トラベルインのJR新幹線利用の日帰りスキー・スノボツアーを利用して親子3人で「岩原スキー場」へ遊びに行ってきました！今回はほぼスキー・スノボ初心者の子ども2人連れのため、雪遊びを中心にして時間があればスキーやスノボに挑戦する計画をたてました。そんなスキー・スノボ初心者のファミリーでも楽しめる「岩原スキー場」についてお伝えします。

岩原スキー場JR日帰りツアー概要

・日程：2022年2月11日（金・祝）雪ときどき晴れ
・交通手段：JR上越新幹線自由席
・参加人数：3名（大人1名、子ども2名（12歳・5歳））
・レンタル：ウェア2名分、スノーギア3名分を事前予約
・スキー場：比較的なだらかで初級者や中級者向けのコース中心
・客層：ファミリー多め
・雪質：パウダースノー

ハイシーズンのJR新幹線で自由席で向かう岩原スキー場

今回は、2月の3連休のシーズン中、一番混み合う日程だったことに加え、直前の参加申し込みだったため、指定席が取れず自由席での参加にチャレンジしました。行きは座れなくても仕方なしと割り切り、新幹線を待ちます。

やはり、指定席は満席となっていました。自由席の方もかなり混んでいて、通路にもデッキにも人がたくさん立っていました。ハイシーズンなのでやはりすごいですね。

東京発の場合は早くから並べば座れる可能性があるものの、それ以降の上野や大宮から乗車する場合は座るのが難しいということです。
ハイシーズンで連休の場合は、早めにツアー予約をして指定席を確保しておくことをおすすめします。1カ月以上前に予約しておくと、新幹線の指定席発売日に手配が可能だそうです。

スムーズだった駅からスキー場までの移動

列車内で動ける範囲は数歩という状況の中、てんやわんやしているうちに越後湯沢駅に到着しました。降車する人の多さにビックリ！新幹線に乗車していたほとんどの人がここで降りた印象です。さすが、ハイシーズンです。

岩原スキー場行きのシャトルバス乗り場は改札を出て右へ。エスカレーターで１階へ降りてアーケード沿いを進み、横断歩道を渡って左手にシャトルバス乗り場があります。スキー場HPに掲載されている案内図が詳しくてわかりやすいです。

岩原スキー場アクセス（電車の場合）とシャトルバス時刻表
https://www.iwa-ppara.com/access

無料シャトルバスの時刻表もスキー場のHPに掲載されています。バスは7～18時台まであり、本数は1時間に1本以上。シャトルバスもハイシーズンは超満員。10時ごろのバスでしたが、比較的早く並んでいたため座ることができました。

無料シャトルバスは「越後湯沢駅」「リゾートセンター1」「リゾートセンター2」の3カ所に停まります。「リゾートセンター1」はスキー場入口付近、「リゾートセンター2」は中腹のキッズパラダイス付近です。

岩原スキー場ゲレンデマップ
https://www.iwa-ppara.com/gelande

まずはレンタルショップへ

今回、レンタルウェアとスキー、スノボギアを事前にツアーと一緒に予約していました。そのため、まずはレンタルショップへ向かいます。

今回お世話になった「リバティスポーツ」さんは、リゾートセンター1の近くにあります。バス停を降りて橋を渡った先の左手、徒歩1～２分の場所です。
更衣室は2階にあり、女性用は大きな部屋が1つ、男性用は小部屋が2つあります。私たちが到着したのは11時頃だったので店内は空いていましたが、10時頃までとても混んでいたそうです。

レンタル代は先払いで、他にロッカー代500円と靴ロッカー代100円が必要になりますで。 ロッカー代はいずれも返って来ないので、荷物の出し忘れやしまい忘れがないように注意したほうがよさそうです。

さっそくリフトで中腹へ移動！

さっそくゲレンデへ向かいます。一旦、スキーギアはレンタルショップに置かせていただき、「リゾートセンター１」近くにある「第1ペアリフト」に乗って、レストランが立ち並ぶ中腹まで移動します。リフトの待ち時間はほぼなく、すぐに乗ることができました。誰も板を持っていなかったため、「帰りはリフトに乗れないけど大丈夫ですか？」と確認がありました。小さい子どもは、係員さんが抱っこして乗せてくれるので安心です。

バラエティ豊かなゲレ食の数々

中腹のレストランエリアには約10軒のお店が並んでいます。和洋食やイタリアンなどバラエティも豊かで、何を食べようか迷ってしまうほどです。しかし、やはりハイシーズンなのでどこも混雑していました。軽食でいいという方には食べ歩きのできるクレープを売るお店もありました。ここはそんなに混んでいなかったので、小腹を満たすくらいであればクレープもいいと思います。

他にも、穴場のレストランがあるのが無料休憩所の「スノーマンズ」です。
スノーマンズは、「中央クワッドリフト」乗り場の先、中腹のレストランエリアからメインバーンを越えて少し下ったところにあります。目印は白いゲレンデに映える赤い看板です。雪だるま２体も仲良く出迎えてくれました。

中腹のレストランエリアから少し離れたところにあるからなのか、あまり混んでいませんでした。まさに穴場的です。メニューは厚切りソースかつ丼や幕の内弁当、カニクリームコロッケカレーなどのお弁当類が800～1,200円ほどで食べられます。豚汁やたこ焼き、おしるこなどの軽食は300～500円ほどでした。持ち込みも可能らしく、電子レンジが2台設置してありました。

小さい子ども連れには嬉しいお座敷もあります。トイレは地下1階にあるのですが、2021～2022年シーズンは平日は閉鎖しているようです。

休憩所内にはスマホの充電器も3種類用意されていていました。思い出の写真をたくさん撮っても充電できる場所があるという、気遣いは嬉しいですね。

楽しみにしていたキッズパラダイスへ

「キッズパラダイス」へ向かう途中、すごい人の列が。スノーマンズの目の前にある「中央クワッドリフト」の列でした。「中央クワッドリフト」は初級者向けの「メインバーン」「ワイドバーン」「グランドバーン」や、他の中・上級者コースへ行くために利用する必要があります。だから行列なんですね。

「キッズパラダイス」に向かう途中で目に飛び込んできたのが「ソリランド」です。「第2ペアリフト」沿いに設けられたソリのロングコースで、その長さは何と634ｍ！「第2ペアリフト」でスタート地点まで行き、そこから滑るのですが、大人でも楽しそう！ソリは無料で、利用時間は9時から 15時45分までです。

見ていてもスピード感のあるロングソリ滑りは、なかなかの迫力です！もっと滑りたかったのですが、2本目を滑り終えた時点で終了時間。子ども連れの方には是非ともおすすめしたいです。

ソリランドの少し先にある「キッズパラダイス」は、ゲレンデの西側にあるネットで囲まれた安全な遊び場で、小さな子ども向けといえます。エリア内には1人乗り用のソリやスノーチューブ、スノーストライダーなど、ソリが盛りだくさん！

エリア内には雪玉を作っては投げて遊ぶよちよち歩きの子どもの姿も。キッズパラダイスの利用時間は9～16時です。1人につき500円かかりますが、リフト券があれば無料で遊べます。

越後湯沢駅から新幹線に乗り帰路に着きます

スキー場のバス乗り場から「リゾートセンター1（岩原スキー場入口）」で降りてレンタルショップへ向かいます。この時間は帰りのラッシュのようで人が多くいました。駅行きのバスは「リゾートセンター1」の中で待つことができます。

中にはレンタルショップや更衣室、売店などがあります。ここでお土産やスキー・スノボの小物を買うこともできます。

岩原スキー場内には併設された日帰り入浴施設はないのですが、周辺には日帰り温泉施設がありますので、帰りの時間に余裕がある人はぜひ立ち寄ってみてください。もし、日帰り入浴ができなくても「 越後湯沢駅西口」に足湯もあるそうです。
越後湯沢駅西口の足湯
https://www.town.yuzawa.lg.jp/soshikikarasagasu/chiikiseibibu/kensetsuka/2/3248.html

19時前の越後湯沢駅は、スキー帰りの人達でごった返していました。ホームもすごい人で、帰りも自由席のため、1本新幹線をやり過ごし、列の前の方に並ぶことにしました。

この日は1本やり過ごせば自由席でも座れる感じでした。時間帯によっては１時間近く待つこともあるので時刻表は調べておく必要があります。
JR新幹線利用のツアーの場合、指定席の場合は必ず座れる一方で、決められた時間内にスケジュールを組む必要があります。自由席の場合は座れないこともある一方で、スケジュールが自由に決められるというのが、それぞれの特徴かと思います。

まとめ

今回、初めて訪れた「岩原スキー場」でしたが、ファミリーにおすすめしたいスキー場だと感じました。広々としていてなだらかなので、初級者やスキーデビュー向きだといえます。「キッズパラダイス」や「ソリランド」など子どもが楽しめる施設があり、親子で一緒に楽しめます。
JR新幹線を利用したツアーは長距離運転をしなくてすむのも嬉しい点です。子連れでゆっくり過ごしたい方達にはJR新幹線を利用したツアーはおすすめです！

＜この記事を書いた人＞

M
スキー歴といえるほどの経験なし。10～20代のときだけスキーやスノボに通った万年初心者。寒いという理由で長らくスキー場を敬遠してきたが、最近子どもとの雪遊びの楽しさに目覚める。娘と一緒にスキー上達が目標。