日本人だけではなく外国人も多く訪れる人気のスキー場である「白馬八方尾根スキー場」。 この「白馬八方尾根」は米国のアスペン、フランスのシャモニー・モンブランなど世界的スキーリゾートのみで構成される「マウンテン・コレクティブ」に、日本で唯一のスキーリゾートとして加盟しています。

そんな世界的なスキースポットである「白馬八方尾根スキー場」の周囲には温泉地が多く、宿泊施設や入浴施設で温泉も堪能できるのです。スキー・スノボでたっぷり体を動かしたあと、天然温泉で疲れを癒せるのはなんとも魅力的！ウィンタースポーツも温泉も満喫したいという方必見の、おすすめ情報をお届けします。

「白馬八方尾根スキー場」でウィンタースポーツを楽しみにいかない？

冬季長野オリンピックの開催のイメージがあるわよね。会場になったゲレンデに行ってみるのもいいかも。

そうだね。オリンピック選手になった気分でゲレンデを楽しんじゃおう。

せっかくだから、温泉が有名なところに泊まりたいな。

スキー場も近くにあって、天然温泉のおすすめ宿を見てみよう。

白馬八方尾根スキー場ってどんなところ？

北アルプスに位置する「白馬八方尾根スキー場」は、雄大なアルプスの大自然の中を滑走できるスキー場です。毎シーズン、多彩なコースと、上質なパウダースノーを求めて多くの人で賑います。

白馬エリア最大ゲレンデ

「白馬八方尾根スキー場」は単体のスキー場として国内最大級の大きさを誇ります。コース総面積は約200ha、16のコースは、1日では滑りきれないスケール。滑走距離8,000mの「スカイラインコース」はロングコースを楽しみたい人に最適。高難易度のオフピステが楽しめる「裏黒（うらくろ）コース」、変化に富んだ起伏を楽しみつつ眺望も美しい「リーゼンスラロームコース」は上級者でも満足できるコースです。

人気のゲレ食ご紹介

白馬八方尾根スキー場は、ゲレ食のメニューも豊富です。たとえば軽井沢で人気のレストラン「軽井沢プリモ」のパスタやピザ、日本家屋の外観が特徴のある「八方田舎料理 おひょっくり八方本店」、温泉水で作られたラーメンなどなど、気分にピッタリのランチタイムが過ごせます。

スノーデビューにおすすめ「なきやまスノーランド」

「白馬八方尾根スキー場」のなかにあるキッズパーク「なきやまスノーランド」。全長80ｍのムービングベルトがあるラビーパークは、ベルトを境にソリとスキーが楽しめるエリアに分かれています。滑るのに少し慣れてきたら名木山第2ペアリフトに乗って、デビューゲレンデを目指しましょう。雪遊びを楽しみたいちびっこは、スノーランドに集合！お父さん、お母さんと色々な遊具を使って雪遊びが楽しめます。

白馬八方尾根スキー場詳細はこちら

白馬八方尾根スキー場へのスキーツアーはこちら
 

白馬八方尾根スキー場とおすすめホテル・宿9選

北アルプスの絶景を眺めながら大自然を肌で感じることのできる八方尾根は、スキーだけではなく天然温泉が楽しめることでも有名です。八方尾根の温泉は、昭和に開発された源泉を八方地区の町まで引き込んでいます。
初めに入浴施設が作られ、その後、宿泊施設にも源泉が引き込まれることで、温泉郷となっていきました。関節痛や筋肉痛に効くといわれるアルカリ性単純温泉は、ウィンタースポーツで疲れた体を回復させてくれることでしょう。
雄大な景色とともにスキー・スノボを楽しんで、天然温泉でじっくりと体を癒したい！さらには信州の山の幸を贅沢に使った美味しい料理も堪能したい!！そんな方のために、おすすめ温泉宿をご紹介します。昔ながらの温泉宿からリゾートホテルまで、ご自身のお好みに合ったホテルが見つかるでしょう。

八方館

壮大な北アルプスを望むことのできる客室や展望レストランを取り入れた「八方館」では、「八方尾根スキー場」のゲレンデを客室窓から見ることができます。それだけではなく、1998年に開催された冬季長野オリンピックの会場に白馬ジャンプ競技場がそびえたっているのが見えるのも、スキーが大好きな人には絶好のロケーションです。
また、八方温泉から引湯した天然温泉を、大浴場で24時間お好きな時間にゆったりと浸かることができます。総客室14室で和室が多いですが、ツインの洋室も2部屋あります。グループ用の14畳の大きな和室もあり、合宿や大家族での旅行にもぴったりです。
トイレ、テレビなどの設備に加えWi-Fiも完備しているので、スマホユーザーも安心。宿近辺にはコンビニもあるので、ちょっとした買い物にも便利な立地です。
お食事は旬の素材を生かした和食となっており、春は山菜、夏は自家製無農薬の野菜、秋はキノコなどを味わうことができます。さらに、自家製手打ちそばやそばかりんとうも大好評。
アーリーチェックインやレイトチェックインにも対応しているので、早く到着してしまった場合や、翌日もう少し滑りたい場合にも便利です。近隣スキー場までも徒歩圏内と、立地条件も抜群。スキーと温泉を楽しみたい方は必見です。

ホテルオークフォレスト

白馬・みそら野のブナの森に佇むホテルオークフォレストは、お客様にくつろいでいただけるよう、お部屋は洋室と和室が用意されています。洋室はツイン、トリプル、フォースまで種類があり、人数が多いけれど一部屋で泊まりたいという要望にも対応可能です。客室からは白馬の大自然を望むことができて、リゾート気分が盛り上がります。ブナの森のなか、特別な時間を余すことなく楽しめる空間です。
また、屋根付きの露天風呂があり、四季折々の白馬を感じながら、ゆったりと温泉を楽しむことができます。天井が高く開放感のある内湯もあり、足を伸ばして温泉に浸かれば、スキー・スノボでたくさん動かした体もほぐれることでしょう。
お食事も特別感たっぷりなメニューになっています。夏季は地のもの満載の安曇野御膳、冬季は和洋会席膳（和洋折衷）が用意されていて、ランクアップメニューとして和牛ステーキコースもあり、お腹いっぱい食材を堪能できます。
お部屋にはテレビや冷蔵庫のほか、バスタオルやドライヤーもついており快適に過ごせます。事前に連絡しておけばJR白馬駅や八方バスターミナルへの送迎もしてもらえるので、公共交通機関で来る場合も安心です。

白馬ロイヤルホテル

白馬駅より徒歩3分で利用できて、アクセスしやすいのが「白馬ロイヤルホテル」です。北アルプスが一望できるロケーションの良さも大人気。駅から近いながらも50台駐車可能な駐車場もあるので便利です。
趣と風情ある洋風のホテルで、洋室だけでなく和室も選ぶことができます。洋室はお布団のあげさげの心配もなくゆっくりとできるのがうれしいですね。和室は4名まで宿泊可能、5名まで宿泊できる和洋室もあり、それぞれのお好みに合わせて選択できます。全館Wi-Fi完備されているので、スマホやパソコンを持ってきてもスムーズに通信可能です。
料理は信州・白馬の郷土料理を楽しめ、山の幸だけでなく海の幸もメニューに盛り込まれています。ホテル別棟にある「レストランかしわ」は、ホテルより地下通路で移動ができるため、雨の日や雪の日もお天気を気にすることなく、浴衣、スリッパのまま移動が可能です。
温泉が引き込まれた露天風呂では、北アルプスの絶景を楽しみながら体も心も温まることでしょう。岩風呂のような内湯も風情があり、心地よく温泉を楽しめます。美味しい食事と温泉、そして白馬の大自然で、リフレッシュできること間違いなしです。

ホテル幸福の森けやき・にれの樹

白馬和田野の森という自然豊かな立地に「ホテルけやきの樹」と「別館にれの樹」があります。外観も内部も洋風の大型ホテルです。家族やカップルでの旅行にも、大人数の団体客にも対応可能な、さまざまな部屋が用意されています。部屋タイプは洋室で、ヨーロピアンなインテリアが豪華な雰囲気です。
「ホテルけやきの樹」には4ベッドのファミリータイプと2ベッドのツインルームがあり、全室バストイレ付き。「別館にれの樹」は定員2名のツインルーム、定員4名のメゾネットタイプで、さらに簡易キッチンがついているので長期滞在にも向いています。
白馬の各スキー場へのアクセスが非常に便利で、「白馬八方尾根スキー場」「白馬五竜＆白馬47」「白馬岩岳スキー場」まで、車で15分以内の距離です。ウィンターシーズン中は「白馬五竜＆白馬47」への無料シャトルバスもあり、スキー・スノボを満喫できます。
大浴場の白馬の天然温泉「極楽の湯」は「けやきの樹」に隣接しており、大自然のなかでゆったりと温泉を楽しむことができる空間です。お腹も満たしてくれる夕食は、体の芯から温めてくれる季節野菜たっぷりのお鍋料理。全身がポカポカになるでしょう。

インナービレッジ・ミヤマ

「八方尾根スキー場」から川を越えたところにある「インナービレッジ・ミヤマ」は、全21部屋の洋風ホテル。客室は和室・コンビネーションルーム・洋室の3タイプが用意されており、自身にあったお部屋で過ごすことができます。全室バストイレ付きで、バスタオルや浴衣、Wi-Fiも完備です。
スキー・スノボを楽しんで疲れた体を癒してくれるのは、白馬姫川温泉。白馬山麓を流れる姫川から湧き出る天然温泉は弱アルカリ性で、ゆっくりと入ることができます。大浴場は早朝5時半から利用することができるので、朝風呂も忘れずに。宿泊中、何度でも天然温泉を楽むことができるのは嬉しいですね。
ボリューム満点の料理も見逃せません。所有の農園で、栽培されるお米やお野菜、旬の自家製素材をふんだんに使用された料理はどれも安全・安心の家庭料理で、お腹も心も満たしてくれるでしょう。
最寄りのスキー場は「白馬岩岳スノーフィールド」になり、ゴンドラ乗り場までシャトル約5分で到着できます。近くには「八方尾根スキー場」や「栂池高原スキー場」もあり、どちらも車で約10分、八方尾根スキー場まではシャトルバスが出ています。日替わりで違うスキー場を楽しむのも可能です。

樅ノ木ホテル

和田野の森の中に佇む、「樅ノ木ホテル」。北米調のリゾートホテルにこだわっていて、特に、エントランスは格調高いアンティーク家具で統一されています。白馬でリゾートホテルとして40年以上、営業を続ける老舗の宿の自慢は、pH11を超える強アルカリ温泉「白馬八方温泉」が楽しめることです。2015年には、温泉露天風呂「庄平衡（しょうべい）の湯」をリニューアルし、以前よりも趣溢れる雪見風呂が楽しめるようになりました。

食事はレストラン「沙羅（さら）」にてビュッフェスタイルで提供。信州の素材をふんだんに使ったフランス料理は、メインからデザートまで堪能出来て大満足。シェフが目の前でパフォーマンスしてくれるライブキッチンも併設。ゲストに人気です。

部屋のタイプはスタンダードタイプのほかに、ファミリールーム、スイートルーム、ログキャビンなど和洋室を含め75部屋。一緒に行く人や、予算にあわせて選べるのも魅力です。さらに客室にはシモンズベッドが導入されていて、高級感もたっぷり。スキーで疲れた体を優しく包んでくれます。

フェルゼイン岳水

部屋のタイプは、和室、和洋室がメインになっていて、どの部屋も清潔感がありコンパクトで使い勝手が良いです。部屋によっては、遮光カーテンを完備しているところや、バスルームが付いているところも。予算や旅行の目的にあわせて選べるのも嬉しい宿です。

そんなフェルゼイン岳水の人気のヒミツは、気さくなお母さんが作ってくれる手料理の数々。田舎のおばあちゃんの家にやってきたような居心地のいい宿と評判です。またカフェコーナーでは、淹れたてのコーヒーが飲めるのでブレイクタイムにおすすめです。

近頃では「宿泊先の近所にコンビニは絶対に必要！」と言うスキーヤーも多いですが、この宿は歩いて7分のところにコンビニがあるので利便性も良好です。

ラ・モンターニュ・フルハタ

わんちゃんと一緒にスキーに行きたいと思っている人の希望を叶えてくれる「ラ・モンターニュ・フルハタ」。わんちゃんと一緒に泊れる「アルプス展望　洋室」は、北アルプスが一望できるお部屋なので、愛犬とゆっくり素晴らしい景色を楽しむことができます。またこの宿はペット預かりサービスプランもあるので、昼間スキーを思う存分楽しめるのも嬉しいところです。

部屋は洋室のほか、和室（別館もあり）が24室あり、旧館のエコ和室は部屋にバスとトイレが完備していない分、リーズナブル。宿泊費を抑えたいスキーヤーにはおすすめです。お風呂は白馬の天然温泉です。木のぬくもりが温かい大浴場は、浴室もゆったりしているので、両手両足を伸ばしてゆっくり楽しめます。

3階にあるレストランからは北アルプスが望めます。食事は白馬産の無農薬食材をふんだんに使った、山の恵みをメインとした献立です。

白馬東急ホテル

2018年、2019年で全客室のリニューアルが完了した「白馬東急ホテル」の部屋は、庭に面した西向き（アルプス側）に部屋がある「アルプスサイド」と、森に囲まれたホテルの正面玄関側の「ヴィレッジサイド」に分かれています。

アルプスサイドには、ポップインアラジン（プロジェクターつき照明）完備の部屋があり、大画面で映画やテレビはもちろん、インターネットや動画サイトが楽しめます。ヴィレッジサイドの5階（最上階）にあるトップフロアデラックスツインは、眺望はもちろんアメニティも上質のものを揃えています。

食事処は2カ所で、信州の素材にこだわった料理が楽しめるレストラン「シャモニー」と、四季の山海が並ぶ会席料理の日本料理「万葉」。どちらも地元の食材をふんだんに使っています。露天風呂と大浴場は、日本有数の高いpH値を持つ白馬八方温泉でリゾートタイム。やわらかなお湯は「美人の湯」と言われていて、肌もスベスベ。露天風呂は男性、女性ともに完備されているので、いつでも楽しめます。

多彩なコースの八方尾根スキー場は宿泊して楽しもう

国内外問わず人気スキーエリアである八方尾根は、宿から眺める美しい山も、ゲレンデの大自然も、どこをとっても絶景です。スキー場をメインに宿を探すも良し、温泉宿メインで探してスキー・スノボを楽しむのも良し、どこに軸を置くかを考えるのも楽しくなります。大自然に囲まれているからこその、素晴らしい素材を使った美味しい食事が魅力です。スキー・スノボも、ゆったり温泉も、どちらも素晴らしい思い出になることでしょう。

天然温泉が楽しめる、素敵な宿がたくさんあって選ぶのに迷ってしまうね。

僕の行きたいスキー場の近くに天然温泉の宿があったから、そこなんてどうかな。お互い楽しもう！