スノボー「セッティング」 知ったつもりになってない?

ゲレナビ 運営事務局

投稿日2017.09.13 更新日2020.12.02

スキーやスノボーをしていると、「セッティング」という言葉をよく聞きます。なんとなくわかっているつもりになって、実はちんぷんかんぷんというプレーヤーも多いのでは? セッティングというのは、板を滑りやすい状態に調整することです。大体はバインディングの装着位置やその角度を設定することですが、その他にも「ダリング」などがあります。

「ダリング」というのは、板のエッジをあえて削り落として、エッジが無用に引っかからないようにする加工のことです。紙やすりなどで軽く削り落とすだけで、かなり滑っているときの感覚が変わってきます。他にもセッティングの基本として大事なのは、バインディングの解放値。この二点に関しては資格を持ったスタッフに調整してもらうのがベストです。特に解放値は要注意で、間違った場合には転倒時に骨折するリスクが増大します。

<バインディングのセッティング>
スノボーブーツと板を繋ぐバインディングの設定には、注意すべき点がいくつもあります。

◎ブーツとのセッティング
まずはブーツとバインディングのセッティングから見ていきます。そのキモは、アンクルストラップとトゥストラップの長さの調整です。窮屈にならないように固定しましょう。

◎バインディングの角度
これには好みもありますが、ビギナーから中級者は前足18°〜24°とするのが一般的。ただしだんだんとスキルも磨かれてきて、ジャンプをしたり、トリックやフェイキーをするようになったら、前足の角度は少なめにした方が滑りやすいと感じる方が多いようです。

後足の角度に関しては、6°〜12°くらいが適切です。これもまた上級者レベルになってくると、0°〜−9°くらいと後ろに傾けていった方が滑りやすいです。着地後の踏ん張りもそのセッティングの方が利きますが、転倒時には膝を痛めるリスクが高いのでご注意を。

<パウダー天国でのセッティング>
ゲレンデに着いて、そこがもしパウダースノーで満たされていたら、セッティングを調整しましょう。前後のバインディングを、後ろに動かしてみてください。いわゆる「セットバック」ですが、こうすれば板先が潜ることもなく、楽に操作できます。普段のスタンスだとすぐに足がパンパンになるので、ふかふかの新雪ではセットバックがマストですよ。

いかがでしょうか?「セッティング」について、多少理解は深まりましたか? ただし、いくら板が良いもので、バインディングの設定をパーフェクトに決めていても、ブーツとの相性が悪ければ、スキーもスノボーも上手にはなりません。ブーツなら、バックルを締めて爪先立ちになった状態で踵がブーツの中で浮いたりしないか。ボード用のブーツならば、しっかりと紐が締められて足が固定されているかは、きちんと確認しましょう。

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