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長野県上田市に位置する菅平高原スノーリゾート。夜発の日帰りバスツアーで参加してきました。
豊富なコースと広大な滑走地。
思わず溜息の出る、真っ白な雪原のど真ん中を滑れる爽快感は堪りません・・・。
全体的にスキー層が多いゲレンデです。
コース幅がものすごく広く、急な斜面が少ないので経験者問わず気持ちよく滑走できる良いゲレンデでした。直線が多く、決して長いコースではありませんが、コース幅が広いので蛇行することで長く楽しむことができます。
はじめてのウィンタースポーツ体験に、是非オススメのできるこの銀世界の魅力を紹介します!
菅平高原スノーリゾートはダボス・太郎・パインビークの3エリアからなるビッグゲレンデ。パインビークは日帰りバス到着地エリアから離れているため、ダボス・太郎エリアをメインに1日たっぷり滑ってみました。
リフトに乗って最初の山の頂のちょっと下を目指し、初心者コース経由で下まで降りていきました。コースが多岐にわたるので、個人的に良さげなポイントよりまとめます!
一番近くにある7番リフトに乗り、最初の山の上に向かいます。最初のリフトは3人乗りで、リフト入場はすべてICカードによるタッチゲートになります。リフトスピードは少し早いため、乗り降りは少し勢いがあるのでしっかり足元を確認しましょう。
山頂に到着。リフト降りてちょい右側へ。滑走スタートですが、初心者コースの入り口まで少し平地を歩きます。ここはボーダーの辛いとこですね・・・。
ここからスーっと下り右折し【うさぎコース】へ
コース幅が狭いですが、とても緩やかな傾斜ですのでさほどスピードは出ません。ここはある程度コントロールが慣れてきてからのほうが良いかもしれませんね。
残念ながらうさぎはいませんでしたが、小鳥が巣を作っており、囀りの聞こえる面白いコースでした。綺麗に整備がされているので、凹凸がなくスムーズな滑走を楽しめます。
いくつかヘアピンカーブと、ガードのないコース外斜面があるので、左側に注意しましょう。
割と滑走する人が少ないのかな?といった印象なので、接触する怖さは無いのかなーといったところでした。
【うさぎコース】の林間を抜けると右側の中級者コースと合流します。コース幅が広いので、接触に気を使うほどではありませんが、リフト乗り場が近くなるに連れ滑走者で混雑するので、心配でしたらちょっと手前で停止することをおすすめします。
滑走距離が短かかったので、ここまでの滑走時間は15分くらいでした。慣れた方ですと滑走スパンは早くなりそうです。
続いて、マップの右側の山から滑走を始めたときの流れです。
太郎エリアとダボスエリアは隣り合っていますが、少し距離があるので勢いをつけて滑走+板を外して移動します。
リフトで上っていくとそろそろ晴れ間から太陽が見え始めました!
リフトを3回乗り継ぎ、スノーキャット受付場所まで向かいます。
乗り継ぎが多いのと、途中平坦なコースを進まなければならないので少し大変です・・・。
滑走スタートですが、リフト出口には温度計(…-5℃!)と記念写真用の台と顔ハメ板がありました。
ちょっと進むと平均台でできた簡易椅子が用意されており、ボードの準備がとても楽になるのでありがたいですね!ちなみにリフト降りてからある程度傾斜があるので、そのまま滑っていく事もできました。
このエリアはコース幅がとても広く、傾斜も緩やかなので初心者の練習にはもってこいの環境です。広大な雪原を一望しながらスーッと滑る爽快感は堪りません・・・。
滑走する際、初心者は右側へ。真っ直ぐ行くと上級者用の急な斜面になるのでご注意を。
右折しコースを暫く進むと、左側に10連ウェーブがあります!ちょっとしたジャンプの練習にも使えるので、ぜひ一度体験してみてください。なかなかに癖になりますよ!
ここまでのコースは比較的スムーズに滑走の行える安定したコースで、初心者から上級者まで十分楽しめる要素は整っていると感じました。
特に迷うこともなく道順に行くと最初のリフトへ戻ってきます。
裏ダボスゲレンデを滑走するので、6番リフトに乗り最初の頂上へ。
こちらのリフトからの景色はなかなか見ものです。これから滑走するコースの広大さを徐々に感じさせる、僅かな時間の絶景を見せてくれます!
リフトを降り右側へ大きく迂回する【裏ダボススカイラインコース】を経由し、下へ降りていきます。
ここではスキーの初心者レッスンや学生さんたちの講習などが行われており、未経験者でも安心して滑走できるのが良いところです。
ぐるりと周囲を見回して、まずその広さを実感しましょう!山頂から見下ろす遠方の景色とは違った絶景が目の前に広がりますよ。
コース幅が広いため、全体を大きく使って景色を楽しみながら滑走できました。接触の心配もないので、ちょっとスピードを出してズッコケてしまっても気にせず練習のできる良いコースです。
コース終わり、リフト付近は合流が多くなるので心配でしたらちょっと手前で止まることをおすすめします。
裏ダボスゲレンデの【6番のウェーブリフト】を降り、コース左側へ滑走。【4番のビートリフト】を目指します。リフトを左に降り、【表ダボスパノラマコース】→【裏ダボススカイラインコース】へ。
コース幅が広く、凹凸の少ない滑走距離の長いコースを選びました。未経験者でもウィンタースポーツの導入と景色を満喫するに最適な場所です!初滑走の慣らしにもちょうどよいので、まずはココを覚えておきましょう。
裏ダボスゲレンデの【6番のウェーブリフト】を降り、コース左側へ滑走、【4番のビートリフト】へ。
※リフトを降り、【1番の奥ダボス第1トリプルリフト】へ滑って向かいたいのですが、【3番の奥ダボス第2トリプルリフト】出口脇まで平坦なコースを進まないと下に降りられないので、ボードの方は諦めて外して進んだほうが楽です。
【1番の奥ダボス第1トリプルリフト】→【スノーキャット受付場所】へ。
【スキルアップ】と称したのは、比較的傾斜のゆるい上級者非圧縮コースと、10連ウェーブを楽しめるコースの2つを選んで滑走できる、練習にもってこいのコースだからです!
上級者コースの多くは非圧縮で急斜面ではありますが、こちらは比較的緩やかな部類ですね。
パウダー状態であれば転んでも痛くないので、ちょっと背伸びをして挑戦するには最適なコース。
10連ウェーブの方は、ちょっとジャンプを挑戦してみたい人におすすめです。
ゆるい波が続いた区画で、スピードコントロールがしやすいので感覚を掴むには良い環境だと思いました。スピードが乗ってぴょんぴょんし始めるのは5つ目の山くらいからでしょうか。なかなか無いアトラクションなのでぜひ一度体験してみてください。
コース量が多いですが、適当な場所を何回か滑走を行うと「あ、ここ面白いかも」と自分好みの場所を見つけられるかもしれません。滞在時間などを考慮しすべてを回るのは難しいですが、個人的に楽しめたおすすめのコースとして一つの参考になればと思います。
景色を楽しむのであれば【ダボスエリア】ですね。
コース自体は初心者・中級者向けではありますが、上級者も楽しめる10連ウェーブなどもあり、なかなか魅力の詰まったエリアだと思います。
コース幅が広く、リフトに乗っているだけでも一面の銀世界を堪能できる開放感に浸れるのは良いです・・・。
おすすめは昼食時で、人が減ってくるタイミング次第では、一人ぽつんと広大な雪原を独占しているような不思議な時間を楽しめるでしょう。
全体的に開けているため、これといって限定的な絶景ポイントはありませんが、滑走中見える開けた景色そのものが圧巻なので、ぜひとも全身で体感してきてください。
現地到着から・・・。
バス停近くのホテル内が待機場所になるようですが、この日は修学旅行の貸切のため地下へ誘導されました。バレエの練習ホールのような一面フローリングのなにもない広場ですが、暖房がガッツリ効いており暖かかったです。当ゲレンデは初めてなので、こちらは到着時に普段案内されるところか、タイミング的なものなのかははわかりません・・・。
まず思ったことは、【なにもない】ということです。売店などないので、予めバス休憩のサービスエリアで何かしらを買っておくことをおすすめします。
7時からゲレンデ近くのセブンイレブンが開店するようですが、遠いのでご注意。ブーツを頂いてから向かいましたが道順に片道25分ちょっとで、坂もあるのでかなりハードです・・・。
少し時間が開くので、仮眠や準備などで時間を潰しましょう。
ロッカーは2~3人の荷物が入れられる大きなもの。意外とあっちこっちにあり、数に余裕はありそうです。料金は400円で途中入れ替えができない仕様なので少し残念ですね・・・。
レンタル受付場所を含めここまで、ホテル内のきれいな通路になるので快適です。ただし、トイレは昔ながらの構造で寒いのでご注意を。
続いてリフト券ですね。こちらは券が電子マネーカードのようなICカードになっております。
購入時に500円の保証代金を支払いますが、折り曲げたりしない限り返却することで戻ってきます。帰る際に売り場へ返却することをうっかり忘れないように!私は靴に履き替えてからだったので売り場へ向かうのが大変でした・・・。
設備面では部分的に古さも残りますが、新しさも取り入れており、かなりサービスの行き届いた良いところだなと思いました。個人的には休憩所にある簡易入浴場が無料なのはとても嬉しかったです!
大きな浴槽、シャンプーボディーソープなど揃っていたので、是非タオル持参で活用しましょう!!
ホームページにも施設情報はありますが、何店か営業時間などが記載されておらず、少し予定が立てづらいですね・・・。今回の旅行で把握できた範囲内で記載します!
現地到着時間 :5時くらい
レンタルショップ:6時~
ボード受け取り :8時~
リフト券販売 :8時~
リフト運行 :8時30分~
待機所の風呂 :15時~
ツアー日程により変動があるためこちらは参考としてご覧ください。
レストランですが、ホームページなどで確認できるものの半分くらいはゲレンデ外にあるので、少し移動する必要があります。ゲレンデ内のはリフト脇にあるのがほとんどなので、外か内かで予め決めておくと良いでしょう。
近場の非圧縮を楽しんでいたこともあり、【奥ダボスフライングフォックス】を利用しました。
価格帯は1000円ちょっと。平均かちょい高めかなといった印象。今回頼んだのは【カツカレー】1400円。
こちらは予想外にボリュームがあり、滑走後の空きっ腹にガツンとくる重みは大変満足でした!割と厚みのあるとんかつで脂身もしっかりあります。ルーもスパイスの風味が感じられるしっかりとしたもので、キャベツ付き。
別途、福神漬やマヨネーズを自由に盛れるのは嬉しいポイントですね!ゲレ食自体一般的には割高なので、こういうサービスが有るととても満足できます。
何気にスイーツ系も種類があるので、ちょっと除いてみてはどうでしょう。
当日の天気予報は、雪後曇りという怪しいところではありましたが、午前中は見事に外れ爽快な晴れ間を拝むことができました。午後に吹雪いたのはなかなかのタイミングでしたね。
【太郎エリア】→【ダボスエリア】移動し、【6番のウェーブリフト】に乗る頃には見事なダイヤモンドダストが・・・。太陽光を浴びて空気中をキラキラ舞う光の粒は実に幻想的でしたが写真にはうまく収まらず・・・。
しかしながら、それだけ澄んだ空気と広大な景色を満喫できる良いタイミングでありました。
滑走距離は短いですが、コース幅いっぱいに滑ることで十分に長く楽しめます。全体的に初心者向けのコースが多いですが、中・上級者も楽しめる要素もあり、何よりパウダーが最高でした。
気温が低いこともあり、陽が出ていても凍ることなく次の日もパウダーを楽しめるのではないのでしょうか。
非圧縮の滑走は雪上のサーフィンのように粉雪を舞い上げながら進むなんとも言えない爽快感と楽しさを教えたくなる魅力的なゲレンデです。
良質な雪と絶景が楽しめる人気スキー場。菅平高原スノーリゾートへぜひ訪れてみてください!
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●この記事を書いた人
Altmineさん |
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