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岩手県にある「安比高原スキー場」は、日本最大規模のスキーリゾートです。北緯40度に位置しており、北向き斜面でコンディションが安定しているので、極上のパウダースノーを楽しむことができます。ゲレンデは、初心者・中級者・上級者とすべての人々が楽しめるコースレイアウト。さらに周辺には良質な温泉が湧き、ゲレンデで冷え切った体をぽっかぽかに温めることも。今回は、日帰りスキーじゃもったいない!と感じさせる「安比高原スキー場」の魅力と、周辺のおすすめ宿をご紹介していきます。
安比高原スキー場って知ってる?
うん、岩手県にあるかなり規模の大きいスキー場で、初心者から上級者まで楽しめるらしいね。
そうなんだ。しかも、スキーやスノボだけじゃなくて、冬ならではのアクティビティや、雪遊びができるゾーンもあるんだよ。
それは楽しそう!どんなことができるんだろう。せっかくだから泊まりでたっぷり満喫したいね。
しかも温泉もあって、スキー場の近くに素敵な宿がたくさんあるんだ。
スキーと温泉が同時に楽しめるなんて、魅力的!
じゃ、安比高原スキー場と、その周辺のホテルについて紹介していくね。
「安比高原スキー場」は、日本でも最大規模のスノーリゾート。北向き斜面という恵まれた立地条件から、北海道に負けない極上のパウダースノーが降り積もります。「セントラル」「ザイラー」「セカンド」「西森」と4つのエリアに分かれており、総滑走距離43,100m、最長滑走距離5,500m、最大斜度34度。21のコースがあり、圧雪バーン、非圧雪コース、コブレーン、ツリーランゾーンなど、レベルに合わせてさまざまなゲレンデを満喫できます。
山頂から麓まで続く「ヤマバトコース」は、安比最長のロングコースです。平均斜度が15度と緩やかなため、初心者でも気持ちの良い滑走を楽しめます。また、5ヶ所ある上級者限定の「ツリーランゾーン」は、西森ゲレンデとザイラーゲレンデの林の一部を開放。天然地形を利用し、木々の中をぬうように滑るコースです。ツリーランができるスキー場は限られているので、スキー・スノボ上級者は安比に来たらぜひチャレンジしてみてください。また、有名パークビルダーが手がけた「スノーパーク」があり、プロのコーチから指導を受けることも可能。トリック技術を磨きたいフリースキーヤー・スノーボーダーにおすすめです。初級者から上級者まで楽しめるバランスの良いコースレイアウトになっているため、グループや家族で楽しいひとときが過ごせます。
なお、セントラルゲレンデの麓にある「安比プラザ・安比ハッピーモール」には、スキー・スノボのアイテムが揃うスポーツショップやフードコートが充実。サロモンやアトミックのアイテムをレンタルできるショップでは、ハイエンドモデルやニューモデルを時間内で乗り換えしながら楽しめる「Resort Station +」というシステムがあります。サロモン・アトミック・エラン・オガサカなど、気になっていたスキー板やボードを使い比べてみるチャンスです!
「安比高原スキー場」では、スキーやスノボ以外にもさまざまなスノーアクティビティを堪能できます。「パウダーツアー安比」は、未整備ゾーンでスキーやスノボをするバックカントリーのツアー。リフトを使わず自分の力で山を登って非圧雪エリアを滑るため、ある程度の実力が必要。しかし、まだ誰も滑ったことがないバージンスノーを滑る気分は爽快です。初めてバックカントリーに参加するスキーヤーやスノーボーダー向けの初心者向けプログラムもあるので、技術や体力に自信がある方はぜひチャレンジしてみましょう。
「七滝氷瀑スノーシューツアー」は、短めのスキー板「スノーシュー」を履いて岩手山から流れる七滝の氷瀑を見に行くツアーです。氷瀑とは、その名の通り凍った滝のこと。落差25~30mもある七滝は、厳冬期になると滝全体が凍り付き壮大な景色を見せてくれます。冬の自然を観察しながら、約90分の登山道ハイクですが、高低差が少ないため初心者でも参加可能。
八幡平の雄大なスケールを満喫するなら「八幡平キャットツアー」がおすすめ。キャットとは、雪上車のことです。岩手山から連なる八幡平をキャットで登り、全長2.5kmの旧八幡平スキー場(大黒森)を滑り降りるツアー。キャットで斜面を登るため、体力に自信がない方でもオフピステ(人の手が入っていない雪面)を楽しむことができるのが魅力。キャットに乗ること自体も貴重な体験になりそうです。安比でしかできない雄大な自然を満喫するアクティビティを、ぜひ体験してみてください!
「雪遊びランド」は一般のゲレンデとネットで区切られている、小さなこどもから大人までが気兼ねなく遊べる有料エリア。スキーやスノボをしない大人も1日楽しく過ごすことができます。祖父祖母、パパママ、こどもたちと、三世代で遊びに来ても全員が雪山を満喫できるでしょう。
「スキー・スノーボードエリア」のゲレンデは、緩やかな傾斜となっているので、スキーやスノボの初挑戦にピッタリ。長さ60mのスノーエスカレーターなら、リフトが怖いと感じる方でも滑り降りる気持ちよさを味わうことができます。ソリやチュービングの専用エリアがあり、大小のソリやチュービング、新しいスノーアイテムなどが満載です。大きなチューブに乗って傾斜を滑り降りるのは、ドキドキするけれど爽快!
「雪遊びエリア」は、大人もついつい本気で雪遊びをしてしまいたくなるゾーンです。シャベルや雪玉遊具など、必要な道具はすべて準備されているので手ぶらで雪遊びができます。雪だるまを作ったり、雪合戦をして遊んだりするのも楽しそうですね。
なお、別料金で、スノーハイクやスノーラフティングも可能。短めのスキー板を履いて雪原を自由に散歩したり、スノーラフティングボードをスノーモービルで引いてもらったりしながら見る雪山は絶景です。
スキーで冷え切った体をしっかりと温めるなら、温泉が一番!「安比高原スキー場」には、安比温泉「白樺の湯」があります。東北最大級ともいわれる露天風呂は、東屋風の屋根があり、木の温もりを感じさせてくれる落ち着いた作りです。温かい湯に浸かりながら、涼やかな高原の風を肌に感じ、満天の星を眺める時間は至福の時。また、露天風呂だけでなく、大浴槽、岩風呂、寝湯、壺風呂、大型サウナなど、さまざまな設備があるため、ゆったりと湯浴みの時間を楽しめます。
「白樺の湯」は、無色透明でべたつき感のない泉質。お湯に含まれるメタケイ酸イオンとナトリウムイオンにより、美肌効果が期待できます。なお、「白樺の湯」は日帰り温泉ですが、「ANAホリデイ・インリゾート安比高原温泉」とは通路でつながっており、「ANAクラウンプラザリゾート安比高原」、「ANAホリデイ・インリゾート安比高原ヒルズ」からはシャトルバスまたは送迎があります。各ホテル宿泊時は、気軽に温泉が利用できるのもうれしいですね。
名称 | 安比高原スキー場 |
コース | コース21本・リフト10本・最長滑走距離5,500m |
レベル | 初・中・上級者向け |
アクセス | [車] 松尾八幡平ICより約15分 [電車] 安比高原駅より路線バス5分 |
立ち寄り入浴 | 安比温泉白樺の湯 |
「安比高原スキー場」は、岩手県八幡平市にあるスキー場です。北東北のほぼ真ん中にあり、JRはもちろん、長距離バス、自家用車などさまざまな手段でアプローチできます。「ANAクラウンプラザ」または「ANAホリデイ・イン」に宿泊する場合は、空港や駅などから宿泊者限定の貸切バスが用意されているのもうれしいポイント。電車で訪れるなら、あわせて宿泊者用の貸切バスを予約しましょう。
ここでは、東京から安比高原スキー場までのアクセスをご紹介します。
【長距離バスを利用する場合】
最も安く移動するなら、高速バスや夜行バスがおすすめです。東京から盛岡まで、約7~8時間で到着します。なお、パーキングエリアで長時間休憩をとるスタイルの運行だと、もう少し時間がかかるバスもあります。移動時間はかかりますが、夜出発のバスなら寝ている間に移動するので、目が覚めたらゲレンデに到着。最近はトイレ付きや座席にカーテンなどの仕切りがあるタイプのバスも増えているので、昔に比べると快適な時間を過ごせます。
【電車を利用する方】
電車の場合、まずは新幹線で盛岡駅へ向かいましょう。利用する新幹線によって多少異なりますが、東京駅から盛岡駅までは約2時間30分です。そこからは、安比高原館路線バスを利用する方法と、さらにJR花巻線に乗り換えてからエリア内シャトルバスを利用する方法があります。路線バスを利用する場合、冬期のみの運行となっており予約不要。約1時間で到着します。(要予約の宿泊者専用貸切バスもあり)盛岡駅からさらに電車を利用する場合は、JR花輪線に乗り換えて約1時間で安比高原駅へ到着。そこからさらに、シャトルバスなどでスキー場へ向かいます。
【車を利用する場合】
東京から車で安比高原スキー場へ向かう場合、東北自動車道で約6~7時間です。松尾八幡平ICで下車し、県道45号線で約20分。スノーシーズンには雪が多いため、スタッドレスタイヤやタイヤチェーンなどの準備を忘れないように。長時間の移動になりますので、途中のサービスエリアやパーキングエリアで適度に休憩をとり、楽しみながらのドライブにするよう心がけましょう。
「ホテル安比グランド本館&タワー」は、2021年12月16日より「ANAクラウンプラザリゾート安比高原」と名称が変わりました。客室は最大4名まで宿泊ができるツインから、最大5名まで宿泊できるメゾネットタイプまであり、洋室・和室・スイートルームと多種多様。部屋のタイプが豊富なため、友達や家族などグループ利用にも便利です。
飲食店は和食・洋食・中華・バイキング・焼き肉などのレストランに加え、カフェやバーも併設。その日の気分に合わせて選ぶことができます。また、館内施設は、温泉大浴場やプライベートスパ(天然温泉貸切風呂)、レンタルショップ、プール、カラオケ、卓球・バスケットボール・クライミングを楽しめるアミューズメント施設など、リゾートホテルならではの充実ぶり。オイルトリートメントのボディケアを行ってくれるエステサロンや、手技でコリやハリをほぐしてくれる全身リラクゼーション施設もあり、スキーで疲れた体や心を癒やしてくれます。ゲレンデの目の前のホテルなので、部屋でスキーウェアに着替えてそのまま滑ったり、疲れたら宿泊の部屋でゆったり休んだり、といった使い方も可能です。
名称 | ANAクラウンプラザリゾート安比高原 |
住所 | 岩手県八幡平市安比高原 |
ゲレンデまで | 徒歩0分 |
入浴 | 温泉大浴場&サウナ |
「安比高原温泉ホテル」は、2021年12月16日より「ANAホリデイ・インリゾート安比高原 温泉1・2・3」と名称が変わりました。3棟並んだ黄色い建物の中心に、安比温泉「白樺の湯」と季節の花々が美しい「パティオエントランスガーデン」があります。
客室はデラックスツインタイプとなっており、ソファーベッドを利用すると最大4名まで宿泊が可能。入浴施設は、併設する日帰り温泉「白樺の湯」を利用できるため、露天風呂でゆったりとくつろぐことができます。なお、それぞれの建物が通路で結ばれており、宿泊だけでなく温泉、食事、買い物など、外出することなくすべてを済ませることが可能。使い勝手の良さと、カジュアルな雰囲気が人気のホテルです。
ホテルにはスキーレンタルショップもあるので便利。「ヒルズ棟」はゲレンデに直結している、スキー・スノボを思いっきり楽しみたい人はぜひそちらに宿泊しましょう。
名称 | ANAホリデイ・インリゾート安比高原 温泉 |
住所 | 岩手県八幡平市安比高原 |
ゲレンデまで | 徒歩5分またはシャトルで1分 |
入浴 | 白樺の湯 |
「安比ヒルズ白樺の森1・2・3」は、2021年12月16日より「ANAホリデイ・インリゾート安比高原 リンドウ1・2、ヒルズ」と名称が変わりました。ツインタイプだけでなく、最大7名まで宿泊できる和洋室タイプの客室があるためグループや家族連れにもピッタリ。和洋室タイプには、ベッドが2台と6~10畳の和室、6人掛けのダイニングテーブルなどが備えられています。また、バス・トイレが別になっているため人数が多くても不便を感じず、使い勝手の良さが光ります。スキーシーズンには和室にこたつが用意されているのもうれしいポイントではないでしょうか。レストラン、レンタルスキー、ジェットバスやサウナを併設している宿泊者専用の大浴場などがあり、施設も充実しています。レストランでは地元東北のこだわり食材をふんだんに使い、おいしく健康に良い料理を提供。スキー・スノボだけでなく、夜にはとっておきのグルメも堪能できます。
なお、今回ご紹介したすべてのホテルで、家族連れに便利な「パパママあんしんサービス」を用意しています。こども用の浴衣はもちろん、ベビーカー、ベッドガード、ベビーバス、オムツバケツ、哺乳瓶消毒用具などをレンタルすることができるので、小さな赤ちゃんが一緒でも気軽に宿泊できて助かりますね。(パパママあんしんサービスの一部は事前予約制。)
名称 | ANAホリデイ・インリゾート安比高原 ヒルズ |
住所 | 岩手県八幡平市安比高原 |
ゲレンデまで | 徒歩10分またはシャトルバスで2分 |
入浴 | 大浴場 |
「安比高原スキー場」には広大なゲレンデだけでなく、さまざまなウィンターアクティビティやスノーパークがあります。また、ナイタースキーも営業しているため、日帰りではもったいないほどの充実度。初心者から上級者まで幅広く対応しているので、みんなでワイワイとスキーを楽しむのにも最適です。そして、一番のおすすめポイントは「雪遊びランド」。子連れだと大人に混ざって滑ることへの不安があります。しかし、雪遊びランドならネットで囲まれた特別なエリアなので、気兼ねなくゆっくりと遊ぶことが可能。そして温泉地でもある安比では、アフタースキーも満喫できます。大きなお風呂や露天風呂のある宿泊施設を選べば、昼間のスキー・スノボの疲れもしっかり癒やされることでしょう。今シーズンは、こどもも大人も楽しめる「安比高原スキー場」でスキーやスノボを楽しんでみてはいかがでしょうか。
「安比高原スキー場」はどうだった?
うん!ビックリするほどいろいろな楽しみ方ができるんだね。
せっかくだから、ゆっくりと泊まりで楽しむのがいいと思うよ。
いいね!どのホテルに泊まってスキーを楽しもうかなぁ。さっそく計画を立てよう。
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