スノーボードニット帽

帽子で快適&安全に!スノボ初心者向け帽子ガイドとおすすめモデル

ゲレナビ 運営事務局

投稿日2025.12.09 更新日2025.12.09

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スノーボードをこれからはじめたいと考えているけど「帽子は普通のニットでいいの?」「帽子が飛ばないようにするにはどうすれば?」そんな疑問を持つ方は多いでしょう。実は、雪山での帽子選びは、「寒さ対策」だけでなく「安全性・快適性・コーデにも直結」する重要項目です。

本記事では、初心者が迷わないよう、帽子の役割から選び方、実際のおすすめモデル、飛ばされない工夫までを一挙に解説。この記事を読めば、「自分にぴったりの帽子」がわかり、安心して雪山での時間を楽しめるようになります。

 

スノボで帽子は本当に必要? 防寒と安全の基本

スノボ初心者の場合、「帽子はいらないのでは?」と思う方も少なくありません。しかし、帽子は寒さをしのぐだけでなく、転倒時の衝撃緩和や紫外線を防いでくれるなど、さまざまな役割を担っています。

自分に合った帽子を見つけるためにも、まずは帽子なしのリスクやヘルメットと併用する際の注意点、スノボ帽子の機能を確認していきましょう。

 

帽子なしだとどうなる?寒さ・ケガのリスク

帽子を被らずにスノーボードをすると、頭部が冷たい風に直接さらされることになり、耳や額がすぐに冷え切ってしまいます。寒さによって感覚が鈍ってしまうと、滑走中の反応が遅れて転倒や衝突につながる危険性も。特にゲレンデの雪面は圧雪や雪の層で非常に硬くなっていることが多く、転倒時に頭を打つと大きなケガを負う恐れがあります。

また、帽子はほかの滑走者との接触や木の枝などからも頭部を守る役割を果たします。たとえ柔らかいニット帽であったとしても、衝撃の緩和や紫外線・雪焼けの対策にも役立つものです。防寒・安全の観点から、帽子は欠かさず着用するべきでしょう。

 

ヘルメットだけで十分?併用するメリットと注意点

安全面ではヘルメットが最も効果的です。転倒や衝突のリスクがある雪山では、頭部の保護が何よりも重要なため、スノボ初心者やケガが心配な方はヘルメットの着用を検討してみましょう。

なお、ヘルメットと帽子を併用するのもひとつの手。薄手のニット帽や目出し帽(バラクラバ)を併用すると、ヘルメット内のフィット感が増し、不快感が緩和されます。また、帽子と併用することで汗冷えを防げるのもポイントです。

ただし、厚手の帽子や飾りのボンボンがついた帽子と重ねると、サイズが合わなくなったり、滑走中に邪魔になったりすることもあります。ヘルメット装着によって安全性は高まりますが、防寒性や快適性なども意識しながら、帽子との併用も検討すると良いでしょう。

 

スノボ帽子の基本機能(保温・防風・吸湿性)

スノボ用の帽子は、寒さから身を守るだけでなく、快適な滑走をサポートする機能が備わっています。

まず注目したい点は、保温性です。フリースや裏起毛、ウール素材の帽子は冷気を遮断し、頭や耳をしっかりと温めてくれます。防風に優れた二重構造タイプの帽子も、保温効果を期待できるでしょう。

また、アクリルなど吸湿性が低い素材は、繊維の内部に水分をため込みにくいため、雪などで濡れても比較的早く乾きやすいというメリットがあります。一方で、繊維は汗をあまり吸ってくれないため、たくさん汗をかくと肌に水分が残り、ベタつきを感じやすくなる点には注意が必要です。

 

スノボ帽子の選び方 素材・形・サイズのポイント

スノーボードニット帽

スノボの帽子を選ぶ際は、素材・形・サイズ感の3点に着目しましょう。雪山では気温や温度、風の影響が大きく、素材の性能が快適さを左右します。もちろん、形やサイズがフィットしているかも重要です。

ここからは、スノボ帽子の代表的な素材の特徴とデザイン別の違いについて解説するほか、初心者がチェックしておきたいポイントを紹介します。

 

素材別の特徴とおすすめ(ウール・アクリル・フリース)

スノボ帽子を選ぶ上で重要なのが、素材の違いです。ウールは天然素材ならではの高い保温性と吸湿性があり、寒がりの方や標高の高いゲレンデに臨む方におすすめ。アクリルはウールに似た化学繊維で、軽くて速乾性が高くコスパ重視の初心者にぴったりの素材です。

また、フリースは保温力と通気性を兼ね備えた万能素材で、雪や風の強い日にも活躍してくれます。このほか、ナイロンやポリエステルを混紡したタイプは耐久性に優れ、型崩れしにくいのが魅力。

裏地に裏起毛があると保温性がアップし、フリース裏地なら通気性と速乾性を両立させられます。季節や目的に合った素材を選ぶことで、寒さや汗冷えなどの不快感を抑えられるでしょう。

 

デザイン・形の違い(ニット帽・耳あて付き・バラクラバなど)

スノボ用の帽子にはさまざまな形があります。たとえば、定番のニット帽はシンプルなデザインで、ヘルメットの下にも被りやすく、汎用性の高さが魅力です。耳あて付きの帽子は、耳まで覆ってくれるため防寒性が高く、滑走中の風を防ぎたい人におすすめ。

またバラクラバは顔全体が覆われるため、極寒のゲレンデや吹雪いている状態でも寒さをほとんど感じません。中には首元もしっかり温めてくれるタイプのバラクラバもあるので、実物をチェックしてみましょう。

なお、つば付き帽子や編み目に隙間の多い帽子だと、滑走時に邪魔になったり寒い思いをしたりすることに。安全性や機能性を最優先にした上で、色や柄などのデザインに着目し、選択しましょう。

 

サイズとフィット感を見極めるチェックリスト

誤ったサイズのスノボ帽子を被っていると、快適な滑走の妨げになるだけでなく、安全性にも影響を及ぼす可能性があります。たとえば、小さ過ぎると頭が締め付けられて違和感や痛みを感じることがあり、大き過ぎると転倒時に帽子がズレて吹き飛んだりすることも珍しくありません。

スノボ帽子を選ぶ際は、以下の3点をチェックしましょう。

  • 耳までしっかり隠れる深さか
  • 額とゴーグルの間に隙間ができないか
  • 簡単にズレるほど緩くなっていないか

特に帽子を被ったときに耳が出ていると、寒さで集中力が落ちたり凍傷になったりする危険性もあるため注意が必要です。伸縮性のある素材ならフィット感が高く、滑走中もズレにくいものが多いので、実際に試着してみてフィット感を確かめるようにしましょう。

 

スノボ帽子が飛ばないための被り方と工夫

スノーボードニット帽

スノボでは、滑走中に「帽子が飛んでいった」ということも珍しくありません。場所によっては取りに戻ることが難しいケースもあるため、あらかじめスノボ帽子の正しい被り方と飛ばさないためのポイントを押さえておくことが大切です。

ここでは、帽子を被る際の深さと位置の調整方法をはじめ、ヘルメットやゴーグルとのバランス、雪・風への対策アイテムなどを紹介します。

 

基本の被り方—深さと位置の調整

スノボ中に帽子が飛ばされないようにするには、まず被り方を見直すことが大切です。浅く被ると滑走時の風で浮きやすくなるため、頭頂部からしっかりとフィットさせ、耳まで覆う深さで着用しましょう。特に、ゴーグルとの境目が空いていると、ズレの原因になるだけでなく冷気が入り込む可能性もあります。

なお、ニット帽を少し後ろに引き気味に整えると、視界を確保しやすく見た目もスタイリッシュに仕上がります。滑走前に軽く頭を振り、帽子やゴーグルがズレないかどうかチェックしておきましょう。

 

ゴーグル・ヘルメットとのバランス調整方法

ゴーグルやヘルメットを併用する場合は、帽子とのバランスが重要です。ゴーグルを帽子の上から装着することで、全体をしっかりとホールドでき、滑走時のズレを防げます。

また、ヘルメットを被る際は、薄手のニット帽やバラクラバを下にあわせると、フィット感が向上して汗冷えも軽減させることが可能です。厚手の帽子を重ねてしまうと、サイズが合わなくなる場合があるため注意しましょう。

試着時には締め付け過ぎず、動いてもズレない状態を確認することが大切です。

 

雪・風対策に役立つ便利アイテム(バラクラバ・ネックウォーマー)

風が強い日や雪が舞うゲレンデでは、バラクラバやネックウォーマーを併用するのが効果的です。特にバラクラバは頭から首元まで覆えるため、帽子の下に着けることでホールド感が増し、帽子が飛ばされにくくなります。さらに、防風・防寒性も高まるので、冷たい風や雪の侵入を防いでくれるでしょう。

また、ネックウォーマーを併用すれば、首元からの冷気をシャットアウトでき、快適さが格段にアップします。どちらも軽量で持ち運びしやすく、手軽に防寒性と安定感を高められるため、初心者の方は1つ持っておくと良いでしょう。

 

スノボ帽子おすすめブランド紹介—デザインも機能も満足できる定番8選

ここからは、初心者にも人気の高いスノボ帽子ブランドのほか、機能性や品質を重視したい中級者向けのブランド、ファッション性重視の方におすすめのブランドを紹介します。ぜひ興味のあるブランドをチェックしてみてください。

 

定番&初心者に優しい人気ブランド(Burton/Columbia/QUIKSILVER)

【Burton(バートン)】

スノーボード界の王道ブランドで、初心者から上級者までに支持されており、デザイン性と機能性のバランスが取れたアイテムを多く出しています。人気モデルの「Kactusbunch Beanie」は、通気性・伸縮性の良さが特徴で、フィット感が高く長時間被っても蒸れにくい設計です。

 

【Columbia(コロンビア)】

登山をはじめとするアウトドアウェアで定評のあるブランドで、防寒素材に強みを持っています。中でも「Whirlibird Watch Cap」は裏地にフリースを使用し、保温性が非常に高いのが特徴。街歩きにも使えるシンプルなデザインで、機能性を重視したい初心者におすすめです。

 

【QUIKSILVER(クイックシルバー)】

サーフィンやスノボにおいて、代表的なブランド。浅めのシルエットが多く、スタイリッシュなデザインは若い方に人気があります。「Performer Beanie」は、軽量で普段使いしやすい逸品です。

 

いずれも3,000円 ほどで購入できるので、あまりお金をかけたくない方にもおすすめのブランドですよ。

 

機能性・品質にこだわる中級者向けブランド(The North Face/Patagonia/Volcom)

【The North Face(ザ・ノース・フェイス)】

耐久性と機能性の高さで多くのスノーボーダーに愛されている世界的アウトドアブランド。スノボ帽子でおすすめの「ケーブルビーニー(ユニセックス) 」は、着用時のかぶり心地が良く、暖かさも感じられる逸品。オフホワイトやクラシックカーキなど5色の中から選ぶことができ、ケーブル編みのデザインがおしゃれさを演出してくれます。価格帯は5,000〜6,000円ほど。

 

【Patagonia(パタゴニア)】

環境に配慮したリサイクル素材と高いデザイン性が魅力のブランド。中でも「Brodeo Beanie 」は厚手ウール混で保温力抜群の帽子で、街でも着用できるおしゃれなデザインです。価格は7,000円ほどとやや高めですが、品質・耐久性ともに信頼できる帽子です。

 

【Volcom(ボルコム)】

ストリートカルチャーをベースにしたスノーボードブランド。個性的なデザインが多く、「Sweep Lined Beanie 」は裏地フリース仕様で防風性にも優れています。価格は5,000円ほどで、コストを抑えつつもファッション性と機能性を両立させたい人におすすめです。

 

ファッション性・コーデ重視派に人気のブランド(Roxy/Anon)

【Roxy(ロキシー)】

こちらは、女性スノーボーダーから圧倒的な人気を得ているブランド。カラフルでかわいいデザインが多く、ゲレンデでもおしゃれを楽しみたい人にぴったりのアイテムです。中でも「Winter Beanie」はポーラーフリース付きで、防寒性とデザイン性を両立。価格帯は4,000〜5,000円ほどで、コーデのアクセントにも最適です。

 

【Anon(アノン)】

スノーボードブランド・Burtonから生まれたブランドで、ゴーグルやヘルメットとの相性を重視した設計が特徴的。バラクラバタイプの「MFI Tech Balaclava 」は顔全体をカバーし、雪山の冷たい風を防いでくれます。価格は8,000円ほどと少し高めですが、通気性・防寒性ともに優れているので、十分に元の取れるスノボ帽子といえるでしょう。

 

まとめ

スノボ用の帽子は見た目のおしゃれさだけでなく、防寒や安全性、快適性にも関わる重要なアイテムです。選ぶ際は素材・形・サイズ感の3点に注目し、滑走中の動きやすさと保温性を両立させましょう。特に、初心者の方であれば汎用性の高いニット帽や耳あて付きタイプから試してみるのがおすすめです。

以下に、スノボ帽子に関して雪山に出発する前に確認しておきたいポイントをまとめたので、ぜひチェックリストとして活用してみてください。

 

【スノボ帽子のチェックリスト】

  • 耳までしっかり隠れる深さ、フィット感があるか
  • ゴーグルやヘルメットと合わせたときに、ズレたり視界を妨げたりしないか
  • 気温や天候に合った素材を選べているか
  • 風が強い日でも簡単に脱げないサイズ感か
  • バラクラバやネックウォーマーなどのアイテムと併用しても問題ないか
  • 長時間被っても違和感や不快感がないか

これらを事前に確認しておけば、当日のゲレンデでも帽子まわりのストレスを軽減できます。

また、滑っている際に帽子やヘルメットが飛ばされないよう、適切な被り方を事前にチェックしておくことも大切。ぜひ本記事で紹介した内容を参考に、自分にぴったりなスノボ帽子を被って、雪山でのひとときを楽しんでみてください。

 

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