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楽しいスノボーデビューには「プロテクター」の必要性も?

ゲレナビ 運営事務局

投稿日2017.09.13 更新日2020.12.02

痛いのはみんな苦手です。子どもがスキーやスノボーを嫌いになるのも、一回滑らせたら「痛かったから」と言うことが多いですね。親としてはそんな弱い人間にはなって欲しくない気持ちもあるでしょうが、実際、スノボーは転倒時や接触時の危険が大きいので、安全のためにもプロテクターは準備してあげた方がいいかもしれません。

<「プロテクター」とは何か?>
昔からスキー一辺倒という人は、「?」という感じかもしれませんね。雪上で身につけるプロテクターは、スノボードの盛り上がりと共に徐々に普及してきたグッズです。野球でもキャッチャーが着用していたりしますが、さすがにあんなゴリゴリのものをウェアの下に付けるわけにはいきません。それよりはずっと柔らかで、自然に各部にフィットする専用のプロテクターが、「痛いのは嫌だ!」と言う子どものスノボーデビューには必須です。

プロテクターには、各部位ごとの種類があります。膝、肘、お尻、背中用など。もちろんですが、購入前には試着が欠かせません。静止時にはフィットしていても、雪上では当然動くわけですから、飛んだり跳ねたりしてもズレることがないか確認が必要です。

<必須のヘルメットと「ケツパッド」>
ウェアの下で各部を固めるプロテクターの他にも、心配なご両親は頭のプロテクター、すなわちヘルメットを被せてあげてください。脳震とうの予防になります(ただし、頭部や頸部を強打した場合は、すぐには症状が出なくても、病院に診せるのがベストですよ)。

「さすがに全身のプロテクターを揃えるのは大袈裟だし…どれか一つだけ買うなら、何がいい?」——そうですね、それならばヒップパッドでしょうか。

ゲレンデでは、実にしばしばバランスを崩して尻もちをつきます。その際、下がふかふかの新雪なら問題ありませんが、踏み固められた雪やアイスバーンなどは、思わず悲鳴を上げるほどの鈍い衝撃を腰部・臀部にもたらします。ヒッププロテクター・ヒップパッド、通称「ケツパッド」は子どもだけでなく、大人でもあまり滑りに自信がない人は身につけておけば安心ですね。

ちなみに、この「ケツパッド」には2つの種類があります。1つは、従来の「装着するタイプ」で、腰と両腿にマジックテープを回して固定します。取り外しが簡単なのがいいところですが、一般的に少々硬めの装着感なので、最近では敬遠されがちのようです。代わって主流となりつつあるのが「履くタイプ」です。伸縮性のあるハーフパンツの臀部に、柔らかいパッドが入っています。違和感なく履けるので、子どもにもこちらがいいかも。

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