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スノボを始めてみたいけれど、転んでばかりで終わらないか、あるいは運動神経に自信がなくても本当に滑れるようになるのかと不安に思っていませんか。スノボは一見すると難易度が高そうに見えますが、基本の姿勢や正しい転び方のコツさえマスターすれば、初心者でも短期間で上達できるスポーツです。
本記事では、初心者が最初に押さえるべき基本動作から、効率的な練習ステップ、さらにデビューに最適なゲレンデの選び方まで詳しく解説します。

ゲレンデに到着しても、いきなり斜面を滑り出すのは避けましょう。まずはボードの扱い方や体の動かし方を把握することが、確実な上達に向けたポイントです。スノボデビューの日に最初にマスターしておきたい、基本となる4つの動作を以下で解説します。
ボードを装着する際は、必ず平坦な場所を選びましょう。斜面で行うとボードが勝手に滑り出してしまうため、非常に危険です。雪の上に座り、エッジを雪面に立てた状態で固定するとスムーズに装着できます。
バインディングを締める前にリーシュコードを足に取り付ける習慣もつけておきましょう。装着の手順は、つま先側のストラップから締め、次に足首側を固定します。最後に全体の緩みがないか確認すれば完了です。
転倒しそうになったら、無理に踏ん張らず膝を曲げて重心を低くするのが基本です。後ろに倒れる際は必ずお尻から着地し、顎を引いて頭を守りましょう。前方への転倒では手をつくと手首を痛めやすいため、腕全体で衝撃を受け止める意識が重要です。

立ち上がる際は山側を向いて膝をつき、雪面を手で押しながらゆっくり起き上がるとスムーズに立てます。また、転倒後はコースの端に速やかに移動し、後続のスノーボーダーやスキーヤーとの衝突を防ぎましょう。

基本姿勢は、膝を軽く曲げて背筋を伸ばし、リラックスした状態で板の真ん中に立つ形が理想です。両手を軽く広げると、綱渡りのようにバランスが安定しやすくなります。
視線は足元ではなく、5〜10メートル先の進行方向へ向けましょう。足元を見てしまうと重心が崩れやすくなるため注意が必要です。また、恐怖心から体重が後ろに逃げがちですが、前足に少し意識を乗せる感覚を持つと、板の操作がしやすくなります。

リフトに乗車する際は、後ろを向いてシートが来るのを目視し、タイミングよく深く腰掛けましょう。セーフティーバーがあれば必ず下ろし、安全な姿勢で乗車します。
降り場が近づいたら板の先端を進行方向へ真っ直ぐ向け、立ち上がる準備を整えておきましょう。降りた直後に曲がろうとすると隣の人と接触するおそれがあるため、まずは前足に体重を乗せて1〜2メートルほど直進します。
万が一降り場で転倒してしまっても、監視している係員がリフトを停止してくれるため、焦らず落ち着いて行動しましょう。


スノボを上達させるには、段階を踏んで練習を積み重ねていくことが重要です。いきなり難しい技術に挑戦するより、基礎を一つずつ丁寧に身につけるほうが、結果として上達も早くなります。
ここでは、初心者が習得すべき5つの滑走ステップを順に解説していきます。
スケーティングとは、後ろ足をバインディングから外し、スケートボードのように雪面を蹴って進む移動方法です。リフトへの乗り降りや平坦な場所での移動に欠かせない技術のため、早めに習得しておきましょう。
スケーティングをする際は、前足にしっかりと体重を乗せると板が安定し、スムーズに進みやすくなります。雪面を強く蹴るのではなく、後ろへ優しく押し出すイメージで行うのがポイントです。蹴り出した後は外した足をデッキパッドに乗せ、滑走距離を伸ばす練習を繰り返すと上達につながります。

サイドスリップとは、板を斜面に対して真横に向けたまま、エッジを調整しながら真下に滑り降りる技術です。習得すると急斜面でも安全にスピードをコントロールできるようになります。
かかと側のサイドスリップでは、つま先を上げるとエッジが立ってブレーキがかかり、つま先を下げると板が滑り出す仕組みです。この足首の微妙な動かし方がスノボの基礎となるため、ゲレンデデビューの日に真っ先に身につけておきたい技術といえるでしょう。

木の葉落としとは、サイドスリップをしながら目線と体重を行きたい方向へ少し移すだけで、木の葉が舞うように斜面を左右にジグザグ移動する技術です。サイドスリップを習得したら、次に目指すべきステップといえます。
木の葉落としのポイントは、右に進みたいときは右足へ、左に進みたいときは左足へ、それぞれわずかに荷重を移動させる点です。左右に大きく動く技術のため、周囲の滑走者との距離を十分に確認しながら練習しましょう。

方向転換は、次の動作へつなげるための重要なステップです。板を無理に回そうとするのではなく、まず顔、次に肩、最後に腰という順序で上半身から先行させて回転させるのがポイントです。目線が動けば上半身が向き、上半身が向けば自然と板も同じ方向へ向いてきます。
板が真下を向く瞬間はエッジがフラットな状態になるため、一瞬の恐怖心を感じやすくなりますが、そこで動きを止めずに体を先行させ続けると、スムーズに方向を切り替えられます。

ターンとは、つま先側(フロントサイド)とかかと側(バックサイド)のエッジを交互に切り替えながら、S字を描いて斜面を滑り降りる技術です。
ターンを始める際は、前足にしっかりと体重を乗せてから行きたい方向へ上半身を向けましょう。後ろ足で板を無理に振り回そうとすると体のバランスが崩れるため、上半身の動きに板を追わせる意識が重要です。最初は大きなS字を描くようにゆっくり練習し、徐々にリズムをつかんでいきましょう。

いきなり斜面に挑戦して何度も転倒を繰り返すと、上達する前に自信を失ってしまいます。効率よく上達するためには、練習の順序と方法を意識することが重要です。ここでは、初心者がスノボを練習する際に押さえておきたい3つのポイントを解説します。
斜面に立つ前に、まずは平坦な場所や緩やかな斜面で板を履いた状態に慣れておきましょう。傾斜のない場所では転倒の恐怖を感じにくいため、膝の曲げ方や重心の位置など正しいフォームをじっくり確認できます。
友人にスマートフォンで動画を撮影してもらったり、鏡で姿勢をチェックしたりする方法も効果的です。平地でのトレーニングを十分に積んでから斜面に挑むと、上達のスピードが格段に上がるでしょう。
焦って急旋回しようとすると板が制御しづらくなり、転倒のリスクが高まります。ターンの練習では、ゲレンデの幅を広く使いながら大きなS字を描くイメージで滑りましょう。
弧を大きく取ることで次のエッジへの切り替えに余裕が生まれ、落ち着いて操作できるようになります。スピードが出すぎると感じたら、山側に向かってターンを続けましょう。自然に減速できるため、恐怖心も収まりやすくなります。まずはリズムよく大きな弧を繰り返し、徐々に感覚を磨いていきましょう。
恐怖心から後ろへ体重を逃がしてしまうと、板のコントロールが効かなくなり、かえって転倒しやすくなります。常に前足のすねでブーツの前部分を押すイメージを持つと、自然と前重心をキープできるでしょう。
後傾姿勢は初心者が陥りやすいミスの一つですが、意識するだけで改善できるため、滑るたびに前重心を確認する習慣をつけることが大切です。恐怖心に負けず、勇気を持って前足に重心を置きましょう。
初心者がスノボを心から楽しむには、滑り方と同様にゲレンデ選びも重要です。自分のレベルに合わない場所を選んでしまうと、上達どころか怖い思いをして終わってしまう可能性もあるでしょう。
ここでは、初心者が押さえておきたいゲレンデ選びの3つのポイントを解説します。
スノボ初心者の方は、平均斜度が5〜10度程度の緩やかな初心者コースが整備されているゲレンデを選びましょう。急斜面はスピードが出やすく、初心者にとっては難しい環境です。
またターンや木の葉落としの練習には、横幅の広いコースが適しています。転倒回数が多い初心者は、雪が柔らかくクッション性の高いゲレンデを選ぶと痛みや恐怖心を感じにくく、上達も早まるでしょう。初心者コースの割合や独立性も、ゲレンデ選びの重要な確認ポイントです。
スノボは全身を使うスポーツのため、想像以上に体力を消耗します。移動時間が長すぎると、ゲレンデに着く前に疲れてしまったり、帰りの時間が気になって練習に集中できなくなったりする可能性があります。
車を持っていない場合は、直行できるスキーバスや新幹線の駅から徒歩圏内のゲレンデ、無料シャトルバスが頻繁に運行しているスキー場を選ぶと安心です。アクセスのよさは、初心者が滑りに集中するための重要な条件の一つといえます。
最初に誤った滑り方の癖がつくと、その後の上達が遅れるだけでなく、ケガのリスクも高まります。初心者専用の体験レッスンや半日程度の短期スクールが充実しているゲレンデを選ぶと安心でしょう。
スクールとレンタルショップが併設されている場合、自分に合ったギアの選び方や調整方法まで丁寧に案内してもらえるため、道具選びに不安を感じる初心者にとっても心強い環境が整っています。スクールの内容や料金は事前に確認しておくと、当日スムーズに動きやすいでしょう。
3つのポイントをおさえた関東近郊のおすすめ5スキー場をご紹介します。首都圏からのアクセスも良くファミリースノボやゲレンデデビューにもぴったりのスキー場です。

初心者におすすめの幅広く緩い傾斜のコースが多いスキー場。第2ゲレンデは全長300mで他のコースと交わる場所も少ないので、まずはこのコースでしっかり練習ができます。
さらに全長1,500mのジョイフルコースは幅広で、緩いカーブがあるので少し慣れてきて長い距離を滑ってみたい初級者にもぴったり。上・中級のコースとはっきり分かれているので、間違えて難しいコースに迷い込んでしまうこともないので安心です。

麓を中心に初級者コースが充実しているスキー場。奥添地エリア、長峰エリア、舞子エリアの3つに分かれていて、多彩なコースが楽しめます。舞子エリアにはゆる傾斜ストレートのコース、長峰エリアには全長1,500mのゆる傾斜ロングコースを備え初級者も安心して練習ができます。
仮眠室や温泉も併設されているので、日帰りでスノボを楽しむのにもおすすめのスキー場です。

斑尾マウンテンリゾートの魅力は32本の豊富なコースです。初心者から上級者まで満足させるコースの中には、初心者ボードコース・スノーラフティング体験のコースもあります。友達同士でスキーに行ってもレベルはバラバラ。初心者がいるとつい合わせて簡単なコースがあるスキー場に行きがちですが、斑尾高原スキーならコースがいっぱいあるので、どんなレベルの人も楽しめます。
斑尾マウンテンリゾート情報&ツアーはこちら

初級者、中級者コースが充実している竜王スキーパークは、スノボを始めたばかりの人でも楽しむことができるスキー場です。雪質はサラサラしていて初心者でも滑りやすいため、スノボを楽しむ人が多いのが特徴のスキー場です。そしてこのスキー場のもう一つの魅力は、雲海が望める絶景テラス「SORA terrace」。滑っても楽しく、絶景も見られる、竜王スキーパークは自然をまるごと味わえるスキー場です。
竜王スキーパーク情報&ツアーはこちら

北アルプス白馬エリア最大級の規模を誇るつがいけマウンテンリゾートは、雪量が多く、雪質もよいので初めてゲレンデに立つスノーボーダーにおすすめです。初心者におすすめの「鐘の鳴る丘ゲレンデ」は幅が1,200mで、ゆったりした斜面なので初心者にも人気です。ロングランのコースを楽しみたいなら全長3㎞のハンの木ゲレンデがいいでしょう。
つがいけマウンテンリゾート情報&ツアーはこちら
スノボの上達への近道は、基本動作を正しく理解し、焦らず段階を踏んで練習を積み重ねることです。最初は誰もが転ぶものですが、正しい姿勢や転び方を身につけていれば、ケガのリスクを抑えながら楽しくステップアップできます。
また、挫折を防ぎ自信をつけるためにも、自分のレベルに合ったゲレンデを選びましょう。一度コツをつかんでしまえば、雪山を自由に滑り降りる爽快感は一生の宝物になります。この記事で紹介した練習方法をガイドに、ぜひ最高のゲレンデデビューを飾って初心者を卒業しましょう。
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