スキーウェア・道具はレンタルor購入?どっちがお得になる?

スキーウェア・道具はレンタルor購入?どっちがお得になる?

ゲレナビ 運営事務局

投稿日2023.02.20 更新日2023.02.13

スキーの際にウェア・道具をレンタルするかどうか迷う方は多いのではないでしょうか。せっかくならお得にアイテムを揃えたいもの。こちらの記事では、レンタルor購入それぞれのケースについてご紹介します。どっちがお得になるかチェックしていきましょう。

 

スキーに必要なもの

スキーをするには、スキー板やスキーウェアといった道具が必要です。まずは、スキーをする際に必要なアイテムについてチェックしていきましょう。スキーに必要なアイテムの多くは、レンタルでも購入でもOKです。

スキーウェア・道具はレンタルor購入?どっちがお得になる?

スキー板

スキーに欠かせないのがスキー板です。スキー板には様々な種類があり、それぞれ長さや形状が異なります。スキー板選びの際、基本的には自分の身長に合った長さのものを選ぶと良いでしょう。初心者や慣れていない場合は、レンタルショップや販売店のスタッフに相談することをおすすめします。

スキー板は単体で購入すると、安いもので約20,000円。種類によっては100,000円を超えるものもあります。スキー板は値段だけではなく、自分のスキルやレベル、好みに合った形状を選ぶのがポイントです。なお、レンタルの場合は、スキー板単体だと2,000円~3,000円が相場です。

ストック

ストックは平らな場所での移動や身体を支えるなど、スキーに欠かせないアイテムのひとつです。ストックの選び方は、グリップを握ったときに腕が地上に対して水平になるくらいのサイズが目安。長すぎると転倒するリスクが上がるので、自分に合ったサイズのストックを選びましょう。

ストックは単体だと安物で約4,000円、良いもので約30,000円でほどで購入することが可能です。レンタルの場合は、1日600円~1,500円が相場です。

ブーツ

スキー用のブーツはスキーにとって重要なアイテムです。選び方のポイントはサイズが自分に足に合っていること。ブーツのサイズが足に合っていないと板に力が伝わりにくくなるため、コントロールが難しくなることもあります。サイズの合わないブーツは怪我の原因にもなりますので、ブーツ選びの際のサイズ合わせは慎重に行いましょう。初心者の場合は自分だけで判断せず、専門的な知識を持つスタッフに相談して決めることをおすすめします。

ブーツを単体は安いものでも約8,000円、良いものだと約50,000円で購入できます。ブーツだけレンタルする場合は、2,000円~3,000円が相場です。

なお、スキー板・ストック・ブーツの3つはセットで販売されていることも多く、3点セットは安いもので約30,000円前後、良いものになると100,000円以上するものもあります。

レンタルの場合でもスキー3点セットとして貸し出していることも多く、セットでのレンタルは4,000~5,000円が相場です。なお、スキー場やレンタルショップによってレンタル料に幅がありますので、行くスキー場が決まったら事前にレンタル料金をチェックしておくと良いでしょう。また、スキーのアイテムは種類によってレンタル料が変わることもあります。レンタルする際には注意しておきましょう。

もちろん、こちらで紹介した平均的な料金より高価なスキーアイテムもたくさんあります。自分の好きなブランドやデザインのものを選ぶのも良いでしょう。ただし、初心者の場合は値段やデザインよりも使いやすさで選ぶことをおすすめします。

ウェア

雪山で遊ぶスキーにとって、防寒対策は重要です。凍傷や低体温症から身を守るためにも、きちんとしたスキー専用のウェアを着用しましょう。自分にあったサイズで、しっかりと防寒できるウェアを選ぶのがポイントです。

スキーウェアを購入する場合は、上下セットで15,000~30,000円程度です。生地の素材やデザイン、ブランドによって価格幅が大きいので、自分の好きなデザインのものを選んでも良いでしょう。安いものは10,000円程度で購入することもできます。レンタルの場合は上下セットで3,000~4,000円程度で借りることが可能です。スキー場やレンタルショップによっては、おしゃれなウェアや様々なブランドのウェアを取り揃えているところもあります。

なお、ウェアの下に着用するインナーや、グローブ、ゴーグル、帽子といった小物類は、直接肌に身に着けるアイテムなので、自分で用意した方が安心です。スキー場によっては貸し出しを行っていないところもありますので、レンタル希望の場合は事前に小物類のレンタルが可能かどうか調べておくことをおすすめします。

 

スキーウェア・道具をレンタルするメリット・デメリット

スキーウェア・道具はレンタルor購入?どっちがお得になる?

メリット

スキーウェア・道具をレンタルする場合のメリットとしては、まずは荷物が少なくて済むこと。上下セットのスキーウェアをはじめ、スキー板、ストック、ブーツといったスキーに必要な道具はかさばるものが多く、持ち運ぶのが大変です。スキー道具一式を持って移動するのは一苦労。大荷物にならずに、手ぶらでスキーを楽しむことができるのは、レンタルの大きなメリットです。

経済的な負担が軽いのもレンタルのメリットのひとつ。ご紹介したように、スキーウェアや道具を揃えるのにはお金がかかります。金額を抑えたとしても、30,000~40,000円程度かかります。その点、レンタルであれば、7,000~8,000円程度でスキーに必要なアイテムを使用できます。クリーニング代がかからないのもポイント。初心者や長期的にスキーを続けるかわからない場合などは、費用を抑えられるレンタルの方が安く済むでしょう。格安レンタルを行っている店や、レンタル代がツアー料金に含まれているパックツアーなど、お得にレンタルできる場合もあります。

レンタルなら自分でウェアを洗濯したり、道具を整備したりする必要もありません。また、年数が経つにつれてサイズが合わなくなってしまうこともあるでしょう。特にお子さんの場合はどんどん成長するので、翌シーズンにはウェアや道具が合わなくなってしまうこともしばしば。せっかく高い金額で購入したのに、1シーズンしか使えないのはもったいない。レンタルショップではジュニア用のウェア・道具の貸し出しも行っています。自分やお子さんの状況に合わせて、あえてレンタルを利用するのも賢い方法です。

また、スキーウェアや道具は、シーズンオフに自宅等で保管しておく必要があります。分厚いウェアや大きなスキー板などは保管場所に困ってしまうこともあるでしょう。しかし、レンタルであれば保管に関する心配もなし。好きなときに気軽にスキーを楽しむことができます。

近年では、レンタルショップでも機能性に優れたものや、一流ブランドのアイテムを取り揃えています。最新モデルを用意していることもあるので、新しいウェアや道具を買う前に試してみたいという場合にもレンタルがおすすめです。

デメリット

スキーウェア・道具のレンタルでデメリットとして挙げられるのは、必ずしも欲しいアイテムがあるとは限らないことです。レンタルの場合、基本的にはスキー場にあるレンタルショップを利用することが多いでしょう。レンタルする際には、その中から借りるアイテムを選ばなければなりません。自分好みのデザインのウェアや希望のタイプのスキー板が取り扱われていなかったり、貸し出し中でレンタルできなかったりするケースもあります。合うサイズのウェアやブーツがないことや、希望のアイテムのレンタルには事前予約が必要な場合もありますので、事前によく確認しておきましょう。

スキーウェアは撥水・防水加工が重要なポイント。撥水・防水機能が低いと水が入り込んでしまいます。レンタルショップで扱っているウェアの中には、撥水・防水機能が低いタイプもあります。ウェア選びの際には、撥水・防水機能が備わっているか必ずチェックした上で利用しましょう。また、ウェアに破損がないかもよく確認してください。サイズの確認も兼ねて、スキーウェアは事前に試着することをおすすめします。

レンタルである以上、自分以外の多くの人が同じアイテムを利用することになります。中には前に使った人が使用したままの状態や、十分に乾燥していないものがある場合も考えられます。また、レンタルアイテムは新品ではないため、汚れていたり破損したりしている可能性もあります。レンタルウェアや道具は実物をよく見て、破損や汚れがないかどうか、レンタルする前にきちんと確認しておくことが大切です。

 

スキーウェア・道具を購入するメリット・デメリット

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メリット

スキーウェア・道具を購入するメリットは、何と言っても自分にぴったりのアイテムを選べる点です。スキーウェアや道具は多種多様。自分にぴったり合ったサイズのウェアやブーツを選べるので、窮屈さを感じることもありません。サイズはもちろん、ゲレンデでのおしゃれも楽しみたいという方にも購入がおすすめ。レンタルの場合は選べるウェア・道具が限られているので、必ずしもお気に入りのアイテムに出合えるとは限りません。色やデザイン、ブランドなどを自由に選びたい場合にはレンタルよりも購入がおすすめです。近年ではサイズ調整がしやすいウェアや、手頃な値段で買えるウェアなどもあり、機能やデザインなど、豊富な種類の中からお気に入りのものを選ぶことができます。

スキー板は、長さやカーブ具合などの形状によって滑りやすさに差が出ます。中級者・上級者の方で、自分のスキースタイルをわかっている場合は、自分の遊び方に合ったスキー板を選ぶ方が良いでしょう。レンタルの場合は希望のスキー板が借りられないこともありますので、自前のスキー板を購入した方がよりスキーを満喫することができます。

スキーウェア・道具の一式を購入するには、30,000~40,000円程度かかります。ただし、中古品を購入することで費用を安く抑えることができます。新品でなくても良い場合で、できるだけ安く購入したいと考えているなら、中古品も検討してみてはいかがでしょうか。また、ウェアや一部の道具だけを購入するのもひとつの手です。例えば、お気に入りのデザインのウェアは購入して、スキー板などの道具はすべてレンタルすることもできます。

デメリット

スキーウェア・道具を購入するデメリットとしては、購入費用が高額になることが挙げられます。スキーに必要なアイテム一式を揃えるには、前述の通り30,000~40,000円程度が必要です。初期投資のお金がかかる点はデメリットと言えるでしょう。

購入したウェアや道具は、シーズンオフは自宅等で保管しなければなりません。かさばるものが多いスキー道具は、保管スペースの確保も大変です。また、翌シーズンも使用するためには、使用後のウェアは洗濯・乾燥などの手入れも必要。自分で手入れするのが難しい場合は、クリーニングに出すこともできますが、その場合はクリーニング代がかかってしまいます。

スキーウェアの購入の際に注意したいのは、サイズが合わなくなる可能性があるということ。せっかく好きなデザインのものを購入したとしても、体形が変わってしまうとウェアを買い直さなければなりません。特にお子さんの場合はそのリスクが大きいもの。サイズが合わなくなるたび、毎度ウェアを買い直すのは経済的にも痛手です。サイズ以外にも、好みが変わったり流行遅れになったりと、デザインが気に入らなくなることもあるでしょう。スキーウェアを購入する場合は、買い替えるリスクがあることを念頭に置いておく必要があります。

 

スキーウェア・道具をレンタルか購入で迷ったら「回数」で決めよう

スキーウェア・道具はレンタルor購入?どっちがお得になる?

スキーに必要なウェアや道具は、基本的にはレンタルでも購入でも大丈夫です。ご紹介したように、レンタルと購入にはそれぞれメリット・デメリットがありますので、自分に合った方法を選びましょう。

レンタルは、手ぶらでスキーを楽しみたい方、より安く手軽にスキーをしたい方、頻繁にウェアを替える可能性がある方におすすめです。一方で、ウェア・道具のデザインや機能にこだわって選びたい方、自分専用のものを使いたい方は購入した方が良いでしょう。

それぞれのメリット・デメリットを踏まえて、レンタルor購入のどっちにしようか迷ったときは、スキーに行く回数で決めることをおすすめします。理由は、スキーに行く回数によってレンタルよりも購入の方がお得になる場合があるからです。

スキーウェア・道具を購入すると数万円の費用がかかりますが、レンタルであれば数千円でスキーを楽しむことができます。確かに、1度のスキーであれば、レンタルの方が費用を安く抑えられるでしょう。しかし、何回もスキーに行くようであれば、毎度レンタルするよりも購入した方がお得になる場合があります。

費用の相場を参考に、例を見ていきましょう。

スキーウェアとスキー板・ストック・ブーツのスキー3点セットをすべて購入する場合、上下のスキーウェアが15,000円、スキー板3点セットが30,000円、トータル45,000円の購入費用がかかったとします。

一方、スキーウェアとスキー板・ストック・ブーツのスキー3点セットをすべてレンタルする場合、上下のスキーウェアが3,000円、スキー3点セットが4,500円、トータル7,500円のレンタル料金がかかったとします。

購入費用45,000円に対し、レンタル料金が7,500円となるので、かかる費用としてはレンタルの方が大幅に安くなります。

ただし、これはあくまで1回のレンタルだった場合の話。何度もスキーに行く場合は、その都度レンタル料金がかかることになります。1回7,500円のレンタル料であれば、3回行けば22,500円、10回行けば75,000円となり、結果的に購入費用よりもレンタル料の方が高くなってしまいます。この例の場合では、7回以上スキーに行くならレンタルよりも購入の方がお得になります。

このように、どっちがお得になるかはスキーに行く回数によって変わります。一般的には、5回以上スキーに行く場合に、レンタルよりも購入の方がお得になることが多いようです。1シーズンに2回、3回と滑りに行く方は、購入を検討しても良いでしょう。

何回もスキーに行く予定があるが、一度に大きな金額を払うのが難しい場合は、少しずつ揃えるのもひつつの手。ウェアだけ、スキー板だけ、など無理のない範囲で購入し、他はレンタルすることも可能です。

なお、ここで例として挙げたのは平均的な購入・レンタル料金です。購入するアイテムの値段やレンタルショップでのレンタル料によってお得になる基準は変わりますので注意しましょう。

一方で、初めてのスキーや、滑りに行く回数が少ない方にはレンタルの方がおすすめです。アイテムにこだわりたい方は購入しても良いですが、初めてのスキーであればまずはレンタルで試してみた方が良いでしょう。初心者の方は、ある程度技術が身について、自分で良いアイテムを見極められるようになってから購入することをおすすめします。また、シーズン中に1回行くかどうか、という頻度の方も、購入費用や保管・メンテナンスの手間を考慮すると、レンタルの方が良いでしょう。

 

スキーグッズのレンタルor購入はお得な方を選ぼう!

スキーウェア・道具はレンタルor購入?どっちがお得になる?

スキーに必要なスキー板・ストック・ブーツ、ウェアは、購入することもレンタルすることもできます。購入とレンタルにはそれぞれメリット・デメリットがありますので、自分に合った方法を選びましょう。費用を抑えたい場合や手ぶらでスキーを楽しみたい場合はレンタル、自分の好みのウェアや道具を使いたい場合は購入がおすすめです。

そして、購入orレンタルのどっちにしようか迷った場合は、よりお得な方を選ぶと良いでしょう。どっちがお得になるかのポイントはスキーに行く回数です。シーズン中に複数回スキーに行くのであれば、レンタルするよりも購入した方がお得になることが多くなります。長期的な視点で見て、よりお得になるのはどっちか見極めることが肝心です。予算や都合に合わせて、賢くお得にスキーを楽しみましょう。

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