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今や繁華街を歩いていると、耳にする人々の会話といえば、チンプンカンプンな外国語の方が多いくらい。それもそのはず、2016年の訪日外国人は、6月にはナント1000万人を超えたとのこと。1000万人突破は4年連続で、2015年よりも1カ月以上早い過去最速のペースでした。このスピード感で伸び続ければ、昨年の年間1970万人を超え、2000万人の大台に乗ることも十分あり得るでしょう。
そんなこんなで、言語の国際化の波はゲレンデにも及んでいます。ゲレンデによってはスキー・スノボのプレーヤーは日本人よりも、海外からのゲストの方が多いくらいです。同じスポーツを楽しむ者同士、彼らと気楽に国際交流するのも、また一興ではないでしょうか。
<ゲレンデで楽しむ英会話>
たとえば、長野の白馬村。11の巨大なコースを持つスキー場で知られる白馬には、毎年多くの利用者が押し寄せますが、とりわけ外国人観光客の数は圧倒的です。パウダースノーと呼ばれる上質な雪や「ありのままの日本」を体験できる白馬に魅了された観光客の評価が白馬ブランドを高め、さらなる訪日客を呼び込む好循環を生んでいます。それでいて気候的にも暖かくて滑りやすいというのが、人気を呼ぶ秘密のようです。
現地のゲレンデ関係者によれば、白馬村には毎年10万人くらいの外国人がやってきます。オーストラリアからは修学旅行の生徒がドッと押し寄せることも…。そんな国際化が待ったない状況で、最初は探り探りだった英語の取得も、今では従業員のすべてが、接客に不自由のない英語力を身に付けられたそうです。
ゲレンデ関係者は、日々の仕事の中で必要に迫られ、自然に海外のスキーヤーとコミュニケーションする言葉を学んでいると言います。外国人に「COOL!」と言わしめるのは、精密な電子機器や、縫製の丈夫な衣類だけではありません。各スキー場の優れた雪質もまた、隔離されたこの島国に彼らを招き、国際化の波をもたらしているのです。
ゲレンデ情報
白馬八方尾根スキー場
白馬乗鞍温泉スキー場
白馬岩岳スノーフィールド
白馬八方尾根スキー場
Hakuba47ウインタースポーツパーク,白馬五竜スキー場
HAKUBA VALLEY 鹿島槍スキー場
白馬さのさかスキー場
白馬のみならず、同じ長野なら野沢、そして新潟ならば赤倉もまた、日本人よりも外国人の利用者の方が多いゲレンデです。スキーやスノボのついでに、彼らとの交流も楽しみたいなら、たくさん滑った後、地域の飲食店に出かけてみてはいかがでしょうか。外国人は日本の食文化にも興味津々です。とりわけ英語圏から来た人に、「スシ」「サシミ」は珍奇に映るそうで――目の前に出されたはいいものの、どうやって食べたらいいのか、困った顔をしている人もいます。「ソイソース…ドロップ」くらいの片言から交流のきっかけを掴んで、もし仲良くなれそうな気配があれば、そのままバーや居酒屋なんかにワイワイと流れ込んで、お互いの国の言葉を教え合ったりなんかしてもいいですよね。
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