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スキーをするために最も大切な道具は、スキー板でしょう。スキー上級者の方、初心者の方関係なく、自分にあったスキー板を選択できないと、自分本来の滑りができません。そこで本記事では、2023年におすすめのスキー板を種類別に紹介します。また、スキー板の正しい選び方も徹底解説しています。そのため、初心者の方は、まず選び方をチェックしてください。今シーズン、スキー板を購入しようと思っている方は、ぜひ本記事の20選をチェックしましょう。
スキー板の選び方は、
の3ステップです。
安くないアイテムなので、何度も買い替えることはあまりないでしょう。買ってから後悔しないためにも、あなたにぴったりのスキー板を見つけてくださいね。
初級者の場合、まずは入門として『オールラウンドスキー』から始め、基礎的な感覚を身につけながら楽しみましょう。圧雪コースならもうある程度滑ることができるという中級者の場合は、この冬『オールマウンテンスキー』で非圧雪コースに挑戦してみてはいかかでしょうか?
さらに上級者の場合は、ジャンプなどの技を磨きたい!身軽さに自信がある!という場合は『フリーライドスキー』、より速く滑走する心地よさを体験したい!脚力に自信がある!という場合は『レーシングスキー』がおすすめです。
このように、ますは自分のレベルと、どんな風にスキーを楽しみたいかを考えながら種類を決めていきましょう。
安全に楽しむために、必ず自分に合った長さのスキー板を選んでください。まず、重力の観点から体重が比較的重い人は長め、軽い人は短めのものを選びましょう。レベルは、男性で初級者なら155〜165cm、中級者なら160〜170cmがおすすめです(例:体重65kgの場合)。女性で初級者なら145〜150cm、中級者なら150〜155cmを選ぶとよいでしょう(例:体重50kgの場合)。迷った時は、目安として『身長から−5〜10cm選ぶとよい』と覚えておきましょう。
スキーの種類と長さが決まったら残りあと1ステップ!スペックを決めていきます。スキー板の前部、中央部、後部はそれぞれトップ、センター、テールと呼び、総称してスリーサイズとも言われています。このスリーサイズのなかで重要なのがセンターです。スキー板の種類でもご説明した通り、この幅によってバランスの取り方が高度になり、広すぎたり狭すぎたりするものは中級者、上級者向けになっていきます。初級者には、もっとも安定している70〜90cmがおすすめです。
もう一つ重要なスペックが、このスリーサイズのくびれ部分です。くびれのカーブが浅いか深いかによって、実際に滑ったときのターンサイズが変わってきます。そしてこのくびれが描く半径をラディウス(R)といい、ラディウスが大きい=あまりくびれていないので大回りに適し、ラディウスが小さい=よりくびれているので小回りに適しているとされます。こちらもセンター同様、大きすぎても小さすぎても操作が高度になるため、初級者は『R12〜17m』のスキー板を選ぶとよいでしょう。
さあ、ここまで決まったらいよいよ実際の購入に向けて、おすすめのメーカーを比較してみましょう!
スキー板の選び方について3ステップに分けて紹介してきました。ここでは、「オールラウンドスキー」「オールマウンテンスキー」「フリーライドスキー」「レーシングスキー」の4種類のスキー板について、厳選したモデル20選をご紹介します。
チタンシートを1枚抜いたS/MAX シリーズのソフトフレックスタイプのメンズモデルのスキー板です。中級者向けで滑走時のコントロール性能と的確なグリップ力に優れています。光沢のあるTiコンパウンドが特徴。革新的なBLADEテクノロジーで急斜面でも安定感を損なうことなく、スムーズに滑れます。サイズは165cm、トップ幅は121.0mmです。
初心者用モデルでありながら、剛性もあり、旋回性能に優れたスキー板です。ターンやスピンなどの扱いも容易なので、初心者以上の方でも十分楽しめます。スキー板素材に使われているチタンバーおよびヴィスコエラストマーが、滑走時の衝撃をやわらげ、旋回時の振動を吸収します。左右均等に丸いトップの形状が左右の細かい操作にも俊敏に反応するスキー板です。
ATOMIC のレッドスターは世界のトップスキーヤーが使用するスペックを採用したモデルです。幅が広く、アーチベントが少ないためターンのきっかけが取りやすいスキー板です。荒れたザブザブの雪や、足が取られやすい雪でも幅が広く浮力が出るため、雪にスキーが埋まらず、操作ができるのが特徴です。ダブルボンディングと呼ばれる新しい板の接着方法を採用し、接着剤に柔らかい柔軟な素材を使用することで、スキー板のしなやかさを強調できます。
100mmのウエスト幅により、様々なコンディションに対応できるオールラウンドスキー板です。チップ&テールの形状がパークからパウダー、荒れたバーンでも安定した滑走を実現します。超軽量のカルバコアを使用し、少ない力で簡単にトリックができる点も魅力です。W3DEGWALL構造のため、耐久性にも優れています。柔らかなフレックスでバターやプレスにも適しており、好きな場所を思う存分滑れる板です。
パークエントリー系のゲレンデでスキーを楽しみたい方や、板の軽さを重視して選びたい方におすすめです。ツインチップ+ロッカーにより、有効エッジを一般のオールラウンドスキーよりも短く設定。同じサイズの板に乗ったときよりも短い板に乗ったような感覚で滑れます。センターに配置されたカーボンオーリーバンドによって、操作性に優れ、軽快なカービングターンからしっかりジャンプするパークまで対応。クセが少なく、幅広く遊べるスキー板です。
アーティスト トラビス・パーによるグラフィックのデザインが存在感たっぷりの、ICELANTICのスキー板。「Return To Nature…自然に戻ろう。」のコンセプトと共に日本でも展開する本格派ブランドです。パウダースノーはもちろん圧雪バーンのカービングにも順応するオールラウンダーなスキー板です。ゲレンデ内のサイドカントリーやバックカントリーツアリングでも軽快な滑走を実現します。どんなゲレンデコンディションでもあらゆる気候に順応できるスペックをもったスキー板です。
オールマウンテンスキー、リップスティックのレディース向けのフリーライドモデルです。ターンにおける安定性の確保を目的として配置されたカーボンラインフォースメントと左右非対称のアンフィビオカーボンラインテクノロジーのアンフィビオプロファイルのコンビネーションにより、ハイスピードの安定性と軽快な旋回性能を持ったスキー板です。カーボンロッドを内蔵するウッドコアなど数々の革新的な設計は、超軽量でありながら、優れた運動性能と快適でスムーズなターンを実現します。
前モデルからバランスや構成材を変更し、あらゆる操作性を向上させた今シーズンモデル。構造材にサンドウィッチ (F.L.F 採用)・NFウッドコア(軽量芯材)・特殊F.R.Pパウダーランを使用することで、パウダースノーやツリーの滑走において、楽にスキーの向きを変えることができ、ゲレンデで切れのあるターンを楽しむことができるスキー板です。
108mmというオールマイティーなセンター幅を備えているので、パウダースノーもゲレンデも、両方楽しみたいスキーヤーにはおすすめのモデルです。
メーカーの「K2」が特許を取得したテクノロジーであるSpectral Braidテクノロジー、バイオレジン、そしてユニダイレクショナルフラックスを特徴とした遊び心と安定性を兼ね備えたスキー板です。オールマウンテン、オールラウンドで活躍するユニセックス向けのため、幅広い層に支持されています。ハードパックやバンプ、パウダーといった様々な環境のゲレンデでも快適な滑走を楽しめます。充実したゲレンデライフを送りたい方におすすめです。
耐久性のあるトップシートをはじめ、理想的なベースまで考え抜かれて作られたPRODIGYシリーズの今シーズン作。ウッドコアとツインチップ形状に加え、程良いキャンバーによって思い描くパフォーマンスにより近づける仕様のオールマウンテンスキーです。足元の硬さはキープしながら、地形でバターするのに適した柔らかさを持ち、エアー、ランディング、ターンなど、満足のいく1本を滑れる仕様。あらゆる楽しみ方をしたい方にぴったりのスキー板です。
ポプラウッドコアを素材として採用したことにより、バランスのとれた重量と敏捷性を備えた1本。滑走時の安定性とバランス性能にも優れた万能なスキー板です。ダンプテックが滑走時のスキー板の振動を抑え、雪面とのコンタクトを高めてくれるので、変わりやすい雪質でもスムーズで確実なコントロールを実現します。さらに、エクステンドコアが雪面との接点を増やし、安定性にも寄与。リサイクルされたトップシートやベース、エッジ素材の使用によって、環境への影響も低減しています。
素材選びと職人たちのハンドメイドにこだわって制作しているICELANTICのスキー。大胆なグラフィックデザインが見た目にもおしゃれなスキー板です。軽くてさまざまな滑走を遊ぶことができるハイブリッドフライトコアを採用し、自由に滑走できます。100%ポプラ材を使用したポプラ・パワー・コアにより、どんな地形やどんな山でも対応する力強さとしなやかさを兼ね揃えています。フリーライドスキーの醍醐味である、自然を楽しみながら滑走を存分に楽しみたい方におすすめです。
KOREシリーズをツアー向けに軽量に作った新しいモデルです。あらゆるシチュエーションにも、あらゆるフィールドにも飛び込める、高性能なスキー板です。ディープパウダーからアイスバーンまでマルチに対応するオールラウンド・フリーライドスキー。より良いパフォーマンスを実現する軽量な構造と、グラフィン、カルーバルウッド、マルチレイヤーカーボンを使用したコア、サンドイッチサイドウォール構造やティップ&テールロッカーなどで安定性や俊敏性を図っています。
短いサイズのスキーにキャンバー&ロッカーを採用しているので、スキー操作を容易におこなえます。非圧雪や春雪のゲレンデではロッカー形状による浮力が得られるため、あらゆる雪に対応できるオールラウンドなスキー板です。ブルーモデルが製造していたフリースキーブランドRIOT SKISで人気だったリバースをBluemorisブランドとして再リリースしたこちら。手に取りやすい価格や扱いやすい機能性でレジャースキーヤーはもちろん、初心者にぴったりです。
職人によるハンドメイドにこだわり製作しているスキーは防爆構造と呼ばれるほど頑丈です。その理由のひとつとして、コア材にポプラと桐の「ハイブリッド・コア」を採用。軽くて遊びやすい、頑丈で乗り味の良い仕様に仕上げたスキー板です。ディープなパウダーをはじめ、ビッグマウンテンでの滑走などあらゆるライディングに対応しています。自由な乗り心地の良さはきっと自然と遊ぶことの面白さを改めて体感できるはず。見た目、機能性ともにバランスが取れた扱いやすいスキー板です。
オーストリアの生まれのスキーブランド、ASTOMICのスキー板です。世界の大会においてタイトルやメダルを獲得してきた実績を持つ、ブランドならではのスタイリッシュなデザインと充実した機能性が魅力のスキー板です。ウルトラパワーウッドコアを採用し、大きなスピンやターンの操作性にも優れています。荒れたゲレンデでの走破性にも優れており、雪面の状況に左右されない安定した操作がおこえなます。レーシングスキーを楽しみたい方におすすめです。
多くのスキーヤーからも人気を誇るアメリカのスポーツメーカーHEADのスキー板。硬雪から、軟雪まであらゆる雪に幅広く対応したGSモデルです。板が適度にたわむことで、ターンやスピンが容易におこなえるスキー板です。雪面への食いつきもよく安定感も抜群なので、クイックなターンやスピンだけでなく、細かな操作やスピードある滑走を十分に楽しむことができます。ターンにつなぐ際の加速性能にもすぐれています。
上級者のアグレッシブな滑りにも対応可能で、圧雪された斜面でも力強い滑りを可能にするスキー板です。革新的な Blade テクノロジーを採用しているので、一瞬でスキーがたわみ足元に戻ってくるため、ターンのスピードが落ちずに滑走できます。ただやわらかいだけでなく、滑走時の足元の安定感が抜群です。激しいターンを繰り返しても反応の鋭さを維持していることもこのスキー板の特徴です。
フランスアルプスの麓アネシーを拠点に誕生したSalomon。あらゆるアウトドアアイテムを展開しているブランドですが、スキーアイテムも充実しています。こちらはゲレンデの急な斜面状況にも左右されない、高い旋回性能と操作性を追求したスキー板です。Salomon の革新的な Blade テクノロジーの採用することで、滑走時の安定感を高め、素早いターンを可能にしています。また、レースなどでのタイムを追求した、滑走性や反応速度、レスポンスに優れたスキー板です。
ROSSIGNOLスキー板の最高峰モデルとして、レーサーからエキスパートスキーヤーにいたるまで、圧倒的な人気を誇るのが、このHERO ATHLETEシリーズです。特にこのGSはトップの食いつきやターンの抜けにすぐれていて、非常に高い評価を得ているスキー板です。素材に使用した芯材は193㎝ではビーチウッドコアで、188cmのモデルではアッシュウッドコアを使用しています。従来モデルよりも軽量になっており、よりもしなやかなスキー板に再設計されています。
本記事では、2023年におすすめのスキー板を厳選して紹介しました。自分にあったスキー板に乗るのは、スキー上達の第一歩です。また、自分にあったスキー板に乗ることで、快適な滑りができるでしょう。スキー板選びで迷っている方や、スキー板の選び方がわからない方は、ぜひ本記事を参考にしてください。
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