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軽井沢スノーパークに、8歳の息子と親子3人で日帰りバスツアーに参加してきました。
実際のバスツアーはどんなものなのか。「朝の集合はどんな感じ?」「道中は?」「軽井沢スノーパークは本当に初心者でも滑りやすい?」。そんな疑問もあるかと思いますので、時系列でトラベルインのバスツアーをご紹介していきます。
今回訪れたのは、最大斜度が8度という初心者上達エリアがある軽井沢スノーパーク。
前年に7歳でスキーデビューをした初心者の息子も楽しめるよう、初心者に優しいスキー場を選びました。
バス集合場所は新宿都庁前の大型バス駐車場です。「トラベルインツアー 集合場所」の大きな旗があるので、すぐにわかります。
朝発のバスプランの出発は新宿7時10分。集合は「新宿都庁大型バス駐車場」に6時50分でした。集合場所は新宿駅からも西新宿駅からも徒歩10分ほどです。
ここで地味に悩んだのが朝食の時間です。感染症対策のため、現在はバス車内での食事は禁止となっているので先に食べるか、サービスエリアで食べるか、着いてから食べるかとなります。トイレとの兼ね合いも考えると、バスに乗る直前に飲食をするのは難しく、子どもの食べ具合などを考慮した計画が必要だと感じました。
なお、集合場所周辺のトイレは、駐車場の外にある公衆トイレとなります。公園のトイレなどが苦手な子は、駅などで先に済ませておいた方がよいかもしれません。
この日のバスは小さめでしたが、足元が広く快適。バスの出発レーンが直前で変更となったので、アナウンスの確指示に従って乗車するバスへ向かいました。
スキー場の到着場所と出発場所は、「プレジデントリゾートホテル軽井沢」です。
バスは予定通りに出発。8時半ごろに上里サービスエリアでトイレ休憩を挟み、渋滞もなく順調に進みました。
トイレ休憩は15分ほどなので、サービスエリアで朝食をとるのは少し難しそうです。とはいえ、私たちはここでうどんをかき込みました!
軽井沢スノーパークに到着したのは予定時刻より少し早い10時過ぎ。到着場所は、同スキー場の公式&直結ホテルである「プレジデントリゾートホテル軽井沢」です。ここからスキー場はホテルの駐車場を挟んで、徒歩数分。ホテルでもスキーウェアのレンタルができ、広いロッカールームがあるとのことで、ここでウェアを借りました。なお、ロッカールームの使用料は、男女別々でそれぞれ500円です。
ホテルのレンタルウェアの受付。リフト券の引き換えもできます。
ホテルのロッカーは細長いコートなどが入るサイズ。ロッカーの先にお風呂があり、脱衣所としても機能しているため、いわゆる更衣室はありません。
ウェアレンタルにあたり、私と息子はサイズがありましたが、最大で2Lまでだったため、3L~4Lを着たいパパはスキー場のレンタルショップで借りることになりました。
子どものサイズは90cm~。大人用はS・M・L・2Lのサイズ展開。どれもキレイでよい感じでした。
スキー場のレンタルショップのウェアは最大で4Lまで。
板は全員ロシニョール。
スキー場の更衣室を利用(写真左)。スキー用のバッグなどが入る大きなコインロッカーはないので要注意。
上級から初級までバランスよく配置されたコースは、すべてセンターに滑り降りてくるレイアウト。
※https://www.presidentresort.jp/snowpark/areaguide/
軽井沢スノーパークは、コース数6本と比較的コンパクトなスキー場です。上級コースはあるものの、初級・初中級コースが半数を占めているのに加え、ちびっこゲレンデを含む初心者上達エリアがあることから、初心者や家族連れに非常にやさしいスキー場といえます。
それでいて、中級コースは最大斜度が19度あり、途中にはポールやミニウェーブなども設置され、コースにいろいろな工夫が施されています。また、上級コースに至っては最大斜度32度と、かなりハードに楽しむことができます。
標高が高いことや降雪機もあることから、シーズンを通して積雪は安定。この日は、雪のコンデションもよく、サラサラですがしっかり圧雪されていて、とても滑りやすかったです。
中央左手は初心者上達エリア。1~2メートルほどゆるい斜度を滑ることができるため、まったく初めての人でもスタートしやすい!
初心者上達エリアの斜度は最大で8度。初めてでも安心の斜度と広さ。
少し上達してきたり、飽きてきたりしたら、くぐって滑れる三角タイプのポールで遊ぶこともできます。
初心者上達エリアのちびっこゲレンデはリフトではなく、スノーエスカレーター(80メートル)が設置されています。初心者にとって難関となるリフトに乗らずに練習ができるのがよい点です。
もう少し滑れるようになったら、中央の第3ペアリフトを使って中腹まで上がって降りてくるエッグコース(初級)がおすすめです。リフト降り場の斜度もゆるく、降りた先が広いので1年ぶりの初級者でも安心。ゆるい右のカーブを描いたコースで一見迂回コースのような作りですが、コース幅が広めなのでターンをしながら降りてくることができます。
エッグコースはちびっこゲレンデに合流。左端にはポールが設置され、慣れてきた子どもも遊べる工夫がされています。
頂上からは雄大な浅間山が望めます。山頂側から撮影。リフトを降りて左側(写真右手)が上級のアゼリアコース。この日は滑走禁止でした。
軽井沢スノーパークには3本のリフトがあり、中央左側の第1ペアリフトで頂上まで行くことができます。
そこでスキーの練習をする息子をパパにお願いして、ほかのコースを滑りに。コースのゴールがすべて同じエリアに集まっているコンパクトなスキー場なので、レベルの異なる人と行っても別行動しやすく便利です。
ディアコースにはウェーブがあり、スノーボーダーもスキーヤーも楽しめるレイアウト。
同スキー場はどのコースもそうですが、リフトを降りた先が広いのも慣れない人には嬉しい点です。
頂上からは3つのコースがあり、リフトを降りて左手が最大斜度32度のアゼリアコース(上級)、右側手前が最大斜度19度のベリーコース、右手奥が最大斜度16度のディアコース(初中級)です。
ディアコースは最長で980メートルあり、ノンストップで滑りきれる満足感あるコースとなっています。コースの途中からは、最大斜度19度のキャベツコース(中級)に分岐。常設ポールバーンがあり、中・上級者も楽しめるコースです。
ベリーコースは1枚バーンの滑りやすい中級コース。
ベリーコースの途中から初級のファミリーコースに合流。ファミリーコースは第2ペアリフトからも行けます。
雪遊び広場「プレジパーク」には、子どもたちに大人気のふわふわもあります。
ファミリー向けのスキー場としても定評がある同スキー場。リフト券で入れる、子ども向けの雪遊び広場「プレジパーク」や、今や家族の一員でもあるペットと遊べるドッグラン、雪道を散歩ができる「わんわんトレイル」などの施設があります。
250席ある「レストラン ネージュ」。店内にはファミリー優先席(約50席)もあります。
実は、子どもが車酔いをして、ホテルのロビーの椅子で休憩をしていたため、滑り始めた時点ですでに11時半を過ぎてしまっていた我が家。そこで、1時間30分ほどスキーを楽しみ、13時過ぎからランチにしました。
レストランは、メイン食堂の「レストラン ネージュ」のほかに、ハンバーガーカフェ「タグズコーヒー」があります。「レストラン ネージュ」はゲレ食の定番である、カレーやラーメン、パスタなどがあり、どれもボリューム満点。「魚介醤油ラーメン」は魚介の出汁がガツンと効いたパンチのあるラーメンで、ゲレ食のレベルの高さを感じました。「二種チーズトマトパスタ」は、生系のパスタを使っているのか、つるりと食感が良く、こちらもボリュームたっぷり。ゲレ食にありがちな「ちょっと物足りない」感がまったくありません。
息子はハンバーガーをリクエストしたものの残念ながら売り切れ。なんでも冷凍もののパテを使っていないため、日曜日は早く売り切れやすいのだとか。代わりに、ジューシーフランクを購入しました。
パパは生ビールを飲みたがったものの、群馬県のまん延防止等重点措置発令により店内でのアルコール提供が禁止中。そこで、ジューシーフランクを1本持って、外の自動販売機でビールを購入し、テラス席で楽しんでいました。スキー場で雪を見ながらビールを飲む。普段、運転手のパパにとって、バスツアーだからこそできる贅沢です。
お出汁がしっかり効いた「肉うどん」。お肉やほうれん草のトッピングも多めなのが嬉しい。
営業日は土・日・祝日・年末年始。牛100%の手作りハンバーガーのほか、フランクフルトやアメリカンドッグなども販売。
スキーコースから離れた位置にあるので、安全です。
軽井沢スノーパークの人気施設「プレジパーク」。1歳(目安)から遊べる雪遊び広場です。リフト券または雪遊び券で入場でき、ソリ遊びやスノーストライダー、ちびチュービングなどの乗り物のほか、プチあさまと名付けられた大きな雪山や、雪景色を楽しむ雪上ブランコなどがあります。
アスレチックなどもあることから、小さい子は場合はもちろん、小学生でも楽しく遊べそうです。
小さい子が楽しめる、ちびチュービング。
雪山「プチあさま」は登るのも滑り降りるのも楽しそう。
センター内には授乳室が3つあるので安心。
無料のキッズルーム。ちょっとした遊び道具も揃っています。
雪の中で遊ぶわんこが堪能できる、ドッグトレイル。写真左手の小道が「わんわんトレイル」。
同スキー場は、犬を飼っている人も一緒に楽しめるスキー場。ドッグランは雪のあるエリアとないエリアの2ヶ所あり、犬を放し飼いにして遊ばせることができます。
また、ドッグラン2の左端からは「わんわんトレイル」がスタート。頂上まで散歩することができます。コースは、全長約1km。麓から頂上までの高低差は約130mと、それなりの体力を使いそうです。
なお、レストランのテラス席は犬も一緒に食事ができるエリアです。
1回350円。スリルあるコースが魅力。
ちびっこゲレンデ脇には、大人も楽しめるジェットチュービングがあります。1回350円、乗り放題券が1000円なので3回以上乗るなら乗り放題がお得。午前中や午後イチはそれほど混んでいませんでしたが、14時を過ぎたあたりから混み始めていました。
3歳以下は、プレジパークのちびチュービングへ。コースはカーブあり、ジャンプありとスリル満点。
最後に待つのは大きなカーブ。見学用のスペースの目の前なので、撮影に最適。
ロッカールームの突き当りがお風呂。ホテルのロッカーはコイン式ではなく、何度でも出し入れができます。
併設されている「プレジデントリゾート軽井沢」の天然温泉「相生の湯」で身体を温めることにしました。
帰りのバスの集合時刻は16時15分。子どもと一緒にお風呂に入るため、1時間の余裕をみておきたいことから、14時半過ぎにはスキー場を引き上げました。
浴室内にはシャンプー、リンス、ボディウォッシュ、洗顔料。洗面台にはクレンジング、オールインワンジェル、クリームなどの試供品がそろっていました。
日曜のこの時間帯だったからか、女性側のお風呂はまだ空いており、自分1人の状態に。15時を過ぎるとかなり混んできたので、余裕をもって入りたい人は早めがおすすめです。なお、男性側のお風呂は、15時前で少し人がいたようです。
露天風呂からも浅間山が臨め、冷たい空気と温かいお湯で、いつまでも浸かっていられる心地よさでした。
到着場所は新宿駅西口の前。渋滞もなく、快適な帰り道でした。
「プレジデントリゾートホテル軽井沢」前を16時25分に出発し、17時半頃に上里サービスエリアで休憩。途中、ぐっすりと眠りながら、新宿には予定より10分ほど早い19時半頃に到着しました。
子ども連れだと自由の利く車での移動を選びがちですが、スキーやスノボで体力を使った後に運転しなくても良いのは大きな利点です。特に、インターを降りてから距離のあるスキー場は、バス利用のし甲斐があります。
気になったのは子どもの朝食と夕食のタイミングくらい。道具はすべてレンタルすることで荷物も少なく、お風呂にも入っているので帰ったらすぐに眠れる状態。運転疲れもなく、パパは帰りに再びビールで乾杯。皆が楽しめるスキー旅でした。子どもが滑る感覚を忘れないためにも、次は泊まりで行きたいです。
<この記事を書いた人>
プロフ
20代の頃に、それなりにスキーやスノーボードを楽しんだ40代主婦。一時期は毎週のように通ったものの、この10年くらいはほとんど滑っておらず、前年の子どものスキーデビューをきっかけに久々に滑り始めました。
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