スキー 初心者(ウェア、滑り方、コツ )

必見!スキー初心者の滑り方やコツからウェアの選び方を解説

ゲレナビ 運営事務局

投稿日2022.11.22 更新日2022.11.21

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初めてスキーに行く方にとって、「一緒に行く人に迷惑をかけないようにスキーの滑り方を知りたい」「少しでも早く滑れるようになるためのコツを知りたい」「後悔しないようなウェアの選び方を知りたい」といった悩みは付きものです。 今回は、そんなスキー初心者のあなたに向けて、滑る前の注意点や基本的な滑り方、ウェアの選び方を解説します。初めてのスキーがあなたにとっていい思い出になるように、ひとつずつ解説しますので、最後までご覧ください。

 

いきなり滑るのはダメ!初心者に伝えたい“滑る前の注意点”

スキー 初心者(ウェア、滑り方、コツ )

初めてのゲレンデデビューでは、スキー場に着いたら早速スキーを履いて滑れると思ってしまいがちです。しかし、危険を回避する方法を学ばずに、いきなりリフトに乗車するのはとても危険です。初心者に知っておいてほしい滑る前の注意点や危険回避の方法をご紹介します。

リフトに乗る前に緩斜面で練習する

初めてのスキーでは、自分の身長と同じ位の長さの板を履いて歩くだけでも大変です。ウェアを着用し、スキー板、ストック・ブーツなどの必要アイテムを借りたら、リフトに乗る前に、緩やかな斜面でスキー板に慣れる時間を作りましょう。

<スキーの履き方>

まずは平らな場所でスキー板を履いてみましょう。

1.      板を平行に並べ、ブーツの底についている雪を落とします

2.      ビンディング(板とブーツを繋げる器具)の先端にブーツのつま先を合わせます

3.      ビンディングの後ろの金具に、ブーツのかかとを合わせて強く踏み込みます

4.      これでスキー板の装着は完了です

<スキー板での歩き方>

スキー板を履いて前に進む場合は、足を左右に動かしながらすり足で歩きます。この時、ストックは、ブーツのすぐ横あたりにつき、やや前傾姿勢をとるとスムーズに進めます。
スキー板を履いて斜面を移動する場合は、スキー板を斜面に対して平行にし、山側に向かって横歩きで歩きます。斜面での移動では、谷側から山側に向かって進みます。この時、スキー板のエッジ(側面)を斜面に対して垂直になるように立てて進むと、安定します。また、身体の重心が谷側の足にかかってしまうと転びやすくなるため、常に山側にある足に重心をかけることを意識しておくと安心です。

“転び方と立ち方”を覚えて安全に滑りましょう

初心者にとって、最も大切な練習といっても過言ではないのが“転び方”の練習です。正しく転ぶことで大きなけがを防ぎ、安全なスキーを楽しむことができます。

<スキーの転び方のポイント>

  • 転びそうになったら、前傾かつ低姿勢を取り、山側の斜面にお尻から倒れます
  • 転ぶ時は、板と板の間にお尻をつかないように、両方の板を谷側にし、身体を山側に倒します
  • 転ぶ時に手をつくと、大きなけがに繋がりやすいため、必ずお尻からつくようにしましょう

<スキーの立ち上がり方のポイント>

  • 正しく転べた場合、山側の手で斜面を押しながら立ち上がります
  • 立ち上がるときは、山側のスキー板のエッジ(側面)を立てて起き上がると安定します
  • 立ち上がったら、谷側のストックをついて、反対側に倒れないように注意しましょう
  • 転んだ時に、板のトップ(先端)が谷側を向いていると立ち上がれません。斜面に対して板が平行になるように体勢を整えてから立ち上がりましょう

スキー板での練習に慣れてきたら、リフトに乗っていざコースデビュー。最初は、初心者用の傾斜面コースから練習を始めましょう。

初心者が覚えておきたい「リフトの乗り方」

初心者のスキーデビューでは、子どもや初心者用にスピードを落としたリフトなどを備えているコースが設置されている場合もあるので、初めは練習用リフトから利用するのが安心です。練習用リフトがない場合は、乗車前に係員に“初心者です”と声をかけておくと、スピードを緩めてくれるなど、調整してくれるので、恥ずかしがらずに、周りの人に助けてもらいましょう。

<リフトの乗り方>

1.        前の人がリフトに乗車したら、自分のリフトが来るまでの間に、乗車位置まで進みます

2.        乗車位置についたら、後ろを振り返り、リフトが足元まで来たら着席します

3.        乗車したらすぐにセーフティーバーをおろして安全を確保します

※乗車のポイント

  • 回ってくるリフトの外側の方が、乗車位置までの移動距離が短く乗りやすくなります
  • リフトが足に当たる前に着席すると、スムーズに乗車できます
  • リフトが足に当たってしまっても痛くありませんので、怖がらずに奥まで腰かけましょう
  • 乗車中に、ストックや手袋、帽子などを落とさないよう気を付けましょう

 

<リフトの降り方>

1.        降り場が見えてきたらセーフティーバーを上げておきます

2.        降車位置の目印まで来たら、ゆっくり立ち上がりましょう

3.        傾斜に沿ってコースの本線まで滑ります

※降車のポイント

  • 降り場は緩やかな傾斜になっているので、前傾姿勢をとり、立ち上がるだけでゆっくり進めます
  • 万が一転んだ場合は、速やかに外側に退避し、リフトが自身に当たらないように気を付けましょう
  • 乗車の際に“初心者”であることを伝えておくと、係員が無線で連絡を入れ、降車の際にもスピードを緩めてくれるので、安心です

 

一歩ずつ着実に!基本的な滑り方をマスターしよう

スキー 初心者(ウェア、滑り方、コツ )

スキーの楽しみのひとつであるゲレンデからの絶景を楽しむには、コースデビューは必須。せっかくゲレンデに来たのなら、滑り方をマスターして、コースからの絶景も堪能して帰りたいですね。慣れれば半日で滑れるようになる人もいるので、ひとつずつコツをつかんでいきましょう。

基本姿勢

スキー初心者が意識しておきたい“基本姿勢”のポイントは、ふたつだけです。身体の“重心”が板の中心に来ることと、“前傾姿勢”を意識することです。
重心が前にずれると、前に進みにくくなり、反対に重心が後ろにずれると、スピードが出過ぎてしまい、転倒の危険が高まります。安定感やスピードをコントロールするうえで、重心を意識することは最も大切なポイントとなります。
前傾姿勢をとるときは、腰を曲げるのではなく、膝の屈伸運動を使います。目線を下に落とすことなく、背筋を伸ばして、膝を屈伸させることで、正しい前傾姿勢を作ることができます。膝を曲げる角度と、背中の角度が平行になることをイメージしてみましょう。

まずはボーゲンから

スキーには、プルーク(ボーゲン・八の字)やシュテームターン、パラレルターン、ウェーデルン、直滑降などさまざまな種類の滑り方やターンがあります。初心者が、最初に覚えるのが、スキー板を八の字にして滑る通称ボーゲンと呼ばれる滑り方です。

<ボーゲンの滑り方>

1.        2本の板のトップ(先端)を合わせ、板のテール(後方)を開き、八の字を作ります

2.        膝を屈伸し、前傾姿勢を取って滑り出します

3.        板のテールを開くと、斜面に抵抗が生まれスピードを抑えることができます

4.        板のテールを閉じると、斜面の抵抗が弱まりスピードが速くなります

最初は、傾斜の緩やかなコースで、ボーゲンを練習し、板のテールを開閉しながらスピードをコントロールしてみましょう。ボーゲンは、八の字の内側のエッジ(側面)にぎゅっと力を加えると、止まることができ、左右のバランスを取りやすいので、雪の上でブレーキをかける感覚も併せて習得しましょう。

ターンの方法

まっすぐ滑ることに慣れたら、プルークターン(ボーゲンでのターン)も覚えていきましょう。

<プルークターンの滑り方>

1.        ボーゲンでまっすぐ滑ります

2.        片足だけ強く踏み込んで重心を傾けます

3.        左を強く踏み込むと右に曲がります/右を強く踏み込むと左に曲がります

ボーゲンで左右どちらかに曲がると、斜面に平行になって減速します。続けてターンをしたい場合は、板のトップを谷側に向け、トップが真下を向いた時に再度、左右どちらかを強く踏み込みターンを繰り返します。

例:ボーゲン→左を踏み込む(右に曲がる)→ボーゲン→右を踏み込む(左に曲がる)

 

スキー初心者におすすめのウェアの選び方

スキー 初心者(ウェア、滑り方、コツ )

シーズン中、何度もスキーに出かけるなら、自分のお気に入りのウェアを用意するのも良いですね。ウェアを購入する際は、せっかく買ったのに、「機能性が足りなかった」「サイズ感が合わなかった」といったことがないように気を付けましょう。ここでは、ウェア選びのコツやスキー初心者におすすめのウェアをご紹介します。

スノボウェアとの違い

スキーとスノーボードでは、それぞれのスポーツによって、ウェアの構造も異なります。全身を使って滑るスキーでは、ストレッチの利いた動きやすさと、身体にフィットするデザインが採用されているのに対し、転倒の多いスノボウェアには、ゆったりとした着心地と、大きめのシルエットのデザインが採用されています。
スキーのエッジ(側面)で傷が付きやすいスキーウェアには、“エッジガード”が装備されており、転倒が多くゲレンデに腰を下ろすことの多いスノーボードウェアには、“パウダーガード”が備え付けられています。また、ゲレンデにお尻を着けるスノボウェアには、スキーウェアに比べて高い耐水圧が設定されているのも特徴です。

性能

ウェア選びでは、「防水性」「透湿性」「保温性」に注目し、スキーの動きに合わせて、自分に合ったウェアを選択することが大切です。

<防水性・耐水性>

スキーウェアには、雪や雨から身体を守るため、耐水機能が装備されています。ウェア購入の際には、耐水圧の数値を確認し、「耐水圧10,000mm」以上のものを選ぶと安心です。初心者でよく転ぶ人や、ゲレンデに腰を下ろす機会の多いスノーボーダーなら、「耐水圧20,000mm」程度を選択すると、さらに快適に過ごせます。

<透湿性>

スノーボードと違い、コースの一番上から下まで、休憩なしで滑り降りることの多いスキーでは、冬のゲレンデとはいえ汗をかいてしまうことも少なくありません。汗が蒸れたり、身体が冷えたりすると、楽しさも半減してしまいます。ウェアを選ぶ時は、透湿性・通気性の良いウェアを選ぶと、快適にスキーを楽しむことができます。

<保温性>

雪山の天気は変わりやすく、朝は晴れていたのに、急に曇り、雪へと移り変わることも珍しくありません。そこで大切なのが、ウェアに備わっている「保温機能」です。滑走で汗をかいた後、長いリフトに乗車をしたり、ゲレンデで休憩をとっていると、一気に体温を奪われてしまいます。
また、ウェアの下にインナーをたくさん着こむと、動きにくくなり、思うように身体を動かせなくなってしまいます。身軽で快適にウィンタースポーツを楽しむなら、保温性の高いウェアを選ぶことも大切なポイントになります。

サイズ感

スキーは、谷側にまっすぐ滑り降りるため、スノーボードに比べて風の抵抗を受けやすいスポーツです。また、ストックを持つ手・板を履く足と、全身を使います。そのため、スキーウェアは、身体にフィットした、動きやすい“スリムなデザイン”になっています。
インナーにセーターなどを着たい、ゆとりをもって着たいという人は、普段のサイズより少し大きめのサイズを選択しましょう。また、スキーでは、専用のブーツを履くため、大きめのブーツの上に裾をかぶせることを想定し、パンツはいつものサイズよりゆとりのある長さを選ぶのがおすすめです。試着をせずに購入をする場合は、サイズ表をしっかり確認してから購入すると、失敗がなくて安心ですね。

おすすめのスキーウェア

スキーの動きに合った運動性や透湿性に優れた、おすすめのスキーウェアをご紹介します。

PONTAPES(ポンタぺス)

スキーウェア 上下セット¥17,900(2022.11月 現在)
耐水性・透湿性・撥水性・保温性と機能抜群なのに、低価格を実現したPONTAPES(ポンタぺス)のウェアは、初心者のゲレンデデビューにぴったりです。いきなり高いウェアを購入するのはちょっと不安だけど、機能性のよいウェアを選びたいという人におすすめです。

NNOUM (ノアム)

スキーウェア メンズ 上下セット ¥25,800(2022.11月 現在)
着心地・保温性の良いストレッチ素材を採用しているNNOUM (ノアム)。雪の侵入を防ぐ裾裏スノーゲイターを備え、耐水圧30,000を実現しているので、スキーだけでなく、併せてスノボ体験をしたい人にもおすすめのウェアです。

MILLET(ミレー)

ティフォン50000ウォームストレッチジャケット ¥23,981(2022.11月 現在)
高い防水透湿性、裏起毛トリコット採用の保温性、耐水圧20,000mmの防水性を兼ね備えたフランスの登山メーカーMILLET(ミレー)。透湿性の評判は高く、汗をかきやすい人におすすめのウェアです。

SALOMON(サロモン)

スキーウェア ジャケット¥50,490 (2022.11月 現在)
言わずと知れた大人気スキーブランドSALOMON(サロモン)の2022年モデル。機能性はもちろんデザイン性も叶えたおしゃれなウェアで、最高のゲレンデデビューを実現できます。GORE-TEX仕様で防水性抜群、スキー場だけでなく、登山やタウンユースとしても活躍できるウェアです。

THE NORTH FACE(ザノースフェイス)

マウンテンジャケット メンズ ¥50,049(2022.11月 現在)
冬山登山からスノースポーツまで万能に着用できるTHE NORTH FACE(ザノースフェイス)のマウンテンジャケット。GORE-TEX仕様で防水性はもちろん、レーザパンチング採用で透湿性も抜群です。カラーバリエーションは15色。カラフルな配色で、雪山でも同行者に見つけてもらいやすいウェアです。

 

自分に合ったお気に入りのウェアで、ゲレンデデビューを楽しんじゃおう!

今回は、スキー初心者向けの滑り方のコツとおすすめのウェアの選び方を紹介しました。「機能性」や「サイズ感」を重視しながら、お気に入りのウェアを購入し、スキーの基本姿勢やリフトの乗り方を参考に、素敵なゲレンデデビューの思い出を作ってくださいね。

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