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各ゲレンデで行われているスクールは、大体4歳から受講が可能ですが、それ以下の子どもを受け入れてくれる場所は多くありません。3歳児程度であれば、雪遊びをさせる程度です。なぜそれくらいの年齢ではスクールがないのでしょうか?これはやはり体格的・体力的な問題で、まだ小さい子どもにはスキーやスノボーが不向きだからと言われます。
まだ2歳3歳という子どもは、一般的にスキー板を装着してゲレンデを滑走することはできません。中には身体能力の高い子もいますが、大きな怪我をするおそれもあるので、スクールとしてはその受け入れに消極的なようです。またレクチャーするインストラクターの話を理解できなかったり、集中して聞くことができない子どもも少なくはありません。
スキーももちろんですが、スノボードに関しては、幼年を受け入れてくれるスクールは全国的にもまれでしょう。板に両足を固定するボードはバランスをとるのが難しく、最初は起き上がるだけでも難しいのです。そして転倒した際には、手をついて骨折することもあります。大人でも最初は苦労するのがスノボーなので、幼児の競技としては適しません。
ただし、中には子どもの頃からスノボードに夢中になり、プロレベルに育っていく人もいるようです。けれどそれはあくまで例外的な話で、親御さんの教育方針でもあります。
スクールの最少対象年齢から考えると、4歳くらいからスキーはできるだろうという考え方にはなります。早いところでは3歳から教えてくれるところもあるので、要ははっきりと何歳ということでなく、成長の度合いでしょう。親が教える場合には、やはり早くても4歳くらいからではないでしょうか? スキーブーツやウェアのサイズを考えても、それくらいが妥当です。子どもも親の指導がわかるようになり、甘えながらも上達に励みます。
兄や姉がいる子は、得意げに滑っている上の子の影響を受けて真似したがるので、本人がやる気を見せているなら3歳くらいからデビューさせてもいいでしょう。ただ、やはり一人目の子どもの場合は親の滑る姿を模倣することになり、子どもらしい滑り方を感覚として掴むのが遅くなるので、やはりもう少し年齢が進んでからチャレンジさせるべきです。
ちなみにスノボードに関しては、早くても小学生、あるいは中学生くらいになってからが理想的でしょう。スキーと違って横方向に滑るボードは、また求められるバランス感覚が高度で、幼年期にチャレンジさせると転倒したり頭を打ったりで、子どもが雪に恐怖感を持つようになります。成長期を迎える前のスノボーは骨格を歪めるとも言われています。
実際にスノボードスクールのインストラクターをしている人たちも、我が子には最初はスキーから教え、成長してからボードを教えるそうなので、それに倣うのがベストです。
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