長野スキー場紹介

【2025年版】長野県スキー場完全ガイド 初心者から上級者まで楽しめる人気エリア&おすすめスポット

ゲレナビ 運営事務局

投稿日2025.12.03 更新日2025.12.03

雄大な北アルプスを望む長野県は、日本屈指のスノーリゾート地。初心者が安心して練習できるゲレンデから、上級者が挑戦したくなるロングコース、温泉付きリゾートまで、バリエーション豊富です。

本記事では、長野県のスキー場を初めて訪れる人たちに向けて、主要スキーエリアの特徴おすすめスキー場を、アクセス・コース・施設・宿泊情報などの観点で徹底ガイドします。

 

長野県スキー場の全体像とエリア別特徴

長野県には大小さまざまなスキー場が各地に点在しており、その数は日本トップクラスで、エリアごとに独自の魅力を持っているのが特徴です。

自分のレベルや旅のスタイルに合うエリアを知ることで、より満足度の高いスキー旅を楽しめるので、事前に把握しておきましょう。

 

エリアマップで見る長野県スキー場の分布

長野県スキー場マップ

長野県のスキー場は、北部から東部・南部まで広く点在しており、北アルプス山麓の白馬エリア、広大な自然が豊富な志賀高原・野沢温泉などの北信エリア、そして中央高地の菅平・蓼科・軽井沢エリアなどに大きく分かれます。

また、各エリアには大型リゾートからローカルゲレンデまで多様な施設が分布しており、レベル感や好みで選択することも可能。地図などで位置関係を把握しておくと、旅程の組みやすさや移動時間もイメージしやすくなりますよ。

白馬・志賀・菅平・軽井沢など主要エリアの特徴比較

長野県のスキー場はエリアごとに魅力が異なります。たとえば、北アルプスの絶景と極上のパウダースノーを求めるなら白馬エリア!本格志向のスキーヤーやスノーボーダーが集う国際派リゾートエリアで、上級者にも人気です。広大なゲレンデと手付かずの自然を堪能したいなら、志賀高原エリアも人気ですね。

菅平エリアはコース数が多く、施設が充実しているゲレンデが多いので、初心者やファミリー層にも最適!そして、新幹線でのアクセスを重視するなら軽井沢エリアがおすすめです。観光やショッピングも楽しめる、リゾート型スキー場が豊富ですよ。

アクセス・雪質・標高の違いで選ぶコツ

長野県のスキー場選びは、アクセス・雪質・標高の特徴を押さえるのがポイントです。白馬や志賀高原は標高が高く、極上のパウダースノーを堪能できますが、都心からはやや距離があります。一方で軽井沢や菅平は、標高こそ高くないものの、車や新幹線の利便性抜群なので、アクセス重視の方にはぴったりです。

雪質重視なら白馬や志賀高原、アクセス重視なら軽井沢や菅平といった選び方がおすすめです。

目的別おすすめ長野県スキー場15選

長野県には80ヶ所を超えるスキー場があり、エリアやコース構成も多彩です。スキー旅をより楽しむには、目的に合わせて行き先を選ぶことが重要!

ここでは、「初心者・家族向け」「中級以上向け」「リゾート・温泉型」の3ジャンルに分けて、人気・満足度ともに高いスキー場を15ヶ所厳選して紹介します。それぞれの特徴、コース数、周辺情報をチェックして、あなたにぴったりのスキー場を見つけてみてくださいね。

初心者・家族にやさしいスキー場(5選)

1.菅平高原スノーリゾート(上田市)

菅平高原スノーリゾート

バラエティ豊かな60以上のコースが広がる国内屈指のビッグゲレンデです。広びろとした緩斜面が多く、スクールやレンタル体制も万全で初めてのスキー旅行にも最適!

菅平高原スノーリゾートの詳しい情報はこちら

2.竜王スキーパーク(山ノ内町)

竜王スキーパーク

パウダースノーと多彩なコース展開が人気のスキー場で、「初心者向け無料デビューレッスン」を毎日開催しています。標高1,770mの絶景エリア「SORA terrace」では、天候によっては雲海が見られるかも!

竜王スキーパークの詳しい情報はこちら

3.つがいけマウンテンリゾート(北安曇郡)

最大幅1,200m、平均斜度8度のワイドバーンが魅力のスキー場で、親子や初心者の練習にも最適です。上部にはスノーパークや上級者向けのコースもあり、ステップアップにも◎!

つがいけマウンテンリゾートの詳しい情報はこちら

4.戸狩温泉スキー場(飯山市)

天然雪100%で、初級・中級向けゲレンデが充実し、デビューや家族旅行に最適なスキー場です。3つの高速リフトが結ぶ総面積135ヘクタールの広大なゲレンデは、週末や年末年始でも混雑しにくく、快適に滑走できます。

戸狩温泉スキー場の詳しい情報はこちら

5.白樺湖ロイヤルヒルスキー場(茅野市)

人工降雪機の導入による安定積雪と、広いバーン展開で初心者のステップアップに人気のスキー場です。パークエリアが充実しているので、スノーボーダーにもおすすめ!

白樺湖ロイヤルヒルスキー場の詳しい情報はこちら

本格的なコースが楽しめるスキー場(5選)

1.白馬八方尾根スキー場(白馬村)

長野オリンピックの会場にもなった、日本を代表するスキー場のひとつ。最大斜度35度の急斜面や、最長8,000mのロングランなど、滑り応え抜群で上級者も満足のスケールです。

白馬八方尾根スキー場の詳しい情報はこちら

2.志賀高原スキー場(山ノ内町)

志賀高原 高天ヶ原マンモススキー場

18のスキー場が連結し、総リフト数50基以上を誇る日本最大級のスキーリゾートです。標高が高く、雪質も極上のパウダースノー。多彩なコース構成で、飽きることなく滑り込みたい中・上級者におすすめです。

志賀高原スキー場の詳しい情報はこちら

3.X-JAM高井富士&よませ温泉スキー場(山ノ内町)

X-JAM高井富士スキー場_パークイメージ

「よませ温泉スキー場」と「高井富士スキー場」の2つのスキー場が合体し、東京ドーム25個分という広大なゲレンデを持つビッグリゾート。パークアイテムも充実しているので、スノーボーダーにもおすすめです。

X-JAM高井富士&よませ温泉スキー場の詳しい情報はこちら

4.斑尾マウンテンリゾート(飯山市)

天然雪100%の極上パウダースノーを楽しめることで知られる、2つのスキー場が合体した51コースのビッグゲレンデです。パークやツリーランを楽しみたい上級者まで、幅広く楽しめるコースがそろっています。

斑尾マウンテンリゾートの詳しい情報はこちら

5.白馬岩岳スノーフィールド(白馬村)

山頂からの360度大パノラマが圧巻のスキー場です。多様なコース構成で初心者も楽しめますが、地形を活かしたコースが豊富なことから、中・上級者やスノーボーダーからも人気を集めています。

白馬岩岳スノーフィールドの詳しい情報はこちら

 

温泉・宿泊・観光も満喫できるリゾート系スキー場(5選)

1.野沢温泉スキー場(野沢温泉村)

コース・ゲレンデ数は44コース!極上のパウダースノーが楽しめる、初心者にもおすすめのスキー場です。滑走後は情緒ある野沢温泉街で、湯めぐりや食べ歩きを楽しめます。

2.白馬コルチナスキー場(小谷村)

天然雪100%のパウダースノーが楽しめる、ホテル直結型の本格リゾートです。雪遊びパークや、ホテル内の「白馬コルチナ 美人の湯」を満喫するなど、スキー・スノボー以外の楽しみ方が豊富です。

3.軽井沢プリンスホテルスキー場(軽井沢町)

都心から新幹線で約70分とアクセス抜群なスキー場で、緩斜面中心で初心者やファミリー層に人気です。隣接のショッピングモールで買い物も楽しめますよ。

4.タングラムスキーサーカス(信濃町)

ホテルタングラムに併設されたリゾート型スキー場です。滑走だけでなく、ホテル内の温泉を堪能したり、屋内プールを楽しんだりと、幅広くスキー場ステイを満喫できます。

5.エイブル白馬五竜&Hakuba47ウィンタースポーツパーク(白馬村)

共通リフト券で2つのスキー場を行き来でき、初級〜上級まで幅広く楽しめる人気ゲレンデです。「ゲレ食」も充実しているので、ゲレンデグルメを堪能したい方にもおすすめです。

スキー旅行を快適に!準備・装備・費用ガイド

長野でのスキー・スノボ旅行を最高の思い出にするためには、事前の準備が欠かせません。ウェアやギアの準備から現地での費用、そして快適に過ごすためのコツまで、初心者・経験者を問わず知っておきたい情報をまとめて紹介します。

 

レンタルと購入、どちらが得?

スキー・スノボ用品の「レンタル」と「購入」の選択は、自身の滑走頻度によって判断すると良いでしょう。

ウェア、板、ブーツ一式をそろえると10万円以上になることも多いため、初心者や年1回程度の利用ならレンタルが経済的です。スキーやスノーボードのレンタル基本セットは、1日あたり6〜7,000円前後。フルセットで借りる場合は、合計で13,000円前後が相場です。

一方で、毎シーズン滑る方やマイセットを持ちたい方には、購入がおすすめ。長く使えるモデルを選べば、コスパも向上しますよ。

まずはレンタルで試して、続けて楽しめそうなら購入に切り替えるのも良い選択ですね。

 

費用モデル(交通・宿泊・レンタル・食費)

実際に、どれくらいの費用が必要なのかも確認しておきましょう。

【都心発の1泊2日スキー旅行の費用モデル】

  • 交通費:1〜1.5万円
  • 宿泊代:1万円前後
  • レンタル代:5,000円程度
  • リフト券:5,000円程度

最低限必要な費用として、交通費・宿泊代・レンタル代(必要な場合)・リフト券代があります。選択するエリアやゲレンデによって費用は異なりますが、少なくとも交通費1〜1.5万円、宿泊代1万円前後、レンタル代5,000円、リフト券5,000円程度は見ておきましょう。そのほかに食事代なども発生するので、全体で3〜4万円程度が目安となります。日帰りの場合は宿泊費用がかからないので、2〜3万円程度です。

ただし、格安ツアーや早割チケットを活用すれば半額程度で抑えられる場合も多いので、しっかり比較検討して選ぶと良いでしょう。

便利&快適に過ごすためのポイント

スキー場での滞在をさらに便利&快適に過ごすためには、まずは防寒対策をしっかり行うことが重要です。アウターだけでなく、グローブ・インナー・ネックウォーマーなどを活用するのがおすすめ。

また、混雑回避は「早朝出発」「平日利用」が王道です。午前中はリフトの待ち時間も少なめなので、午後よりもスムーズに利用できますよ。現地に着いたらすぐに滑り出せるよう、リフト券の購入やレンタル品の予約もWebで済ませておきましょう。

もっと楽しむ!温泉・グルメ・観光を組み合わせた冬旅プラン

長野県のスキー・スノボ旅行の魅力は、滑りだけではありません。雪山で冷えた体を温めてくれる温泉、その土地ならではの絶品グルメ、そして冬ならではの観光イベントを組み合わせることで、満足度アップ間違いなしですよ!

ここでは、家族旅行やカップル旅行にもおすすめの、滑る+癒やす+食べるをかなえる冬の長野の楽しみ方を紹介します。

温泉併設スキー場・近隣温泉地紹介

長野県は有数の温泉地でもあり、スキー場と温泉がセットになっているエリアが多いのが特徴です。「野沢温泉スキー場」はゲレンデ駐車場から車で1分の場所に、日帰り温浴施設を完備!さらに、近くの温泉街では13の外湯巡りが楽しめます。

また、白馬エリアのスキー場は、近隣の「白馬八方温泉」や「白馬塩の道温泉」などを利用でき、志賀高原エリアのスキー場からは「湯田中温泉」や「渋温泉」といった、風情ある温泉地へのアクセスも可能。スキーやスノボーで疲れた体を癒やすのに最適ですよ。

ご当地グルメ・冬限定イベント情報

長野の冬旅の醍醐味のひとつは、美味しいご当地グルメです。「信州そば」や「野沢菜」などの郷土料理が定番で、手軽に食べられる「おやき」もB級グルメとして人気を誇っています。雪国ならではの鹿肉や猪肉などの「ジビエ料理」に挑戦してみるのもおすすめですよ。

また、1〜2月には「野沢温泉道祖神祭り」など冬の風物詩であるイベントも多数開催されます。白馬や志賀高原などでは、夜間にゲレンデをライトアップする「ナイター営業」や花火イベントが開催されることも。ぜひ、スキー以外の楽しみも満喫してみてくださいね。

おすすめモデルコース(滑る+癒やす+食べる)

1泊2日で長野の冬を満喫するなら、「滑る・癒やす・食べる」を組み合わせた旅がおすすめです。ここでは、白馬エリアを満喫するおすすめモデルコースを紹介します。

【1日目】

朝から「白馬五竜スキー場」へ。初心者から上級者まで楽しめる多彩なコースで思いきり滑ったあとは、ゲレンデ直結のレストランでランチタイム!白馬五竜スキー場の麓に位置する「エスカルプラザ」には、7つのバラエティ豊かな飲食店があるので、その日の気分に合わせて好きな食事を選べます。

午後の滑走を楽しんだあとは「白馬姫川温泉 竜神の湯」で疲れた体を癒やしましょう。22時まで営業しているので、ナイターの滑走後でも入れます。村に繰り出して、白馬村の居酒屋で信州牛の陶板焼きや地酒を堪能するなど、長野の夜を満喫するのもおすすめです。

【2日目】

ゆったりと朝食を楽しんだあとは、出発までもう一滑り!ゲレンデを出たら、昼食には手打ちの信州そばや、野沢菜を使った郷土料理を味わいましょう。帰り道に土産店や道の駅などで、おやきなどのお土産を購入するのも良いですね。

このように「滑る+癒やす+食べる」を上手に組み合わせて、満足度の高い充実した旅を楽しんでください。

まとめ

長野県には、エリアによって異なる魅力を持つさまざまなスキー場があります。初めての方もリピーターも、最も大切なのは「自分の滑り方・旅のスタイル」に合うスキー場を見つけること。本記事で紹介したエリア別の特徴や、目的別のおすすめ15選を参考に、理想のゲレンデを探してみてくださいね。

早割チケットを活用したり、積雪情報・天気予報などからベストシーズンを見極めたりして、長野県のスキー場をベストな状態で楽しみましょう♪

ゲレナビ 運営事務局

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