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あー、今年もたくさん滑った! …というその後、スノボーウェア、ちゃんと手入れしていますか? メンテナンスを怠ると、板もブーツもウェアもどんどん劣化していきます。大体の傾向として、板とブーツはみなさん、どうやらきちんとメンテナンスされるようですね。けれど、ウェアに関してはただ乾かしてそのまま、という人も少なくありません。それでは防水性・撥水性も落ちてしまい、確実にウェアの寿命を縮めるので要注意です。
<ウェアにはクリーニングが必須! 専門店でメンテしてもらおう>
ある程度の濡れ、汚れのしみつきは見込んで設計されているスノボーウェアですが、それでも紫外線、雪、雨などのダメージは、着実に蓄積していきます。外側だけでなく、ライナーも汗で濡れるというのも事実で、特に擦れたりする部分の傷みは激しいものとなります。
どんなに大事に使っていても、滑った時間の分だけ、ウェアの質は必ず損なわれていきます。汚れた状態のまま放置しておくと、次のシーズンではもう、充分な機能が発揮できなくなるかもしれませんよ。たとえば「透湿素材」も、メンテナンスを怠るとその特性が損なわれ、ゲレンデで汗をかいても湿気を排出できなくなり、不快な蒸れを引き起こします。
シーズン終了後には必ず、スノボーウェアは専門店にクリーニングに出すことをおすすめします。アウトドア用品のケア専門店ならば、一般的なクリーニングだけでなく、生地のほつれや破れの修理、そして撥水加工などもしてくれます。職人の手によって細やかにクリーニングされるので、機能が損なわれることもありません。そのウェアの素材、特性をしっかりと見極めて、洗浄、しみ抜き、乾燥、そして仕上げを施します。特に一般的なクリーニング店と違いが出てくるのは、「撥水加工」です。撥水スプレーを吹き付けて簡易に済ませるのでなく、専門店では撥水液に漬け込んでケアします。「そんなに違いはある?」と思われるかもしれませんが、来シーズンに滑りに行ったとき、それはハッキリするはず。
着心地だって、明らかに違います。きちんとクリーニングして片付けていたウェアに袖を通すと、パリッとした感触があり、気分もいいです。これももちろん、専門店だからこそ為せるワザで、抗菌加工も施されたウェアは本当に気持ちよく着用できますよ。せっかく買ったウェアです。多少は手入れにお金もかけて、大事に使ってこそ、愛着も湧きます。
<個人的なメンテナンスでも品質を維持できる?>
ちょっと専門店にクリーニングに出すお金が出せないという場合には、せめて自分で丹念にお手入れを。たとえば、ウェアに汚れがついてしまったら、「どうせまた汚れるし」なんて思わないで、濡れタオルで拭いてしっかりと乾かす。ウェア専用の洗剤を使って洗濯できれば、尚、いいですね。ただしその際には、必ずタグを見て、表記されている洗濯方法に従いましょう。いい加減にただ洗うだけでは、かえってウェアが損なわれることもあります。ひとまず汚れがきれいに取れたら、撥水スプレーを吹き付けて完了、ですね。
個人レベルのメンテナンスでも、それくれいまでやれば、ウェアの品質は維持できます。
<結論—ウェアのメンテナンスは必須>
繰り返しになりますが、やはり、スノボーウェアのメンテナンスはとても大事です。どんなウェアを使うにしろ、タダではありませんし、せっかく自分のものにしたウェアをぞんざいに扱うのも感心できません。板、ブーツと同様、きちんと手入れすれば、大事にしようという思いも湧いてきて、それはスノボ上達にも必ず繋がってきます。間違いないのは専門店でのクリーニングですが、上で触れた通り、個人でできる範囲内でメンテナンスするのもいいでしょう。「もったいない精神」を発揮し、どうぞウェアを大切にしてください。
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