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スノーパークが充実したX-JAM高井富士と緩い傾斜のストレートコースがあるよませ温泉、この2スキー場が同時に楽しめる日帰りバスツアーの現地の様子をレポートします!
整備されたフラットな直線コースと、魅力的なアイテムの詰まったアクティビティが満載!
スキルアップや滑走にスリルを求めたいなら是非オススメのゲレンデです。
まずは2スキー場の全体をチェック。2スキー場を利用する場合は連絡コースを事前に確認しておきましょう。
X-JAM高井富士&よませ温泉スキー場マップ
スキーセンターシャンテ
利用施設であるスキーセンターシャンテでは食事や休憩、お手洗い等ここで済ませられるので、とっても便利。ここを起点に様々なコースへアクセスができるので、始めに目印として覚えておきましょう。
チャレンジパーク
まずはリフトですが、直近にある唯一のリフトで2人乗りであるため非常に混雑します。終日列が絶えないと言っても過言ではないでしょう。また、蛇行するように組まれている乗車整列区間は利用者数が多いせいか地面が凍っており、滑っての接触や転倒が多発している箇所。危険なため特に気をつけて移動を行いましょう。
・・・本当に転倒が多いので何かしらの対応はほしいところですが、皆さんご注意を!!
リフト乗降時は勢いが強く、スピードも早いです。ボーダー初心者の皆さんは無理はせず、一旦はボードを持っての1回様子を見で乗ってから片足セットを行うかの判断を行いましょう。
リフトを降りてすぐの広場は非常に混雑するのでココも注意です!
チャレンジパーク入口
滑走開始ですが、初滑走ではまずコースの様子見をおすすめします。
コース上の両サイドいたるところにジャンプ台の山が作られており、蛇行しながら滑走を行っていると不意にジャンプ台が現れ「おぉ!?」となることが多々ありました。
チャレンジパーク
まずはどこに何があるか、交通量も多く場所によってはジャンプ台めがけて後ろから滑走してきた人との接触の危険もあるため、最初は真ん中を意識して試運転を行いましょう。
このコースは特に綺麗に整備されており、バンプなどなく安定したフラットなコース。そのため、直立でもスーッとまっすぐ快適に滑れる、気持ちの良い滑走を楽しむことができました。前述でジャンプ台について記載を行いましたが、ここでは初心者向けのスノーパークともされており、主に小さなジャンプ台やウェーブなど初挑戦にはもってこいの環境が整っておりました。
高さは抑えめで、長いコース内に複数のジャンプ台が用意されているのでここだけでも1日時間を潰せるなかなか魅力的な場所でしたよ!晴れた日には遠方まで見渡せる、開けた平野の望める気持ちの良いコースだと思います。
長い一直線、そのまま下ると[スキーセンター シャンテ]の正面へ戻ってきます。
こちら、リフトを降りて左右どちらに降りてもジャンプ台やボックスなどのアクティビティが用意されていますので、スムーズに移動できるようリフトからどちらで遊ぶかを決めておきましょう。
ハーフパイプとキッカー
パークアイテム
ハーフパイプ
※リフト運転開始直後は、スノーパークの利用ができませんので注意。
アイテムの前にポールが立っているので、ちょっと時間を置いてから向かうと良いでしょう。なお、[スキーセンター シャンテ]前コースのジャンプ台やウェーブなどはすぐに利用ができますよ!
[よませ温泉]の山頂から[レストランあっぷる]まで滑走していきます。
山頂へは高井富士の[スキーセンター シャンテ]を起点とし、リフトを5本乗り継いでよませの山頂へ。山頂にはトイレ、自販機、整備台などは無く、道中長いため準備してから向かいましょう。
滑走スタートですが、周囲遮るものがなく山頂だけあって風が強いです。
よませ温泉山頂付近
リフト降りて左右に分岐する丁字路になりますが、正面壁までが近く、リフト速度も早いため降りるときの勢いが強いです。出口で留まってしまうと次の方との接触する危険があるので速やかに移動します。
リフトを降りて初心者コース【プロムナード】のある左へ。途中の通路は狭く、すぐ横の上級者コースへ少し傾いているので、不安な方はちょっと進んでからセッティングをしましょう。
【プロムナード】はマップ上初心者コースにあたりますが、少し難易度は高め。コース幅が狭く、通路片方は急斜面、部分的にコース傾斜がありスピードが出てしまう箇所もあるため、コントロールが慣れてきてからの滑走をおすすめします!
展望デッキ
最初のヘアピンには【フォトデッキ】と呼ばれる撮影スポットがあるようなのですが・・・残念ながら見つけることができませんでした。
おそらくここだと思いますが・・・。
ヘアピン
ヘアピンを抜け、中央の【メインバーン】へ向かいたいところですがこちらへ少し上り坂となっており、中洲の樹木を超えるには少し距離があるため合流することはできませんでした。
そのため、【プロムナード】経由の場合【メイプルリーフ】から【ビッグベアー】までの4コースの限定されてしまうので、ご注意ください。
ビッグベアー
なお、時期によっては【メイプルリーフ】では大会が行われており封鎖されていることもあるのでコース入口の看板を確認しましょう。
こちらの4コースの特徴は、緩急のある長い傾斜と左右樹木に囲まれた広々ツリーランコースといったところでしょうか。コース取りを見極めながら微妙な凹凸を読んでスピード滑走する、ちょっとテクニカルな面白いコースでした。中央のストレートより滑走者が少ないので、意外と穴場かもしれません。
一本道なので特に迷うことなく終点まで滑走が行えました。リフト手前あたりは平坦が少し続くので、ボーダーの方はある程度勢いがないと途中で止まってしまうのでご注意を。
2スキー場を利用する場合は以下3パターン。
①高井富士→よませ温泉(連絡コース利用)
②よませ温泉→高井富士(連絡コース利用/初・中級向け)
③よませ温泉→高井富士(よませ側トップより滑走/上級者向け)
それぞれのコースの様子を注意点とともに紹介していきます。
こちらの経由コースですが、マップに実在しない部分と上り(黄緑)下り(赤)をまとめました。
マップにないコースは黄緑色です!ここは短い少しの上り坂になっているので、少し勢いをつけると通り抜けができます。
→近くのリフト【エックスジャムアクセス】に乗り上へ
ボードパークリフト
高井富士山頂
→右側へ降り(画像では左です!)、【楽ちん】コースへ
楽ちんコース①
楽ちんコース②
→コース左沿いに道なりに滑走するとよませ温泉へ向かう連絡リフト【第3連絡ペア】へ
よませ連絡リフト「第3連絡ペア」
連絡分岐
コース左沿いに道なりに→【第3高速ペア】へは入り口が反対のため合流できないのでそのまま下へ降り、【第5ペア】へ→リフトを降りコース向かい側【第3高速ペア】へ
第3高速リフト
→山頂へ到着!
よませ温泉山頂の【第3高速ペア】出口を始点として、帰りのルートをたどります。
【プロムナード】→【メイプルリーフ】~【ビッグベアー】を経由し、
ビッグベアーコース
【第2クワッド】へ→リフトを降り、
メインバーン
【メインバーン】を左沿いに進み、看板を確認して分岐を左へ
分岐地点
→道沿い建物の下を通過しながら進み【おったまげ】へ
分岐
こちらのコースはほぼ平地のため滑走での通り抜けはできません。当時は強い向かい風であったため、もしかしたらとてもゆるい下り坂であるかもしれませんが、見た限りの通行人は皆歩いてました。
横を通る【第3連絡ペア】の距離を見ると【500m】は雪道を歩く必要があるので、帰宅時間には注意しましょう。
おったまげ
かなりしんどいです・・・。
終点が近づくと傾斜が出てくるので、そのまま滑走し【ぴょこたん】へ→道沿いに進むと、[スキーセンター シャンテ]へ到着です。
こちらの経由コースは経験問わず無難に進めますが、時間に余裕を持っての移動をおすすめします!
よませ温泉山頂の【第3高速ペア】出口を始点として、最短での帰りのルートをたどります。
リフトを右に降り道沿いに【ツリーラン高井富士】へ
ツリーラン高井富士①
ツリーラン高井富士②
脇道逸れずコースをたどると【フリーフォール】に出ます。
フリーフォール①
フリーフォール②
→コースを左沿いに直進し【第1ペアリフト】脇へ→分岐を左へ
【チャレンジパーク】を直進し[スキーセンター シャンテ]へ到着!
【ツリーラン高井富士】はコース管理外の未整備コースです!
警告文が目立ちますが、道沿いに木々の間を直進すれば迷うことなく通常コースへ合流できます。傾斜がきつく、コース上に木が立ていたり、部分的に道幅が狭くなっているところはありますが、慣れている方であればさほど難易度の高いコースではないと思います。
【おったまげ】を500m歩くのが嫌な方はこちらが最短ルートです。未整備非圧縮、滑走者が少ないことでパウダーがそのまま残っていますので個人的にはオススメです!
この日はちょうど、晴れの日と晴れの日の間の雪の日という、絶景を見るには実に惜しいタイミングでした。
撮影スポット的には山頂がベストでしょうか。コースから斜面までの距離が短く眼の前を遮るものがなにもないので、晴れた日はパーッと広がる平野を一望できるかもしれません!
隠れスポットは管理外コースの【ツリーラン高井富士】でしょうか。
ツリーラン高井富士
左右ちょうどよく別れた木々と、人通りのない真っ直ぐな斜面。
ツリーラン高井富士
晴れても吹雪いてもともに神秘的な景色を魅せてくれるでしょう。ただし、難易度は高めですよ!
到着後、正面の丁字路を右に進み電気のついた建物を目指します。
スキーセンターシャンテ バス側
建物の中は人数規模に対してとても狭く、通路上は行き場のない人で溢れかえっていました。
待合室
6時30分までは大広場である食堂が開放されないため、次々来るバスツアーの人だかりで身動きが取れず、更衣室は男女兼用で8室しか無いため通路上に長蛇の列。
利用施設については今後の改善を期待したいところ!
更衣室
ロッカーを使用しての準備もままならないため、食堂が開いて人が流れるまで何もできず…。2月のトップシーズンの土曜ということもあるかもしれませんが、利用人数に対しての待機スペースがかなり狭い印象でした。
なお、食堂が開放されると、メニュー数は限られますが温かい食事が販売されますので、朝食を忘れても安心ですね!
ロッカー
ロッカーは2~3人の荷物が入る出し入れ可能なもの(600円で最後に100円返却)を中心に、出し入れのできないタイプで一回り小さなロッカー(300円)と貴重品などの小物サイズ用ロッカー(200円)が設置されておりました。
用途に合わせて分けられるのは嬉しいポイントですね。ただ、残念ながら両替機がないで予め100円に崩したものを用意しておくのがベストです。
室内リフト引換場所
リフト券受付は外と施設内にありますが、チケット引き換え対応ができるのは施設内のみのようでした。施設内販売所は、施設中央の階段裏にあります。
受付開始は8時から。施設内の受付はスペースが極めて狭く、一斉に長蛇の列ができるため焦らず少し時間多いてからのほうが良いかもしれません。
風呂
同施設内に、ツアーチケットに含まれる入浴無料券が利用できる浴場があります。こちら、よませ温泉も利用できますがよませ温泉の入浴可能時刻が15時~となっていますので、ゲレンデからの移動時間・着替え時間・高井富士までの移動時間と相談をしてどちらで入浴を行うかを決めたほうが良さそうです。
なお、[スキーセンター シャンテ]内で入浴を行う場合は人の少ない14時あたりがおすすめです。この日は誰もおらず貸切の雰囲気を楽しめました!
クリフレンタル高井富士店
レンタルショップは、センター内のレンタル所ではなく施設を出てちょっと先に行った離れの建物となります。
特に案内板もなく地図が頼りなのでチケットにあるQRコードの現地マップを見ておりましょう。
価格帯は平均的な値段です。1000円前後といったところです。
コース途中には施設などがないため、地上にまとまっております。拠点となる[スキーセンター シャンテ]を中心に離の建物にクレープ・ラーメン・ハンバーガー店と別々の建物に分かれておりますので、一箇所に集中せず混雑が分散してスムーズな利用が行えました。
今回利用したのは2箇所。
昼食には[スキーセンター シャンテ]内食堂の[レストランシャンテ]を利用しました。
【チキン南蛮定食1200円】
見た目の割に結構ガッツリしているので量的にも満足です。ちょっとおかずに対しての御飯の量が多いかな・・・。味噌汁でねこまんまにしました。
食堂内の売店
細々したものも用意されていますよ!
もう一つは帰りに利用したを出て横[スキーセンター シャンテ] を出て右側の坂をちょっと降りたところの建物2階にある[ボーダーズBAR]です。
ボーダーズBAR外観
【オリジナルバーガー 700円】と【フライドポテト大 500円】
ゲレンデにハンバーガーショップがあるのは珍しいので、ジャンキーな物が食べたくなったときにはつい利用したくなりますね!フライドポテトは小さなじゃがいもをカットされたような肉厚なものでしたので、なかなかボリューミーでした。
こちらはちょっと席数が少ないので、昼どきを避けての利用が良いかもしれません。(テイクアウトできるのかな・・・?)
全体的に中級者向けかなーといった印象でした。
ジャンプやハーフパイプ、ボックス、非圧縮のツリーランコースなど魅力的なアクティビティ満載で、これから始めようという方には是非オススメできるゲレンデです!
メインパーク
コースは、[スキーセンター シャンテ]前のストレート以外ではバンプが多く、微妙なコントロールを楽しめる面白さがありました。
一方で2スキー場を利用することから、【よませ温泉と高井富士の間の移動】は注意が必要です。事前にコースの確認と、時間に余裕を持って楽しみましょう。
楽しめる魅力の多いゲレンデ!ぜひX-JAM高井富士&よませ温泉スキー場へ訪れてみてください!
●この記事を書いた人
Altmineさん |
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