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<ゲレンデ英会話>外国人旅行者7割がスキーヤー、スノボー人気は日本だけ?

ゲレナビ 運営事務局

投稿日2017.09.13 更新日2020.12.02

現在、海外からやってくる訪日者数は、年間2000万人にも迫る勢いで急増中です。特に多いのは中国・韓国からの旅行者で、リピート率も高く、彼らは品質の良い日本製の化粧品や洋服がとてもお気に入りの様子。ただ、どうやら目的はそれだけでもないようです。訪日者に尋ねると、「次に日本に来たときにはスキーやスノボーを楽しみたい」と語る人が、オーストラリアでは14.2%、中国は31.9%で、今後はウィンタースポーツ目当てのゲストも増加していくかもしれません。
ちなみに、訪日者に「スキー派?スノボー派?」と尋ねると、多くの場合、彼らは「スキー派!」と答えます。現在、日本では若い人を中心に雪上スポーツといえばスノボーになりつつありますが、世界のメインストリームはまだどちらかと言えばスキーなのでしょうか?
<ゲレンデで遊ぶ訪日者の7割がスキーヤー>
「ジャパンパウダー」とも言われ、その繊細な雪質は全世界的にも認められている日本のゲレンデ——たとえば白馬などにやってくる中国や東南アジアからの旅行者は、大体スキー板をレンタルして一日中滑っています。そこには「スキーorスノボー」という選択もありません。というのも、おそらく、あまり雪に親しまないこれらの国の人々には、ウィンタースポーツはそのイメージとして「スキー」しかないのでしょう。難易度的にも、スキーの方が易しいということも理由になっているのかもしれません。
何もこれはアジア諸国の話に限ったことでなく、ゲレンデにやってくるインバウンド旅行者の実に7割はスキーヤーです。スノボーを嗜む旅行者は、まだあまり多くありません。両足を固定するスノボードはウィンタースポーツの中でも上級者向けです。慣れないうちは転倒が続き、怪我をするリスクも高いので、「とりあえず滑ってみようか」という感覚で日本を訪れた旅行者には適さないのかもしれません。
<日本ではスノボーがまだまだ全盛>
一方、日本では、スキーよりもスノボー人気が高く、若い頃にはスキーを楽しんだお父さん・お母さん世代もスノボーに鞍替えしたりしています。スキーに取って代わってスノボーが流行り始めたのは1994年くらいなので、すでに20年以上ブームが続いているわけですね。最近は多少、スキーの盛り返しが見られますが、それでもまだゲレンデで雪と戯れる人々の過半数はスノボーダーです。
この盛り上がりが現在まで持続し、もはやウィンタースポーツの「新定番」ともなったキッカケは、98年の長野オリンピックでスノボードが正式種目になったことでしょう。イメージとしてスノボーの方がファッショナブルで、男性プレーヤーにとって「モテ感」が大きいことも一因かも!?成田童夢、國母和宏選手など、その時代ごとに魅力的なキャラクターが現れることもまた、今までスノボー熱が冷めやらない理由なのかもしれません。
では、全世界では「スキーorスノボー」——どちらに親しむ人が多いのでしょうか? これは、やはりその土地の気候によるところも多いでしょう。あまり雪に馴染まない国では難易度の低いスキーが楽しまれ、雪に恵まれた国では、スキーに倦んだ人々が次々とスノボーダーへと変身していっているのかも!? すなわち、世界のウィンタースポーツのメインストリームも、実に国ごとでそれぞれ。スキーでもスノボーでも、板の操作に慣れ、雪上をスイスイと滑れるようになれば、他のスポーツでは得られない快感が体験できます。

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