スキーやスノボーを始めようというとき、何よりも良いのは、熟練の友人や家族など親しい人に教えてもらうこと…と思われがちです。
しかし、特にスノボーに関しては、スクールで教わることをおすすめします。スキーよりも操作が簡単で慣れやすいと言われるスノボーですが、両足を固定して雪上で身体を動かすという動きには、かなりの危険も伴い、決して容易なアクティビティとは言えません。
また親しい人に教えてもらうと、「なあなあ」になってしまいがちです。結果としてあまり上達もしないまま転倒ばかりで、無数の内出血をおみやげに、「まあこんなもんか」という微妙な実感と共に家に帰ってくることになります。これでは、せっかくゲレンデまで行った意味がなくなってしまいます。最初は、短い時間でもプロのレッスンを受けて、基礎的な部分はきちんと身体に覚え込ませてこそ、スキーよりも自由度の高いスノボーの楽しみがわかるというものです。

＜トラベルインなら初心者専用レッスンも充実＞
スノボーのレッスンは多くの場合「有料」であることが多いですが、中には、無料で簡単なところまで教えてくれるスキー場もあります。
その一つとしておすすめなのが、菅平高原スキー場 （スマホ版はこちら）です。長野県上田市にあるゲレンデで、中級者・上級者人気も高いですが、初心者向けのコースとレッスンもたいへん充実しています。
ボードを経験したことがない人のための「初心者専用レッスン」は、そんなに長い時間をかけて「教え込まれる」という雰囲気ではないので、どうぞ気軽に。1回のレッスン時間は、40分です。このあいだに、ベテラン講師が「歩き方」、そしてそれ以上に大事な「止まり方」、また怪我を防ぐために知っておきたい「転び方」まで教えてくれます。
何事も基礎は大事というもので、スノボーに関してもこれら3つのテクニックをさらっとでも学ぶことには大きな意味があります。自分の身体を守るためにはもちろん、他の人とぶつかって怪我をさせたりしないためにも、やはり身に付けておきたい基礎と言えます。
ちなみに、トラベルインの初心者レッスンでは、初めてのスノボードをより安全に楽しんでいただくよう通常のセーフティ講習では行わない『用具の付け方』『滑り方の初歩・ターンの初歩』も扱います。
さて、レッスン終了後は、初心者専用レッスンで教わったことを早速実践です。ちなみに菅平にはレストランが多数。ちょっと休憩しながら、頭と体に基本的なスノボーテクニックの記憶を“保存”させましょう。

＜菅平高原スキー場以外にも＞
菅平高原スキー場は横に広く、初心者向きのコースが多いスキー場。晴天率も高く、リフト待ちも少ないコースレイアウトでゲレンデデビューに最適です。
この他にも、北志賀高原竜王スキーパーク、石打丸山スキー場、上越国際スキー場でも「初心者専用レッスン」が開かれています。
竜王スキーパーク（北志賀高原スキー場） （スマホ版はこちら）は、ボーダーがもっとも多く訪れる、大人気のスキー場。遊びのパークもあり、滑り以外でも楽しめます。石打丸山スキー場 （スマホ版はこちら）は、山頂から扇状に広がるスキー場は、幅も広いので初心者が練習しやすいゲレンデとなっています。上越国際スキー場 （スマホ版はこちら）は、上越地区で最も積雪量が豊富。バラエティに富んだそり遊びが無料でできるそりランドが大人気です。まずは様子見で、勢い込んでウェアなどを買い込んだりもせず、レンタル付きのバスツアーなどを利用するのもいいかもしれません。ほぼ手ぶらで雪の世界を満喫できますよ