合わせて読みたい記事
お気に入りのスノボウェアを購入したら、ウェアの性能を保ったまま、次のシーズンも使えるように適切な方法で保管したいですよね。“ウェアに汚れが目立ってきたけど、洗濯する方法を知りたい”“そもそもスノボウェアって洗濯するの?”“洗濯したあとの乾燥や適切な保管方法は?”
そんな疑問にお答えして、スノボウェアの洗濯、乾燥、保管方法、やってはいけないNG洗濯について解説します。正しい洗濯方法を知り、来シーズンもキレイなウェアで気持ちよくゲレンデに出かけましょう。
ワンシーズンたっぷり楽しんだスノボウェアは、しっかり洗濯をして、来シーズンに備えておきたいですよね。そこで、まず確認したいのが、自身のウェアが家庭での洗濯に対応しているかどうかです。ウェアの内側に付いているタグには、洗濯の「取り扱い表示」が書かれています。ここでは、覚えておきたい取り扱い表示の意味や確認方法を解説します。
スノボウェアを洗濯する際は、必ず取り扱い表示を確認してから行いましょう。家庭での洗濯が不可なウェアを洗ってしまうと、撥水加工の効果が薄れ、ウェアを傷めたり劣化させる原因となってしまいます。ここでは、特に注意しておきたい取り扱い表示マークをご解説します。
各メーカー、さまざまな素材で作られているスノボウェアは、洗濯により色落ちをしてしまうものもあります。買ったばかりのウェアを洗濯したら色落ちしてしまった!なんてことにならないよう、色落ち確認をしてから洗濯しましょう。
<色落ちの確認方法>
1. ウェアの目立ちにくい場所に、洗濯洗剤を付けます
2. 5-10分ほど経ったら、ティッシュなどのペーパーで洗剤をふき取りましょう
3. ティッシュにウェアのカラーが付着したら色落ちの危険ありです
家庭での洗濯が可能なウェアであること、色落ちの危険がないことがわかったら、早速洗濯開始です。ここでは、“取り扱い表示”のマークに合わせて、それぞれに適したウェアの洗濯方法を解説します。ウェアの機能・性能を保ったまま、汚れをしっかり落とせるよう、手順に沿って進めましょう。
1. 洗面台や浴槽など、ウェア全体が収まる容器にぬるま湯を溜めます
2. おしゃれ着用の中性洗剤を入れます
3. ウェアのファスナーやボタンを全て閉め、洗剤液に浸します
4. ウェアが浮かんできたら沈める流れで、20回程度押し洗いをします
5. 洗剤液を流し、きれいなぬるま湯を入れ、ウェアをすすぎます
6. すすぎの水が透明になったら、大きめのバスタオルで挟み、軽くたたきながら脱水します
1. ウェアのファスナーやボタンを全て閉めます
2. ウェアを3つ折りにして洗濯ネットに入れます
3. ウェアに記載の取り扱い表示に従って、手洗いコースやドライコースなどを選びましょう
4. 洗濯機での脱水は1分程度にし、大きめのバスタオルで挟み、軽くたたきながら余分な水分をふき取ります
リフト乗車時など、ウェアにオイルなどの油汚れが付いてしまうことがあります。家庭で洗濯をする場合は、油汚れを落としてから、通常の洗濯をしていきましょう。
1. 自動車用のブレーキ用洗剤や、中性洗剤を用意します
2. 汚れた箇所に洗剤をつけ、歯ブラシなどで軽くたたき汚れを浮かせます
3. タオルを当てて油汚れをタオルに移します
4. 一度に取り切れないときは、この作業を繰り返し行います
5. シミが残ってしまったときは、キッチン用洗剤をつけ、少量のお湯で揉みこみます
6. 軽くすすいだら、ウェア全体の洗濯へ取り掛かりましょう
1. キッチン用洗剤を用意し、汚れている部分に直接塗ります
2. 軽くなじませたら、10-20分ほど待ちます
3. 40度前後のぬるま湯で揉み洗いをします
4. 一度に取り切れないときは、この作業を繰り返し行います
5. 軽くすすいだら、ウェア全体の洗濯へ取り掛かりましょう
スノボウェアの洗濯が終わったら、しっかりと乾燥させましょう。シーズン終了後の洗濯では、次のシーズンまで長期間保管することになります。生地を傷めたり、シワにならないよう、スノボウェアを長持ちさせる乾燥・保管方法をご紹介します。
タオルドライなどで軽く脱水をした状態のスノボウェアの乾燥には、非常に時間がかかります。湿気が残ってしまうと、保管中にカビが繁殖するなど、ウェアの劣化の原因となるため、注意しましょう。
1. ウェアのファスナーやボタンを全て開けます
2. パンツは、風通しが良くなるよう“筒状に”干します
3. ジャケットは、内側に空間を作るように“厚みのあるハンガー”に干します
4. 取り扱い表示に陰干しのマークがあるときは、直射日光の当たらない場所に干します
ウェアが完全に乾いたら、撥水スプレーをかけましょう。撥水効果を長持ちさせるなら、撥水スプレー→乾燥の工程を複数回繰り返しましょう。家庭によくある防水スプレーは、通気性が悪くウェアには不向きです。家庭での洗濯をする場合は、事前に撥水スプレーを用意しておくと安心です。
スノボウェアは、頻繁に利用され、空気が循環しているクローゼットに保管するのがおすすめです。カビや劣化を防ぐため、ハンガーにかけたまま、風通しの良い状態で保管しておきましょう。
ご存じのとおり、スノボウェアには、撥水や保温などの特殊な機能が施されています。ウェアとしての性能を保つためにも、洗濯・乾燥・保管方法には注意が必要です。ここでは、スノボウェアを洗濯するときに絶対にやってはいけないNG行動をご紹介します。
スノボウェアの乾燥には時間が掛かりますが、早く乾かすためにストーブの近くに干したり、乾燥機を使用するのは絶対にやめましょう。スノボウェアには、合成繊維などの素材が使用されており熱に弱いため、高温で表面が傷んだり、変色してしまったりする可能性があります。また火災の原因となる恐れもあるので、高温となる場所は避け、通気性の良い場所に干しましょう。
スノボウェアの洗濯は、シーズン終わりの1回で十分です。頻繁な洗濯は、ウェアの生地を傷め、撥水・保温機能の劣化などに繋がります。食べこぼしや油汚れ、大量の汗をかいたといったことがなければ、シーズン中の洗濯は特に必要ありません。使用後は、しっかり乾かしてから保管しましょう。
スノボウェアは大きく厚みもあり嵩張るため、コンパクトに収納したいと思う人は少なくありません。しかし、圧縮袋などでの保管は、カビやシワの原因になります。スノボウェアを長持ちさせるためにも、風通しの良い状態でハンガーにかけたままの保管を心がけましょう。
スノボウェアは、見た目がなんともなくても、シーズンを重ねるうちに、撥水や保温の性能が落ちることがあります。しかし、多少性能が落ちたからといって、簡単に買い替えられるものではありませんよね。少しでも性能を長持ちさせられるよう、シーズン終了後のケアはとても大切となります。適切な洗濯・乾燥・保管方法を守り、来シーズンも快適にスノボを楽しめるように備えましょう。
合わせて読みたい記事
おすすめの記事
お申込みされた方へ必ずお読みください
お電話でのお問い合せはこちら
050-3176-7977
営業時間:10:00~17:00(平日)
10:00~16:30(土日祝)