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備えあれば憂いなし!マイカーだから準備したい便利アイテム

ゲレナビ 運営事務局

投稿日2017.09.13 更新日2020.12.02

車に乗って仲間とワイワイ、一路ゲレンデへ。運転が上手な人がドライバーなら安心という単純な話でもありません。大体の場合、都市圏に住む人間はアイスバーン(路面凍結)の運転に不慣れですし、チェーンを装着した経験がないという人もいるかもしれません。普段と違う状況で、長時間運転するのはさらに危険が高まり、気持ちに余裕も無くなるかもしれません。考えられる様々なリスクを想像して、ゲレンデに行く際に車に積んでおきたいアイテムを確認しておきます。

まずは…

□冬用タイヤ(スタッドレスタイヤまたはスノータイヤ)
□タイヤチェーン

最近では雪道での走行にはスタッドレスタイヤが主流となってきていますが、それでもチェーンは必須かと。どれだけ現代的なタイヤでも、屈強な4WDでも、滑るときには滑りますからね。チェーンは必ず積み、また事前に装着の練習もしておくことが望ましいです。

■チェックリスト

□針金(切れたタイヤチェーンをつなぐ)
□作業用手袋(軍手)
□長靴
□毛布・タオル類
□けん引ロープ
□スノースコップ
□スノーブラシ
□解氷剤(かぎ穴、ワイパー用)
□輪止め
□ブースターケーブル(ディーゼル車はディーゼル用のコードを用意)
□懐中電灯

1)スノースコップ
雪下ろしに、あるいはゲレンデでの遊びにも使えます。折り畳みで軽量なものが便利ですが、お値段的にちょっと…という場合には、ホームセンターで売られている品でもOK。ゲレンデで遊んでいる間、駐車場にドカ雪が降ると、車体がそれに覆われてしまって自分の車がどれかわからなくなることもあります。そういうときにはまずインテリジェンスキーでカギを開けて自分の車を確認し、トランクだけ手で除雪してスコップを取りだしたら、まず車の周りから除雪。そのあとでボディを傷つけないように、丁寧に雪を下ろします。

2)スノーブラシ(雪落とし用)
屋根やボンネットの雪を降ろすときには、雑にやるとボディを傷つけます。専用のスノーブラシがあれば安全なので、トランクにでも積んでおきましょう。窓に貼りついた雪にはブラシの反対側のゴム面を使えばOKです。フロントウィンドウにはエンジンをかけて「デスロスター」(直接ガラスに温風を吹き付けて曇りを払う、あのスイッチのことです)を使い、ある程度雪や氷を溶かしてから、同様にブラシのゴム面で拭いましょう。

3)解氷剤
雪落とし用ブラシと共に忘れたくないのが、「氷解スプレー」です。車のドアや鍵穴は、凍結して操作できなくなることがあります。そんなときには、このスプレーをシュッとひと吹きすればOK。車を駐車場に置いてゲレンデに向かう前にも、吹き付けておきましょう。

4)ブースターケーブル
バッテリーは大丈夫でしょうか? 車内で音楽もガンガン、エアコンもマックス。夜はライトもつけるわけで、突然バッテリーが死んでしまうこともあります。道中は問題なくても翌朝、冷え切ったマイナス10°の外気の中、まるでエンジンがかからないことも——。
そんなときに役立つのがブースターケーブルです。他の車のバッテリーと繋げば電気を分けてもらえるので、これは多少奮発してでも、24Vくらいに対応しているタフな品を買っておきましょう。1回買えば20年は使えるので、20年分でいくら、という考え方で…。

5)ヘッドライト
車のライトではありませんよ。頭に装着する、夜間の工事現場で作業員がヘルメットに着けているようなヘッドライトです。夜間のトラブルには、これが1つあれば両手の自由がきいて、ずいぶんと楽です。その他、夜釣りなどにも使えるので、何気に重宝しますよ。

6)シュラフ、毛布・ひざかけなどの防寒グッズ
バッテリーが上がってエアコンが効かなくなったり、突然車のエンジンがストップして立ち往生という事態になると、その緊張感と不安も相まって、車内はとても寒くなってきます。レスキュー隊がやってくるまで、あるいは2〜3時間車内で待機することもあるかもしれません。そんなときにシュラフや毛布、ひざかけがあれば、あとは仲間とお喋りしていれば何とか耐えられるでしょう。身体を温めれば頭も落ち着き、冷静な判断ができます。
ちなみに、緊急非常停止を余儀なくされた場合には、車はなるべく左端に停めて、三角停止板と発煙筒を使い、後続車に注意を促してください。高速道路では後ろから追突される事故も多発しているので、それだけやったら車内には残らず、路肩へと退避しましょう。

7)携帯電話用ストラップ
旅の道中で携帯電話を紛失すると最悪な気分になりますし、何より現実的にいろいろと問題が出てきます。着替え中、あるいは宿とゲレンデの往復、道中の休憩に入ったトイレなどなど、紛失しやすいポイントはいくつもあるので、必ず携帯にはストラップを着けて首にかけ、ジャケットの内ポケットにでも入れておきましょう。多少はそれで携帯も寒さから守られて、低温では普段より切れやすいバッテリーの持ちもよくなるかもしれません。

8)ブラシ
簡単なものでOKです。それこそ100均で買ったものでもいいでしょう。帰り際、ボードやスキー板を車に積み込む前に、付着した雪や氷を落とせば、エッジの錆が防げますよ。

9)ドライバー、防錆ペン、ワイヤー・南京錠
特にスノボーを楽しもうと思っている方には必須の3点セットです。まず「ドライバー」はバインディングの調整に使います。「防錆ペン」とは、滑った後にエッジに塗ることで錆を防ぐものです。「ワイヤー・南京錠」は、ボードの盗難・紛失防止のために必要でしょう。

車でゲレンデまで向かうときの必需品、いかがでしたか?携帯電話用ストラップなどは車とは直接関係しませんが、特に携帯電話用ストラップというのは大事かと思います。ゲレンデまでの道中、あるいは到着してからも携帯を出し入れする回数を考えれば、紛失のリスクは非常に高いのです。なくしてしまうと緊急時に生死を分ける可能性もあるので、「まさか自分が」なんて思わずに、しっかり準備しておきましょう。

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