「野沢温泉スキー場」は、長野県北部の野沢温泉村に位置するスキー場です。

2019年には「全日本学生スキー選手権大会」などの大きな大会も開かれ、日本最大級のスケールを持つっています。豪雪地帯として知られる長野県北部に位置するため、自然の天然雪を思いっきり楽しめます。また多くの温泉宿に囲まれており、アフタースキーも楽しみたい方には最適です。

今回は、野沢温泉スキー場に泊まる方向けに、宿とホテルを10件を厳選しました。温泉や食事はもちろん、スキーやスノボに最適な宿も紹介しますので、最後までご覧ください。

野沢温泉スキー場を徹底解剖！早割は10/1から

野沢温泉スキー場とは、どんなスキー場なのか紹介します。2022年11月26日からの、初滑りチケットの情報も公開されていますので、詳しくは公式ホームページもチェックしてくださいね。

コースが豊富で誰でも楽しめる

新潟県に近い長野県北部に位置する野沢温泉スキー場は「天然雪100％」が自慢。雪質の良さに定評があり、上質のパウダースノーを楽しむことができます。特に山頂付近は、海外からもその雪を味わいにファンが訪れるほど。長坂ゴンドラを利用すれば一気に標高1,650mの山頂付近へ。ゴンドラは10人乗りで全面ガラス張りなので、雪山の空中散歩を楽しむこともできます。

野沢温泉スキー場のゲレンデはとにかく広大です。ゲレンデ内のコースはなんと44コースもあり。一日では遊びきれないほど。総コース面積は297haあり、最長滑走距離10kmという日本でもトップクラスの規模を誇る、初心者から上級者まで誰もが楽しめるスキー場です。

そのうちの約40％は初心者向けのコース設定で形成されており、山頂から初心者でもふもとまで滑り下りることが可能です。特に上ノ平ゲレンデは初心者が練習するのにおすすめ。なだらかでスピードが出にくく、コース幅[星野1] も広いため自分のペースで滑ることができます。滑走距離も2,000mと長いので、1本滑るだけでも充足感があります。林間コースはロケーション抜群で、静かななかで初心者でもロングライドを楽しめるのが魅力。なにしろ広大なので、繁忙期でも混雑があまりなく、安全なのもポイント。お子さまのスキーデビューにも最適です。

また、上級者におすすめなのがスカイラインコースとシュナイダーコース。スカイラインコースは尾根伝いに続くコースで、なんといっても眺望の良さが最高です。晴れた日は360度雪山と青い空の景色を楽しめ、まるで空の上を滑るような感動があります。コース幅が狭く途中急斜面もありますが、中級者以上の腕があれば楽しめますので、チャレンジしてみるのもおすすめです。シュナイダーコースは最大斜度32度。上級者が存分に腕をふるえるハードな斜面になっています。

2022-2023年シーズンの、野沢温泉スキー場にお得に行ける早割シーズン券は10/1～10/30で販売されています。子ども：47,000円のところ42,000円と5,000円もお得になっています。おとな：78,000円は68,000円と、1万円もお得になります。購入には、公式ホームページより申込用紙をプリントアウトして、必要事項を入力し送付する必要があります。詳しくは公式ホームページを確認してみてください。

ファミリーエリアも充実

まだスキーやスノボには早いお子さまや、雪遊びがしたい子どもたちはキッズパークがおすすめ。日影インフォメーションセンター前にあり、ソリも無料レンタルでき、思う存分ソリ遊びが可能です。カラフルなアイテムの滑り台などもあり、子どもたちも楽しく雪に親しむことができます。

日影インフォメーションセンター内には、託児所「ゆ～みん」やキッズ休憩スペース「ナスキールーム」もあります。託児所には保育士資格を持つスタッフが常駐しているため、安心してお子さまを預けてスキーを楽しめます。旧家スペースはなんと無料で開放。授乳スペースやおむつ替えスペースも完備されているので、小さなお子さま連れのご家族は助かりますね。

キッズスクールは、3歳児～小学校6年生を対象にレベルや年齢に合わせてクラスがあるため、入校すれば一日で上達間違いなし。スノボもスキーもレッスンは日影ゲレンデで毎日開催しています。

さらに日影ゲレンデでの目玉が「ジップ・スカイライド」。ゲレンデ上の空中をさっそうと飛ぶジップラインです。ワイヤーの全長は652mあり国内最大級。標高差122mを一気に滑ると、まるで鳥になった気分を味わえます。滑るのに飽きてしまったお子さまもワクワクすること間違いなしです。

温泉が近くアフタースキーにも最適

野沢温泉スキー場のもう一つの魅力はなんといっても温泉です。スキー場のふもとにひろがる温泉街はコンパクトに集まっているため徒歩で散策できます。野沢温泉の良さは、老舗の旅館や民泊が建ち並ぶ、古き良き日本の温泉街をそのまま楽しめること。大型ホテルやリゾート施設はありませんが、ゆったりした時間が流れる情緒豊かな雰囲気にひたることができます。

また温泉街には13か所の「外湯」と呼ばれる共同浴場が。天然温泉100%のかけ流しで、誰でも利用することができ、気軽に温泉に入れるのが魅力です。宿も普通のお風呂であることもあるので、外湯で温泉を楽しむ人も多いです。外湯は街のひとたちできちんと管理されているため清潔で快適。無料で利用できますが、各外湯には管理費になる賽銭箱が置かれているので、利用したら気持ちを入れるといいでしょう。

風情ある温泉街にはおしゃれなカフェやバーもたくさん軒を連ねています。居酒屋やレストランなど、地元の新鮮な野菜を使った料理を出してくれるお店も。あえて食事を付けない宿泊プランで、食べ歩きを楽しむのも一興かも。特産のそばや野沢菜、地酒などはお土産にもぴったりです。

野沢温泉スキー場の宿とホテル10選

野沢温泉スキー場の宿とホテルを厳選して10件紹介します。日帰りでは楽しみきれない野沢温泉の魅力を堪能してください。

シャレー野沢

24時間入浴可能な天然温泉が人気な「シャレー野沢」。岩風呂風の大浴場からは和風の箱庭庭園を眺められます。単純硫黄泉のお湯は湯冷めしにくく、ゆっくりと冷えた身体を温められます。いつでも入ることができるので、早起きしてスキー場に行く前に体を温めるのもいいですね。

女将の手料理も評判で、地元で採れた新鮮な野菜をふんだんに使った料理に舌鼓。また、こちらのホテルには防音のスタジオ・ライブホールがあり、機材も整っているので音楽サークルの合宿などにもぴったりです。スキー場までは徒歩6分。温泉街の中心部からは少し距離がありますが、その分夜は静かに過ごせます。

ナイス信濃荘

野沢温泉スキー場の連絡口「遊ロード」まで徒歩3分。ガンガン滑りたい人はぜひ「ナイス信濃荘」へ。やすらぎと心づくしの手料理が自慢の宿です。旅館の内風呂は温泉ではありませんが、外湯の一つ「松葉の湯」まで徒歩1分で、外湯巡りや温泉街の散策などにも便利な立地。全12室は和室で、足を伸ばしてゆったり過ごせます。

四季の宿 河達

1978年創業の「四季の宿 河達」は総大理石造りのお風呂が大人気の宿です。お風呂は野沢温泉からほど近い神戸虎温泉を引いており、循環加温しています。お湯は疲労回復に効果があるといわれ、スポーツに疲れた身体を癒してくれます。野沢温泉へ入りたいときは、近くに外湯「新田の湯」があるので、どちらの温泉も楽しめます。

客室はすべて和室で、落ち着いた雰囲気。地元野菜を使った料理も評判が良く、地元野菜と美味しいお米を味わうことができます。

千歳館

1913年創業の歴史ある「千歳館」。90度で湧き出る麻釜の湯を直接引湯した、100％源泉かけ流しの温泉が楽しめる旅館です。木造建築の和風旅館で、ノスタルジックな風情ある佇まい。野沢温泉の中心「大湯」に隣接した温泉街の中心部に建っているため、外湯めぐりや散策にも便利です。12室の客室はすべて和室。静かで落ち着いた雰囲気でゆったり過ごせます。

日影ゲレンデに続く「遊ロード」は千歳館から坂を上ってすぐ。スキー場まで徒歩2分というアクセスの良さもポイントです。館内にはスキー板やボード置き場や乾燥室も完備されています。

野沢ビューホテル嶋田屋

「野沢ビューホテル嶋田屋」は温泉街の高台に位置した旅館です。真湯ペアリフトへ徒歩約4分のところに建ち、客室からは温泉街や北信州の山並みを望むことができます。客室は和室と洋室の2種類で全22室。好みに合わせて利用できます。

ガラス張りの大浴場からは、北アルプスの雄大な山々を眺めることができ心も身体も癒されます。お湯はもちろん天然温泉を引いています。外湯の一つ「真湯」までも50ｍほどで、外湯巡りも楽しめます。

リゾートインチトセ

野沢温泉スキー場まで徒歩2分。千歳館の別館「リゾートインチトセ」はその名の通りリゾート気分が味わえます。客室はベッドルームの洋室と落ち着いた和室の2種類。食事は旬のものをふんだんに使った和食です。

温泉ではありませんが大浴場ではゆったりお湯に浸かれます。客室には専用バスルームも。温泉に入りたい場合は、外湯のほか、歩いて数分の本館で源泉かけ流しの天然温泉を利用できるのも嬉しいところ。Wi-Fiも全室対応しており、温泉街の中心地なのでコンビニまで徒歩2分という便利さも魅力です。

河一屋旅館

リーズナブルな価格でクオリティが高く、満足度の高いと評判の旅館「河一屋旅館」。こちらの旅館は二種類の温泉に入れることが目玉です。野沢温泉の中心・麻釜の湯に入れる内湯と、天下の名湯と名高い真湯の露天風呂です。湯の色も無色透明と乳白色とそれぞれ違うお湯に一つのお宿で入れるのはお得感があります。

野沢温泉スキー場まで徒歩約5分とアクセスがいいのも人気の理由。客室は洋室、和洋室、和室の3タイプから選べます。食事は信州プレミアム和牛も楽しめる郷土料理。野沢温泉産のコシヒカリを清らかな水で炊いたおいしいご飯もたまりません。

かわもとや

和と洋が融合した館内はモダンでラグジュアリー。「かわもとや」は自分らしく楽しむことができる宿です。客室は和室のほか、キッチンが付いた洋室や和スタジオなどバラエティに富んでいます。ルーフトップテラスもあり、山や谷を見下ろす眺望は心を開放的にしてくれます。

大浴場は麻釜の湯から引湯した天然温泉。熱めのお湯は冷えた身体を芯から温めてくれます。宿は外湯の一つ「熊の手洗湯」に隣接しており、外湯巡りにも便利。食事は地元の食材を使った自慢の欧風創作料理です。信州を代表するプレミアムビーフや、新鮮な野菜や山菜を堪能できます。

じょんのびな宿よえむ

「じょんのびな宿よえむ」は野沢温泉スキー場までのアクセスも良く人気の宿。長坂ゴンドラ連絡ペアリフトまで徒歩約3分で、すぐに滑りに行けるのが魅力です。「じょんのび」とは「ゆったりした気分」「のんびりくつろぐさま」を表す方言。宿でのんびりしてほしいと名付けられた宿名です。

客室は全14室で和室と和洋室の2種類。内風呂は温泉ではありませんが風情のある雰囲気。さらに外湯最大の「中尾の湯」までも徒歩4分の好立地で、すぐに温泉に入りに行けます。食事は自家製のお味噌や自家菜園で採れた野菜など素材にこだわった手作り料理を楽しめます。

まるとや

「まるとや」は、麻釜から引湯した天然温泉の内湯がある民宿です。温泉街までは徒歩5分、スキー場行きシャトルバス乗り場まで徒歩3分です。客室は洋室と和室の全10室。自分の家のようにくつろげます。

食事は自家産のコシヒカリと野菜や、大豆から栽培した自家製味噌を使った手料理です。地元の山で採れた季節の山菜やきのこをふんだんに使った料理をいただけます。またシニアソムリエが選んだワイン、クラフトビールをいただけることも。

一日じゃ遊びきれない野沢温泉スキー場！風情ある温泉も楽しんで

今回は、野沢温泉スキー場の宿とホテル10選を紹介しました。ゲレンデまでのアクセスを重視する方や、温泉でアフタースキーを楽しみたい方もいると思います。何を重視するかは人それぞれですし、誰と行くかによっても変わります。思い思いの楽しみ方で、本州屈指の雪質と眺望を持つ野沢温泉スキー場を楽しみましょう！

トラベルインでは野沢温泉スキー場へ行くスキー・スノボツアーをご用意！交通は夜発バス、JR新幹線、マイカー（宿のみ）から選べ、すべてのプランがリフト券付。お得なツアー利用して野沢温泉スキー場に滑りに行ってみてください！

野沢温泉スキー場リフト券付きツアーはこちら