家族やカップル、友達と行くスキーやスノボは、自分も相手も存分に楽しみたいものですよね。でも、スキー場までのアクセス、ゲレンデの難易度、宿泊先など、調べなくてはならないことが多くて、あれこれ迷いがち。そこで、今回は、車でも新幹線でも首都圏からのアクセス良好な赤倉温泉スキー場をご紹介します。赤倉温泉スキー場の周辺にある評判の高いホテルも併せてご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

はぁ、日々のうっぷんを晴らすためにスキーを滑りに行きたいな

そうだよね。広くて、眺めているだけでも癒されるような開放感のあるスキー場がいいな。

ゲレンデも、できればパウダースノーが積もっているところがいいよね。

それじゃあ新潟にある赤倉温泉スキー場はどうかしら。

いいね。どうせなら泊まりたいからホテルもチェックしよう！

赤倉温泉スキー場の魅力をご紹介

赤倉温泉スキー場の魅力は、高速道路、公共交通機関どちらでも行きやすいアクセスの良さと、豪雪地帯ならではの100％天然雪によるゲレンデです。
ゲレンデは初級者に優しいコースが半分を占め、広々。加えて、ゲレンデ食を堪能できるレストランも充実しています。さらにナイター営業も毎日22時まで行っているので、1日中めいっぱい滑りたい方もきっと満足できますよ。
滑り終わったあとは、温泉街でお土産探しをしたり、妙高山の大自然を眺めたり。周辺にはリフレッシュできるスポットが目白押しです。

車でも公共交通機関でもアクセス抜群！

スキー場というと、山奥にあって、移動に時間も手間もかかることが多いというイメージはないでしょうか。
しかし赤倉温泉スキー場は、上信越自動車道の妙高高原ICから降りてから車で約10分ほどの距離にあります。高速道路を降りてからスキー場までの道路は除雪体制が万全なので、長時間、雪道を走り続けるストレスはないのは魅力的です。さらに、無料駐車場は2ヶ所あり、計1,300台が駐車できるため、駐車場がなくて困るようなこともありません。
500台収容可能な「くまどー駐車場」は、銀嶺ゲレンデに直接入場することができますが、少し離れた場所にある赤倉駐車場からは無料シャトルバスが出ています。シャトルバスは20分間隔で巡回しているので待ち時間もほとんどありません。温泉街を通って行くので、スキー場に着くまでの街並みを楽しむこともできます。
一方、公共交通機関で赤倉温泉スキー場へ行く場合は、新幹線や鉄道を使って妙高高原駅を目指します。駅からは事前予約制の無料シャトルバスが出ています。
利便性の良さから、スキー＆スノボのバスツアーの場合も「赤倉温泉スキー場」は人気の高いスキー場の1つになっています。

1日では滑り切れないほど広大なゲレンデ！

赤倉温泉スキー場は、全体にワイドで解放感のあるコースが多く、傾斜も緩めになっているため初級者でもゆったりと滑ることができる老舗のスキー場です。ゲレンデは「ヨーデルゲレンデ」「くまどーゲレンデ」「銀嶺ゲレンデ」の3エリアから構成れており、初級者や家族連れが滑りやすいゲレンデです。
コース数は全部で17本あり、標高トップは1,200m、最長滑走距離は3,000mで最大高低差は500m以上もあります。

また、赤倉温泉スキー場のゲレンデは、100％天然雪で、妙高高原の上質雪を非圧雪ゾーンで楽しむことができ、毎年、外国人のスキー客も多く訪れるほどで、海外でも有名なスキー場です。
コースは、初級者だけど長い距離を滑ってみたいという方には、エレガントコースがおすすめ。コースの両脇が林になっていて、雪化粧たっぷりの美しい樹木に囲まれて長い距離を滑走できます。
また、圧雪をするときはゲレンデの幅いっぱいに圧雪するので、コンディションが安定していて滑りやすいのも特徴です。ターンを練習して楽しむにも最適の環境ですよ。

滑りに慣れた中級者であれば、ラビットコースも楽しめるでしょう。コースの出だしは緩やかですが、斜面が一気に落ち込みスリルを感じられます。圧雪もされるので、ゲレンデのコンディションも保たれています。
上級者におすすめなのは、頂上付近にあるモーグルチャレンジコース。赤倉温泉スキー場内で最も急斜面となるコースです。非圧雪コースならではのパウダースノーを滑る感触が味わえるだけでなく、コブ斜面になっていることもありチャレンジのしがいがあります。

ゲレンデの半分は初級者向けコースで気軽に滑走

赤倉温泉スキー場の17コースのうち、11コースが初級者向けコースとなっています。スキーは初めてで自信がないという方にはぴったりのスキー場です。
スクールも4カ所もあるので、自分のレベルに合った講習を受けることもできますよ。
初心者の方でまだ道具を持っていない方は、「くまどーinfo」でレンタルすることも可能。スキー場直営で、専門スタッフが常時グッズのメンテナンスをしてくれているので、安心して使用できますね。

初級者「ヨーデルゲレンデ」、初心者や子連れの方には「くまどーゲレンデ」がおすすめです。難しいコースにも挑戦したい方は「くまどーゲレンデ」に挑戦してみましょう。

曜日を問わないナイター営業

「くまどーゲレンデ」では、12月下旬から3月中旬まで、毎日ナイター営業を22時まで行っています。妙高エリアのスキー場で毎日ナイター営業をしているのは赤倉温泉スキー場だけ。いつでも夜のゲレンデを楽しめるのは嬉しいですね。
また、毎週土曜日と、祝祭日の前日にはナイター前に圧雪を施しますので、朝と同じ滑り心地を夜でも味わうことができます。
ナイター営業をするコースは中級者向けに指定されているところも多く、初級者コースだけでは物足りないという方でも十分に堪能できるでしょう。

レストランがスキー場に6ヶ所も！

広いスキー場なのに食事どころが少なくて、休憩するまでに時間がかかってしまった…なんて経験はありませんか。
赤倉温泉スキー場には個性豊かなレストランが6ヶ所もあります。各コースの要所にありますので、お昼のために戻る必要がないのは嬉しいポイントです。
では、各レストランをご紹介していきましょう。

・ヨーデルロッヂ
ヨーデルゲレンデのレストラン「ヨーデルロッヂ」は、座席数320と非常に広く、定番のカレーライスやラーメン、オムライス、地鶏の親子丼などの食べることができます。とくにここで人気があるのはオムライスカレー。晴れた日はテラス席も使えるので、さらに開放感のある場所でお食事を楽しむことができます。

・レストラン モンタニュ
メインのゲレンデ入口近くの場所にあるのは「レストラン モンタニュ」。1階がリフト乗り場、2階がレストランとなっているので、食事休憩の後にすぐ滑りに行くことができるのがいいですね。メニューは鶏唐マヨ丼や辛みそラーメン、ソースかつ丼など、スタミナのつくお料理が揃っています。ナイター時には無料休憩所としても開放されているので、ゆったりくつろげますよ。

・レストラン・ピステ
「レストラン・ピステ」はゲレンデを見渡すことができる位置にあり、広く白い風景を眺めながらお食事ができるレストランです。リニューアルオープンしており、とてもきれいで落ち着く場所で、ハンバーグステーキなどの定番メニューのほか、こだわりのお料理も人気です。

・くまどーヒュッテ
「くまどーヒュッテ」はナイター営業をする「くまどーゲレンデ」の中にあります。日本海まで見渡せるロケーションの良さが魅力です。大きな窓からは、妙高山の裾野の美しい景色を堪能できますよ。

・ベルグハウス ハイジ
「ベルグハウス ハイジ」は銀嶺ゲレンデの拠点となる場所にあり、オムライスグラタンやビーフチーズカレー、パスタが人気のレストランです。木製の壁とテーブルで、温かみと素朴さを感じられるレストランです。食後のスイーツもたくさんあるので、甘いものが好きな方の休憩にぴったりでしょう。

・ログレストラン ローラ
「ログレストラン ローラ」はその名の通り、ログハウスのレストランです。暖炉の炎が優しい暖かさを届けてくれます。銀嶺ゲレンデの中心にあるので、ゆっくり休むのにもうってつけ。お食事提供終了後は休憩所としても解放されています。

ノスタルジックな赤倉温泉街と自然風景を楽しもう

楽しくスキーを滑ったあとは、赤倉温泉街に足を伸ばしてみませんか？昭和の懐かしさを感じる赤倉温泉街では、名物の温泉まんじゅうをはじめとしたお土産屋さんが充実して、散策にこと欠きません。
軒を連ねるホテルや旅館にはそれぞれ大浴場や展望露天風呂が用意されていますので、日帰りで楽染むこともできます。料金は500円〜1,000円ほどで入浴できるところが多いです。
また、赤倉温泉から車で10分ほどのところには「いもり池」と呼ばれる池があります。冬には雪に覆われた妙高山と「いもり池」のコラボを見ることができます。
また、いもり池の近くには、地域の自然についての解説や標本、模型が展示されているビジターセンターがあるので、立ち寄ってみるのも楽しいかもしれません。

赤倉温泉スキー場周辺のおすすめホテル・宿4選

スキーやスノボで1日遊んだあとは、温かい温泉に浸かりたくなりませんか。赤倉温泉スキー場のまわりには、スキーやスノボの疲れを癒やしてくれるすてきな宿がいっぱい。今回は、そのなかでもとくにおすすめの4つの宿をご紹介します。

ホテル太閤

収容できる人数が450人と多く、客室の種類もメインの和室から洋室、スイートルームと、さまざまなパターンに対応できるようになっています。すべての部屋にバス・トイレが付いているのは嬉しいポイント。
スキー場からは徒歩4分の場所にあり、コンビニも徒歩5分圏内にあるなど、非常に便利です。
温泉は妙高山から引湯していて、疲労回復だけでなく、お肌をきれいに整えたり、ケガを治しやすくしたりするとも言われている名湯です。大浴場、露天風呂ともにこの泉質なので、じっくり浸かって日頃の疲れを癒やしましょう。
お料理は、新潟の地理を活かした、海の幸、山の幸、どちらも楽しめるラインナップです。

ホテル太閤に泊まるスキーツアーはこちら

赤倉パークホテル

レストランと温泉が2020年12月にリニューアルされた「赤倉パークホテル」。きれいになったレストランで和牛やチキン、魚介類をそのまま焼き上げて作られる料理は、素材の味が堪能できる絶品ぞろいです。マウンテンしゃぶしゃぶ鍋は、お肉が山のようになった鍋も大人気です。
お部屋は和室、洋室、和洋室とあり、広さもさまざま。和室の畳でのんびりするのも良し、日常と違う洋室でゆったりするのも良いですね。
温泉は100％源泉かけ流しで、湯の花も混ざるお湯は効能を期待できる純粋な温泉の証。
リニューアルによって快適かつ清潔感があふれる空間となった「赤倉パークホテル」で、滑ったあとの疲れた体をリフレッシュしましょう。

赤倉パークホテルに泊まるスキーツアーはこちら

ホテル十二屋

赤倉温泉街にある「ホテル十二屋」は、天気の良い日は館内から日本海を見ることができるという、見渡しの良い立地です。
客室はすべて和室となっており、くつろぎをもたらしてくれる、旅館のようなホテルです。スキーで疲れた足を伸ばすのにも十分なスペースが確保されていますよ。
温泉は源泉かけ流し。最良の温度で流れており、疲労回復や筋肉痛などを和らげるだけでなく、美肌効果も。展望大浴場で、周辺の景色を眺めながら温泉に浸かれば、体も心も癒されるでしょう。
食事は魚介類、肉類がふんだんに使われていて、バランスもバッチリです。朝食は手作り和食で、温かいごはんをたっぷり食べられます。

ホテル十二屋に泊まるスキーツアーはこちら

赤倉セントラルホテル

約70年前に湯治の宿「北村旅館」として始まり、「赤倉セントラルホテル」と名を変えた現在も、リピーターに人気のホテル。
客室は、和室、洋室、または和洋室。リーズナブルタイプと、広く使えるツインルームや和室8畳～10畳まであり、利用人数や予算に合わせてお好きなタイプを選べます。
スキーシーズンには売店やバーも営業。売店ではお土産だけでなく、ゴーグルやサングラスなどのスキー用品も販売しているので、万が一忘れたり、なくしたりしても安心ですね。滑り終わったあとに、お酒を飲むために外に出なくても良いよう、バーが併設されているのもうれしいところ。
温泉浴場は男女ともに2ヶ所、合計4ヶ所も用意されており、清掃中で入浴ができない、ということがないようになっています。

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スキーも温泉も気軽に楽しめる赤倉温泉スキー場へ行こう！

赤倉温泉スキー場は首都圏からのアクセスが良好で、周辺にもすてきな宿がそろっているので、滑走後も温泉に料理と楽しみが盛りだくさんです。さらにアフタースキーの楽しみである源泉かけ流しの宿が多いのも魅力です。今年の冬はぜひ赤倉温泉スキー場で、スノーリゾートを満喫してはいかがでしょうか。

なるほど。赤倉温泉スキー場って滑るだけでなく、行くのもラクだし、温泉もホテルも充実していていいね。

これなら赤倉にいる間中、満足できそう！

よし！TORAKOちゃん、ぜひ一緒に行こう！

うん、行こう、行こう！