です。
耐水圧とは、防水性能を表します。ゲレンデで行動していると、雪面に接触したり、雨や雪に降られたり、いくら気をつけていてもスキーウェアはぬれてしまいます。じわじわと水が染みこんでくるスキーウェアでは快適に過ごせません。耐水圧が10,000mm程度あれば十分です。
透湿性とは、蒸れにくさを示す数値です。汗っかきのこどもには、透湿性が5,000g以上あるスキーウェアが理想的です。これから最新のキッズ用スキーウェアを紹介しますので、参考にしてください。
「DESCENTE」(デサント)は、日本のスポーツ用品メーカーです。フランス語で「滑降」を意味するブランド名を冠し、スキーウェアの開発を長年行ってきました。DESCENTEが手がけるスキーウェアはオリンピックでも採用されており、高機能です。
このスキーウェアは、「キッズデザイン賞」を受賞。キッズが安全に安心して、かつ快適に滑るための機能が充実しています。身長差20cmまでサイズ調整可能で、家庭の洗濯機で洗えるのも親御さんにとっては嬉しいポイントです。
「より永く」「より快適な」「より安心に」をコンセプトに、キッズ向けでも高品質なのがDESCENTEのスキーウェア。汗をかくキッズのために透湿性の高い生地を使用し、ゲレンデで快適に過ごせます。フードは、引っかかったら簡単に外れる工夫がされており、安全面にも配慮したデザイン。家庭で洗濯でき、型崩れせず洗濯に耐えられる構造です。グラデーションの色合いや、幾何学模様の柄のジャケットは、おしゃれにこだわるキッズにぴったりです。
デザインのかわいらしさが目を引く「RESEEDA」(レセーダ)から、つなぎタイプのスキーウェアをピックアップ。雪遊びを楽しみたい小さなキッズ向けです。着ぐるみのようなデザインのかわいらしさだけではなく、機能もバッチリ。
RESEEDAは新JIS規格に対応し、事故のリスクがない安全なスキーウェアを手がけています。サイズ調節が可能なのはもちろん、名前タグはお下がりでも安心の2人分書ける工夫も。抗菌加工素材を使い、徹底してキッズと家族に寄り添ったスキーウェアです。
1961年創業の老舗メーカー「ONYONE」(オンヨネ)が手がけるキッズ用ブランドのひとつが「Sportum」(スポータム)です。保護者が手を出しにくいキッズ用の本格的なスキーウェアを、気軽に購入できる価格帯に抑えています。安全のため、事故を防ぐため、引っかかるコード類を外側に出さない構造です。万が一の場合のホイッスルも内蔵。キッズが着たくなるような、かっこいい迷彩柄とプリンセスモチーフ柄で、ゲレンデでもごきげんで過ごせるスキーウェアです。
世界中にファンを持つアウトドアブランド、「THE NORTH FACE」(ザ・ノース・フェイス)。テントやタープ、寝袋などのアウトドアのギアを得意とするブランドのスキーウェアは耐久性に優れています。
つなぎタイプのスキーウェアは、ジュニアサイズもあります。シンプルなデザインに、ウォータープルーフの高品質な生地、動きやすさを追求したモデルです。ポケットのドローコードでサイズ調節も可能。雪山で活発に遊びたいキッズを快適にサポートします。
「ROXY」(ロキシー)は、アクティブなライフスタイルを好む女性のために生まれたスポーツブランドです。感度の高いおしゃれな女の子を満足させるデザインと、高い機能性を持つスキーウェアで、ゲレンデでひときわ輝く存在に。
着脱可能なフードとファーがついたジャケットは、タウンユースにもおすすめ。ROXYならではの軽く保温性の高い生地は、雪山でも極寒の日でも冷えから守ります。お持ちのアウトドアパンツやスノーパンツに合わせたコーディネートを楽しみましょう。
胸元までつながっている、オールインワンタイプのビブパンツは、雪が入りこみにくいのが特徴です。スキーで派手に転んでも、雪遊びでパウダースノーにつっこんでも問題なし。思い切り雪を満喫したい女の子におすすめなのが、ROXYのビブパンツです。
防水性と透湿性に優れた生地を使用し、ベンチレーションで通気性もバツグン。サスペンダーでサイズ調節が可能です。胸元の大きなポケットがアクセントで、ジャケットを脱いでもかわいくおしゃれに過ごせます。
最新の素材や技術を導入し、アスリートから初心者まで、ウィンタースポーツを楽しむすべての人が快適に安心して過ごせるようなスキーウェアを開発し続ける「Phoenix」(フェニックス)。
ジャケットとサスペンダー付きパンツのセットです。20cm調節可能で長く着られます。発熱効果による保温性が高い中綿で、標高の高いスキー場でも温かく快適。スリムなシルエットで、スピードを出してももたつきにくいのが特徴です。技術向上を目指すキッズにおすすめ。
「Columbia」(コロンビア)は、オリジナリティのある素材や機能を備えたアウトドア向けの商品を手がけています。
スキーにもおすすめのスノボウェアは、ジャケットとビブパンツのセット。雨と汚れをはじく超はっ水機能、Columbiaオリジナルのオムニシールドが採用され、雪の中でもぬれる心配をせずに遊べます。ビブパンツには胸元にファスナーがあり、着脱も簡単です。ジャケットはリバーシブルになっており、好きなパンツと合わせて着回しも可能。
サーフカルチャーブランド「Op」(OceanPacific:オーシャンパシフィック)のスキーウェアです。バイカラーでシンプルなデザインは性別や年齢問わず着やすく、ビビッドな色柄に抵抗のあるキッズにおすすめ。
デザインだけではなく、機能性も充実。ボトムスのヒップ部分には縫い目がなく、ゲレンデでしりもちをついてしまってもぬれにくい構造です。視界を調整できるフードや、大きめのパスケースポケットなど、ゲレンデで便利な機能がうれしいポイント。
「SNOWCARVING」(スノーカービング)の、フード付きジャケットとサスペンダー付きパンツの上下セットです。大人っぽいカモフラージュ柄が目を引くジャケットは、かっこよさを追求するおしゃれな男の子にピッタリ。
パンツはリラックス感のあるゆるめのシルエットで、裾にあるしっかりとしたパウダーガードが特徴的です。サイズ調整ができるモデルですが、ドローコードはウェアの内側にあり、安全性に配慮されています。首回りに高さのあるデザインで、防寒、防風対策もバッチリです。
スノボブランド「JOYRIDE」(ジョイライド)のスキーウェアです。ジャケットとパンツの上下セットでリーズナブル。スキーウェアらしいスッキリとしたシルエットで、スキーが上達しスピード感のある滑走を楽しむジュニア世代におすすめです。
ジャケットの襟の裏と、背当てに発熱素材が使われています。パンツは脱着可能なサスペンダー付き。15cmまでのサイズ調整機能があり、どんどん背が伸びるジュニア世代でも安心です。
イタリアのスポーツブランド「FILA」(フィラ)のスキーウェアです。バイカラーのシンプルなデザインに、胸元のブランドロゴがアクセント。帽子、グローブなどの小物やスキー板とのコーディネートを楽しめます。ジャケットはドローコードで自分好みのシルエットに。パンツは肩ベルト、ウエスト、裾をそれぞれフィットするよう調節可能です。
ジャケットとパンツ共に、高い耐水性と透湿性に加え、はっ水加工でぬれにくく、スキーを始めたばかりのジュニア世代におすすめです。
華やかなネオンカラーや原色をスノーウェアにいち早く取り入れたパイオニア、「QUIKSILVER」(クイックシルバー)。大きなブランドロゴが目を引くジャケットは、プルオーバータイプで、防寒性にも優れています。耐水圧10000mmの飛び抜けた防水性能に加え、袖口のリストベルトに、スナップボタンで調節可能なパウダーガードが水の侵入を防ぎます。パウダースノーにつっこんで雪まみれになっても大丈夫。全力で雪山を楽しむキッズにおすすめです。
「BURTON」(バートン)は世界中のスノーボーダーから愛されるブランド。小さなキッズ向けのスキーウェアでおすすめなのは、全身をしっかりカバーできるつなぎタイプです。
オリジナルの素材は透湿性に優れており、汗をかいて体が冷えてしまう心配はありません。軽く、動きやすく、丈夫で、雪遊びやスキーの邪魔にならず、温かいまま過ごせます。おしりとひざが補強されているので、雪面に転がって遊んでも安心です。サイズ調整機能もあります。
「今までスキーを楽しんできたけれど、今シーズンからスノボに挑戦したい!」と意気込んでいるお子さまや、「雪遊びは卒業させて、せっかくだから親と一緒にスノボを始めさせたい」と思っている親御さんにとって、お手持ちのスキーウェアでスノボを楽しめると経済的ですよね。
スキーウェアで代用できれば、気軽にスノボにも挑戦しやすくなります。一日でスキーとスノボの両方を楽しむ贅沢な遊び方もできます。コースによって、スキーとスノボを使い分けて滑るときにも、着替えずに済みます。
また、新たにスノボウェアを購入しても、「スノボはまだ難しかったかも」と断念したり、改めてスキーが好きになったりするかもしれません。ここでは、スキーウェアとスノボウェアの違いについて、3つのポイントを解説します。
スキーウェアにとって大切な機能のひとつが、エッジガードです。エッジは、スキー板の周囲にぐるりと取り付けられている金属のことで、雪面に食い込ませて使い、スキー板をコントロールするのに役立ちます。スムーズに滑るためにサビを防止し、研いでおく部分です。金属の刃なので、素手で触ると危険です。
エッジガードは、転んでしまったときにエッジでスキーウェアが傷ついてしまわないようにするための機能です。スキーウェアのズボンの裾の内側に付いています。
しかし、スノボウェアにはエッジガードが付いていません。スノボウェアでスキーをして大きく転倒してしまうとエッジでスノボウェアが切れ、あっと言う間にボロボロになってしまう恐れがあります。
シルエットに関しては、昨今さまざまなモデルが存在します。スキーウェアとスノボウェアの差は、一概には言えません。代表的な特徴としては次のような違いがあります。
スキーウェアにはぴったりとしたシルエットのものが多いですが、スノボウェアはゆったりとしたスタイルが特徴的です。スキーウェアには動きやすさが求められ、さらにスピードを出すためには、風の抵抗を受けにくい形にしなければなりません。足さばきの良さを追求したモデルもあります。
一方、スノボはスキーと比較すると転びやすいスポーツで体を守るためのプロテクターが必須です。プロテクターを装着するゆとりをもってデザインされているのが、スノボウェアです。生地が薄く、ダボッとした印象なのは、安全面に配慮しているためです。
パウダーガードは、雪がウェアに入るのを防いでくれます。ゲレンデで遊ぶキッズには必須の機能。キッズ用ならスキーウェアにもスノボウェアにも付いている場合が多いです。
大人向けのスキーウェアの場合、パウダーガードが付いていないモデルが一般的です。スキーは立ったままの状態で過ごすため、派手に転ばない限りスキーウェア内に雪が入ってしまうおそれはありません。もちろん、パウダースノーをたっぷり味わう林間コースに行くような場合は、パウダーガードがあるとよいでしょう。
スノボウェアは、パウダーガードが欠かせません。スノボは雪面に座り込む回数が多く、上級者でもスノボウェア内に雪が入ってしまう可能性は高くなります。パウダーガードが付いていないなら、別売りで購入するのがおすすめです。
結論としては、キッズ用スキーウェアはスノボウェアとして代用可能です。数点、気をつけるポイントがあります。
スキーウェアでスノボをすると、スノボウェアに比べて転倒時にダメージを受けやすくなってしまいます。できれば、プロテクターを着込むようにしましょう。
しっかりとしたパウダーガードがあれば、スノボも快適に挑戦できます。透湿性の高いスキーウェアだとスノボでも過ごしやすいでしょう。
「スノボを本格的にやってみたい!」「今のスキーウェアだとプロテクターを着込めない」というキッズには、キッズ用のスノボウェアで楽しくスノボに挑戦するのがおすすめです。
キッズ用スノーボードウェアのおすすめ一覧の記事も参考にしてくださいね。
本記事では、キッズ用スキーウェアの選び方・おすすめのキッズ用スキーウェアを紹介しました。こどもたちは適切なスキーウェアを着せてあげることで、めいっぱいゲレンデを楽しめます。逆に適切でないスキーウェアを着せてしまうと、寒さや迷子の原因となり、スキーが嫌いになってしまうこともあります。そのため、ぜひ本記事を参考にし、快適で安全性の高いスキーウェアを着せてあげてください。
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