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昨今のメンズスキーウェアは、毎年個性豊かなモデルが数多く販売されています。そのため、初心者の方だけでなく、上級者の方でもモデル選びに迷うでしょう。そこで本記事では、2023年現在に最もおすすめできるメンズスキーウェアを18着厳選して紹介します。防寒性の高いモデルや通気性のいいモデル、さらに個性的でスタイリッシュなモデルなど、バラエティ豊かなスキーウェアを厳選しました。紹介する18着全てがおすすめのメンズスキーウェアなので、スキーウェア選びに迷っている方は、ぜひ参考にしてください。
スキーウェアといってもたくさんの種類があります。その中から自分に最適な1着を選ぶのはとても大変です。
スキーのレベル、用途、予算、についても個人差があるものです。選ぶポイントはスキーウェアに欠かせない防水機能、透湿機能、また通気性やエッジガード、パウダーガードなどの必要性です。初めてスキーウェアを購入するという方にもわかりやすく説明するので参考にしていただき、目的にあったウェア選びをしてください。
まず、耐水性とはウェア内に雨や雪を通さない機能のことをいいます。そして、透湿性とはウェア内の湿気や水分を水蒸気として外に出す機能のことです。どちらも数値で判断ができます。これらを踏まえて解説します。
耐水性は1平方センチあたりにどれだけの水圧に耐えられるかというもので耐水圧:mm(ミリメートル)で表されます。
スキーでは雪の上に座ることも多いので、耐水圧は10,000mm以上がおすすめです。特に初心者だと座る時間も長くなるので、妥協しないほうが良いでしょう。
透湿性は人が24時間にどれだけの水分を外に出せるかというものでg(グラム)で表されます。人は安静時には50g、軽い運動は約500g、激しい運動で約1,000gの汗をかくと言われています。この数字を1,000倍したものが透湿性です。
透湿性は汗を外に逃してくれるのでもちろん数値が大きい方が良いですが、透湿性素材が高価なため、4,000g〜8,000gぐらいを目安にすると良いでしょう。
通気性は主にベンチレーション機能があるかないかによって変わってきます。
ベンチレーションとは、スキーウェアについてあるファスナーを開け閉めすることで、ウェア内にたまった熱を外へ逃すことができる機能です。脇の下や太ももの内側あたりについていることが多いです。
透湿性と似たような機能と思われるかもしれませんが、透湿性は生地そのものの機能であり、ベンチレーションはファスナーを開け閉めすることで調節できるものです。
特にスキー初心者の方は力が入り汗もかきやすいため、ベンチレーション機能があるウェアを選ぶことをおすすめします。汗をかいたままにすると体が冷えるのでベンチレーション機能があるかどうかはチェックしておきましょう。
エッジガードとはスキー板のサイド部分についているシルバーの鉄の部分(エッジ)からパンツの裾をガードするという意味でパンツの裾に補強が施されていることです。パンツの裾の内側についています。
スキーで滑っているときに転んでしまったり、ターンをするときに板がパンツに当たってしまったりすることがよくあります。そのようなときに、エッジで裾が破れてしまうことがよくあるのです。エッジガードをつけることによって裾が補強され、破れにくいように保護されています。
一度敗れてしまうと、補修するのは大変です。また、破れたところから雪が入り込んでしまい、冷えたり、パンツが重くなってしまったりといいことはありません。購入するときはエッジガードが付いているか確認してください。
パウダーガードとはパウダー(雪)がウェアの中に入り込まないようにガードする機能です。ジャケットやパンツの裾部分が2重になっていてゴムなどで雪の侵入をガードできるようになっています。
また、冷たい空気もシャットアウトできるため、防寒としても役に立つ機能です。よく転ぶ初心者はパウダーガード付きのウェアを選んだ方がいいでしょう。
購入するときに試着をしますが、その際にスキーブーツを履いてみて、パウダーガードがちゃんとブーツに被さるか確認することをおすすめします。
パンツのパウダーガードは、ブーツに被せなければその機能を発揮しません。雪が入り込んでしまうと足先は冷たくなり、長時間放置するとスキーを楽しむどころではなくなってしまいます。
ジャケットの袖口にもパウダーガードが付いているものもあります。ない場合でも、マジックテープなどで袖口の調節ができるようになっているウェアも多いので試着して体に合っているか確認することが大切です。
ウェアを購入するとき、案外見落としがちなのがポケットです。携帯や財布、鍵などの貴重品は滑っている間に絶対落としたくないものです。ファスナー付きのポケットであれば落としにくく安心です。ジャケットの内側や外側にそれぞれあると便利ですね。
全部ファスナー付きではなくても良いですが、1、2箇所はファスナー付きのポケットがあるかどうか確認しましょう。
また、リフト券を収納するパスケースがウェアの袖に内蔵されているものもあります。落としにくく、便利なのでこちらもチェックしておくといいですね。
フードは取り外し式や、襟にしまえるようになっているものなどデザインはさまざまです。フードがあると、雪や雨のときには防寒や雨よけにもなります。特にリフトに乗っているときはフードがあると暖かさを感じられるでしょう。ドローコードで調節できるようになっているものがおすすめです。
スキーウェアを選ぶ際には考慮すべき点がいくつもあります。全部を満たそうとすると高額になってしまうこともあるでしょう。スキーに行く頻度やスキーレベルによって重視するところは異なるため、必要な機能が備わっているウェアから選んでください。
特に、初めてスキーウェアを購入するという方は、ジャケットとパンツがセットになっているものを選ぶと必要な機能が備わっていながら手頃な価格のものがありますよ。
さらに、試着をすることも大切です。実際に着て、どういうものかわかれば後日インターネット通販で購入することもできます。最新のモデルは高いですが、同じような機能をもったウェアを探せば少し前のモデルがかなり安くなっていくこともあります。ぜひ、探してみて下さいね。
機能面とは別に、スキーウェアでありながらタウンユースとして着用できるデザインのジャケットなどもたくさん販売されています。
スキーシーズンだけだと、年に数回しか着られなかったということも十分あり得ますが、タウンユースでも着用できればお得感があるでしょう。機能の良いものが高くて購入を躊躇していたウェアも、タウンユースとして着用すると思えば買いやすくなるのではないでしょうか。
スキーウェアといえば、白い雪に映えるカラフルなプリント柄のイメージでしたが、近年はそうしたウェアは少しずつ減っている傾向にあり、シンプルなデザインやアースカラーのような落ち着いた色味のものが増えてきました。
セットで販売されているウェアもたくさんありますが、ジャケットとパンツを好きな組み合わせで購入できるメーカーも多いです。
また、タウンユースとして着用できるようなデザイン、色味が増えたことにより、長く楽しめる点もうれしいですね。
2023年のおすすめスキーウェアの中にはデサント・ミズノ・フェニックス・ゴールドウィン・サロモン・マムートなどの有名メーカーはもちろんですが、ICEPEAK・43DEGREESというメーカーもご紹介しています。
ICEPEAKは北欧フィンランドのアウトドアメーカーです。ヨーロッパではかなり人気のあるメーカーで、日本でもじわじわと人気が高まっているようです。
43DEGREESは「北海道の厳しい大地でも耐えるアウトドアウェア」をコンセプトにプロダクトを生み出しているメーカーです。
ここからは、18種類のおすすめのウェアをご紹介します。参考にしていただいて最高の1着を見つけてくださいね。
ジャケットは表地・裏地ともにポリエステル100%で耐水圧は10,000mmです。パスケースポケット左袖に装備しており、裏面にはゴーグルポケットを装備。取り外し可能なサスペンダーや裏面には大容量ポケットを装備しています。シンプルなデザインでありながら必要な機能を備えており初心者にもおすすめです。
耐水圧は20,000mmです。パッと目を引くおしゃれなデザインで周りを一歩リードしたい方にもおすすめです。シームシーリング、脇下ベンチレーション、ウエストスノーゲーターなど機能も充実。パスケースやモバイルポケット、ゴーグルポケットなど複数のポケットを備えており、荷物の管理もしっかり行えそうです。
耐水圧は20,000mmとジャケットと同様です。内腿ベンチレーション、裾裏スノーゲーター、シームレスエッジガードを備えています。パッチワークのようなおしゃれなプリントが人混みの中でも映えそうです。
ジャケットとパンツのセットタイプです。落ち着いた印象のデザインで年齢問わず着用いただけます。耐水圧は20,000m以上としっかりと担保。ジャケットのフードはリバーシブルタイプでお好みやシーンに応じて楽しんでいただけます。ポケットも豊富で必要なものは身につけて滑ることができるでしょう。
中わたにエコ素材を使用した地球にやさしいウェアです。カラフルな見た目が冬の雪山にぴったりです。ポップなだけでなくカッコよさに溢れたデザインがこだわり派にもおすすめです。フルシームシーリングで防水性抜群。内側にはファスナー付きのポケットも装備されています。
首周りをしっかりとカバーし、寒さ対策もしっかり。見た目だけでなく機能性にもこだわった1着です。
発色の良いカラーと洗練されたデザインが人目をひくパンツ。やや太めのシルエットで安定感のあるのもうれしい作りです。保湿性が高く、寒さ対策もバッチリ。
股下ベンチレーションやスノーゲーター、エッジガードなど必要な機能をしっかりと備えています。ウエストアジャスターもあり、フィット感のある着心地が体感できるでしょう。
タウンユースでも使用できるほどの洗練されたデザインが特徴。内側ポケットや袖口の調整など細部までこだわった仕様は大人の男性にぴったりです。
脇下から大きくファスナーで開閉できるベンチレーションも搭載。デザインと機能性を両立させた優秀な1着です。
耐水圧は20,000mm、透湿度は10,000g/m2・24hと機能性に優れています。
Dermizax(R)ストレッチ2layerを採用した、コーディネートしやすい無地カラーのパンツは、中綿入りでスリムフィットする着心地も嬉しい。
裏地にストレッチストレッチパネルを配置し、ダイナミックな動きに追従する運動性能を追求した設計。ウェストには滑走時の腹圧を考えて設計したクリンチバンドを採用。また、太もも内側にベンチレーションを装備しています。
シンプルなデザインとシックな色味が着る人を選びません。存在感がありながらベーシックなカラーをお探しという方におすすめです。耐水圧:10000mm、透湿度10000gと機能性にも優れています。スキーウェアのなかでも比較的リーズナブルな価格で手に入れられるのも嬉しいですね。
腰回りを包む画期的なパネルにより高い保護性能を実現。すっきり見えるシルエットもスタイリッシュで素敵です。太もも周りのベンチレーションや裾のガードもしっかり。ニコ・ヴイニャとユーゴ・トルバにインスパイアされた、ブランドロゴが印象的なフリースタイルデザインでパウダーを思う存分楽しめます。
アイスピークらしい切り替えしのカラーリング、胸元2ポケット、ブロックデザインで、カジュアルな雰囲気の中にも高級感があります。耐水圧10000mm、透湿性5000g/24h/m2で機能性もしっかり。
ゆったりとした着用感や双方向フロントジッパーも魅力です。裾や袖口、フードは調整可能。親指の穴が付いている袖口で防寒面も安心です。裏地付きのハンドウォーマーポケットやスキーパスポケット、内ポケットやジッパー付き内ポケットとポケットも豊富です。
シンプルなデザインでどんなジャケットにも合わせやすいパンツです。1枚あるとコーディネートが組みやすく重宝しそうです。穿きやすいシルエットや透湿性に優れた作りで、ビギナーにもおすすめです。
ウェザープロテクションと断熱性を兼ね備えた一着。2レイヤーDRYtech™素材(耐水圧: 20,000mm)を使用しているため、通気性を確保しながら雪や雨をシャットアウトします。取り外し可能なスリーウェイ調節式フード、隠しフロントジッパーポケット、防滴サイドポケットが完全なウェザープロテクション性能を実現します。合成Ajungilak® OTI™断熱性繊維が湿気をブロックし、雨や雪の降る寒い日も身体を暖かくドライに保ちます。
カラフルでおしゃれなカラーがブランドらしさを表している1枚です。耐風・撥水性に優れた、2レイヤーMAMMUT DRYtechnology Pro素材を使用。外側からも調節可能な幅広なウエストバンドや、スキーブーツ着用時を考慮した裾のカットなど工夫もたっぷり。フィット感を求める方も納得できる穿き心地を実現しています。
アウトドア×タウンユースをコンセプトに、街着のアウターとしても着回せるデザイン性が魅力のBANKEI LINE(バンケイライン)。
Aラインがかったオーバーサイズボックスシルエットジャケットと、ワイドストレートシルエットのパラシュートタックパンツのセットです。
ジャケット、パンツともにタウンユースとしても活用しやすく、幅広いシーンのコーデに合わせられます。
人気の2020年モデルの復刻バージョンです。機能性を抑えコストパフォーマンスを高めたオリジナルの1着。北海道ニセコ町で活躍するスノーボーダー、インストラクター等、雪山で活躍する人々の意見を昇華し、より機能的で快適なスノーボードウェアを目指し制作しているブランドです。ブラッシュアップを繰り返し、納得のいく機能性とデザインを常に提案。こだわり派も納得の機能性やデザインが魅力です。
43DEGREESの最上位モデルです。北海道ニセコ町で活躍するスノーボーダー、インストラクター等、雪山で活躍する人々の意見を昇華し、より機能的で快適なスノーボードウェアを目指し制作しています。透湿性8,000g/m2・24h、撥水性においては等級5級の超撥水で、10〜30回洗濯をしても持続するという優れものです。
アクティビティを楽しむ準備段階での煩わしさを高次元で解放する機能性に優れたデザイン。耐水圧は10,000mm、透湿性は8,000g/m2・24h、撥水性においては等級5級と心強い仕様です。疲労感を感じさせないスムーズな着脱ができるよう配慮した作りに脱帽。ジャケット着用後でもパンツ脇のファスナーを開けるため、インナー調整もすぐにできます。
本記事では、おすすめのメンズスキーウェア18選を紹介しました。機能に優れたモデル・コスパのいいモデル・最新トレンドを取り入れたおしゃれなモデルなど、今シーズンのラインナップも魅力的なメンズスキーウェアが豊富にあります。本記事で気になるスキーウェアが見つかった方は、ぜひチェックしてみましょう。
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