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「スノーモンキー」をパシャリ!スキーの後は地獄谷へ

ゲレナビ 運営事務局

投稿日2017.09.13 更新日2020.12.02

この冬、北志賀高原竜王スキーパークに遊びに行くなら、ぜひスノーモンキーも見ていきましょう。スノーモンキー…直訳すると「雪の中の猿」といったところですが、地獄谷野猿公苑に現れる野生のニホンザルは、なんと、しんしんと降る雪の中、温泉に浸かって冷えた身体を温めているのです。

竜王スキーパーク(北志賀高原スキー場)

<世にも珍しい温泉に浸かるお猿さん>
地獄谷温泉公苑では、舞い落ちる雪の中、野生の猿が温泉に浸かる姿を見ることができます。そんな「スノーモンキー」が見られるのは、世界でも地獄谷だけ。。。人間を恐れず、また襲いかかることも無く気持ちよさそうに温泉を堪能する地獄谷野猿公苑の猿ですが、この地に至る道のりは…長野駅から長野電鉄の特急で約50分、そこからバスで約15分、最後に徒歩で30分と、もはや秘境レベル。

そもそも、猿という動物はヨーロッパやオセアニアには存在しません。中国や東南アジアではジャングルの中に棲んでいるのですが、暖かいジャングルに雪は降らないので、雪景色の中に入浴する猿の姿というのは、日本人にとってはもちろんですが、外国人には実に珍奇な眺めなのです。

スノーモンキーが世界に知られるようになったのは、1970年のこと。雑誌「LIFE」に、白い雪をかぶりながら温泉に浸かる猿たちの写真が掲載されたのがきっかけでした。それから36年後の2006年には、「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」という外国人旅行者向けの日本ガイドで一つ星を獲得。野猿公苑を訪れる海外からのゲストの数は、年々増加しています。

<湯浴みを楽しむ大人しいお猿さんたち>
野生のニホンザルは、知っての通り獰猛です。目を合わせただけで飛びかかってくる攻撃的な猿もいます。しかし、野猿公苑の猿は人に慣れています。威嚇することも、餌をねだるようなこともありません。奈良公園の鹿みたいなもので、彼らは自分たちのことを人間と同じとでも思っているのか、すぐ間近を人が通っても、取り澄ました顔をしています。

湯煙の中、ほっこりした顔で頭に雪を乗せながら入浴するスノーモンキーたち——「なんとなく、写真で見たことがある気はする」という人も多いのではないでしょうか。その姿が冬は毎日のように日常的に見られるのが、地獄谷野猿公苑なのです。東京から高速を乗り継いで、約330kmの旅。上林温泉の無料駐車場から徒歩30分で、地獄谷野猿公苑に到着します。

残念ながらお猿さんたちと一緒に入浴することはできませんが、外国人観光客と共に、そんな彼らの姿をスマホのアルバムに加えるのも良いでしょう。公式ホームページでは、ツイッターでお猿さんたちの動向が小まめに報告されています。春・夏・秋にもこの大人しいニホンザルたちは野猿公苑に降りてくるので、気が向いたときにいかがでしょうか。

北志賀高原竜王スキーパークで心ゆくまで滑った後には、上林温泉で一泊。その翌日に地獄谷までスノーモンキーを見に行くのが、良いプランかと…。

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