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ちょっとスノーボードの感覚は掴んできたけれど、まだパークに出るのは不安、そんな場合は、「グラトリ」への挑戦がおすすめです。グラトリとは「グラウンドトリック」の略で、ケガのリスクがまだ少ないレベルで、多少は凝った滑り方をして技術を磨いていきます。たとえば、傾斜の緩やかな斜面でスピンしたり、スライドしたり。簡単なトリックを組み合わせたコンボで楽しむ遊び方で、低速域でボードを操るので、基本は安全です。
パークデビューで挫折してしまった人も、グラトリを経て技術を身につけてから、また挑戦すればいいでしょう。基本的には初心者向けのバーンなどでゆっくり飛んだり、跳ねたり、回ったりするわけですが、上級者となると低速域でも地形を使って超絶テクを魅せることも。グラトリの技術を磨けば、自然とボードを操る感覚も鋭くなり、板さばきも向上します。パークで新しいトリックに挑戦する前のイメージ作りも、グラトリで行います。
今年はグラトリをメインで遊ぼうと思うならば、ボードもそこまで硬いものは必要とされません。高速で滑ることもないので、ソフトフレックスでOKです。エッジの引っかかりも少ないツインチップのロッカーボードがベストでしょうか。バインディングとブーツに関しても、足首が動きやすいようなソフトモデルを選べば、板の操作性も良くなります。
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