伊豆諸島ツアー

東京から南に約290km、羽田から飛行機で約55分!アクセス抜群なため、離島でありながらも気軽に訪れることができる八丈島。伊豆諸島のうちの一つで、二つの火山がくっついてできたことから、島はひょうたんのような形をしています。島ならではの自然を活かしたアクティビティや絶景、絶品グルメなどの魅力満載です。知ればあなたもきっと行きたくなる!そんな、八丈島旅行に役立つ情報について、紹介していきます。

1.大自然を満喫できる八丈島の観光スポット

八丈島には、身体を思いっきり動かせる、大自然に囲まれた観光スポットが盛りだくさん。
なかには、八丈島の隠れた絶景を味わえる穴場スポットも!
そのほかにも、牧場や植物公園といったように、落ち着いて観光できる場所もあるため、「ゆったりと八丈島を観光したい…!」という方でも、十分に八丈島の魅力を満喫できます。

1-1. 底土(そこど)海水浴場


底土は、八丈島で最も人気のある海水浴場。島内の多くの海が岩に囲まれているなか、唯一人工の砂浜を楽しめる場所としても有名です。底土が多くの人に愛される理由は、なんといっても「八丈ブルー」とも呼ばれる海の青さ。その透明度からウミガメも生息しており、遊泳エリアで一緒に泳ぐチャンスもあります。
トイレ、シャワー、更衣室、駐車場があり快適に利用ができます。また、空港や港からのアクセスも良く、八丈島空港から車で約7分。大型客船の発着地である底土港からは、徒歩ですぐの場所です。

■底土海水浴場
【海水浴情報】7月中旬~9月下旬、旗による海況案内あり
【設備】トイレ、シャワー、更衣室、駐車場
【アクセス】八丈島空港から車で約7分/底土港から徒歩で約1分

1-2. 八丈富士


山頂で火口付近を一周する『お鉢めぐり』や、息をのむような絶景を楽しむことができる「八丈富士」。伊豆諸島で最高峰の高さを誇り(標高854m)、7合目から山頂までつながる階段は全部で1,280段。階段横にはスロープがあるものの、傾斜が急な場所も。多くの体力を要しますが、山頂にたどり着いた際に目の前に広がる光景は、きっと登山の疲れを吹き飛ばしてくれるはず。
青い海原、広大な空、八丈島の街並みといった絶景を、360度余すことなく堪能できます。
※八丈富士の天候は変わりやすいです。時折強風が吹くため、登山時の服装には注意が必要。
サンダルなどは避け、体温調整しやすい服や、重ね着などで対策をしましょう。

■八丈富士
【設備】駐車スペース(登山口付近)、トイレ、自販機(登山前「ふれあい牧場」休憩舎内)
【アクセス】7合目登山口まで:八丈島空港から車で約14分/底土港から車で約16分

1-3. ふれあい牧場


八丈島の絶景に囲まれた中で、牛たちを間近で観察することができる「ふれあい牧場」。
アクティビティで身体を動かした後は、牧場で牛たちとの交流を楽しみながら癒されるのもオススメです。場所は八丈富士の7合目付近。そのため、八丈島空港や島の南西部に位置する三原山、太平洋といった景色も楽しめます。
GWと夏休み期間中は、建屋内でジェラートハウスがオープン。新鮮なジャージー牛乳を使用したジェラートアイスや、ジャージープリンなどの冷たいスイーツを楽しめます。
離発着する飛行機と、放牧中の牛たちを同時に眺めるなんてことができるのは、ここだけ!

■ふれあい牧場
【休憩舎開放時間】9:00~16:00
【入場料】無料
【定休日】年中無休
【アクセス】八丈島空港から車で15分/底土港から車で18分

1-4. 八丈植物公園


落ち着いて八丈島の自然を楽しみたいという人にオススメの「八丈植物公園」。
約22hの敷地内では、島独特の熱帯・亜熱帯植物や、そこに集まる様々なムシや鳥類が生息しています。絶景とは一味違った八丈島の魅力に触れることができますよ。
動物舎では小型のシカ「キョン」が飼育されており、その可愛らしい姿は「八丈植物公園」の見どころの一つ。
また、園内の植物などについて詳しく知りたい!という人にピッタリの「ガイドウォーク」が、土・日・祝日限定で開催中。10名の定員制なので事前の申し込みをオススメしますが、当日の申し込みも可能です。少人数制のため、担当の解説員が園内の動植物について、じっくりと紹介してくれますよ。
※公式HP上にて、開催日の詳細を情報を掲載中 八丈ビジターセンター 公式HPはこちら

■八丈ビジターセンター
【開園時間】9:00~16:45
【入園料】無料
【定休日】年中無休
【アクセス】八丈島空港から車5分又は徒歩25分/底土港から車で15分

1-5. 黒砂砂丘


その名の通り、真っ黒な砂丘が見どころの「黒砂砂丘」は、地元の人のみぞ知る穴場スポットです。
少し急な小道を15分程歩くと、目の前には真っ黒な砂丘が。その奥には、八丈島の海が一面に広がっていて、八丈ブルーと黒い砂丘という自然のコントラストを楽しめます。砂丘付近には、急な斜面や崖などがあるため、訪れる際には十分に気を付けましょう。
ちなみに、黒砂砂丘は穴場スポットということもあり、場所が少し分かりづらいため、注意が必要です。(八丈一周道路を反時計回りに走行中、右手に現れる「黒砂入口」という看板が目印)

■黒砂砂丘
【アクセス】八丈島空港から車で約11分

2.島の特産品からスイーツまで!おすすめグルメ

広大な海が広がり、山に囲まれた自然豊かな八丈島。ここでしか食べられない地元の絶品グルメはもちろん、インスタ映え間違いなしのおしゃれなカフェで、スイーツも楽しむことができますよ。島巡りで身体を動かしたあとは、八丈島だけの美味しいグルメで心と身体を癒しましょう!

2-1. 名代一休庵


名代一休庵は、島の特産品・明日葉(あしたば)をふんだんに使用した手打ちうどんや蕎麦が有名なお店。
別名・八丈草と呼ばれるほど島では馴染みのある野菜で、「葉を収獲しても次の日(=明日)には、もう芽が出てくる」ことから、その名がつけられました。
そのため、名代一休庵の麺は緑色をしているのが特徴。ほとんどの麺メニューに明日葉の天ぷらもついてきます。
がっつり食べたい人には、ボリュームのあるカツカレーうどんもオススメですよ。
お昼の時間を中心に人気のある名代一休庵。八丈島を訪れた際には、是非立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

■名代一休庵
【営業時間】昼 11:30~14:30/夜 17:30~20:00(19:30ラストオーダー)
【定休日】木曜日
【住所】〒100-1401 東京都八丈島八丈町大賀郷2473
【アクセス】空港から車で約6分/底土港から車で約8分

2-2. 八丈島郷土料理 梁山泊(りょうざんぱく)

梁山泊では八丈島の郷土料理を提供していて、島の地元感を存分に感じることができます。
地魚のお刺身盛り合わせや、天ぷらをはじめとした明日葉料理など、メニューも豊富。一風変わった料理に挑戦したいという人には、においが独特の伝統的干物「くさや」も楽しむことができます。そして、八丈島に来たからには絶対食べておくべき!梁山泊の人気メニューでもあるのが「島寿司」。島寿司とは、醤油ベースのタレに漬けておいた寿司種と、砂糖を含んだ酢飯、ワサビの代わりに練りがらしを使用した握りずしで、島を代表する料理のうちの一つです。
(※注意)島寿司は事前の予約が必須 また、現在座席数が減らされているため、来店する際には予約をしていくことをオススメします。

■八丈島郷土料理 梁山泊
【営業時間】17:30~22:00
【定休日】日曜日※月曜祝日の場合変更有り。不定期に連休することがあります。
【住所】〒100-1511 東京都八丈島八丈町三根1672
【アクセス】空港から車で4分又は徒歩20分 護神(ごしん)交差点近く

2-3. 空間舎 in long beach 1983


落ち着いた雰囲気の中で、手作りスイーツが楽しめると人気のカフェ「空間舎 in long beach 1983」。
明日葉チーズケーキなど、店自慢のケーキセットはもちろん、夏限定のかき氷もオススメ。おしゃれな食器からも店のこだわりを感じることができますよ。木のぬくもりを感じる建物の2・3階には、こじんまりとしたテラス席も雰囲気があります。
絶品スイーツをいただきながら、自然の空気を楽しむ贅沢な時間を過ごすことができます。そのほかに、様々な手作り体験コースも用意されていて、旅の思い出になること間違いなし!(※要予約)

■空間舎 in long beach 1983
【営業時間】13:00~17:00
【定休日】火曜日・金曜日※GW・年末年始は無休
【住所】〒100-1401 東京都八丈島 八丈町大賀郷8144-1
【アクセス】八丈島空港から車で約9分/底土港から車で約17分

2-4. 八丈島ジャージーカフェ

島の新鮮なジャージー牛乳を使用したデザートを楽しむならここ!「八丈島ジャージーカフェ」。
店の定番はジャージーミルク味のソフトクリーム。明日葉味や、ミルクと明日葉のミックスなどもあります。八丈島ジャージープリンや、リコッタチーズを使用したベーグルサンドなども販売中です。そのほか、バターやモッツアレラチーズ、八丈島ジャージーヨーグルトドリンクなど、商品のラインナップも豊富。現地での飲食はもちろん、お土産としてもジャージーカフェの味を楽しめちゃいますよ。

■八丈島ジャージーカフェ
【営業時間】10:00~17:00
【定休日】なし
【住所】〒100-1401 東京都八丈町八丈島 大賀郷2370-1
【アクセス】八丈島空港から車で約7分/底土港から車で約12分

2-5. 八丈島名物の焼酎!「島酒」


食事やスイーツだけでなく、お酒で大人の楽しみを味わいたい!という人には、八丈島名物「島酒」がオススメ。
「島酒」とは焼酎のこと。19世紀に九州出身の丹宗庄右衛門が、八丈島に来て焼酎の造り方を伝えたことが、八丈島産の焼酎が生まれたきっかけといわれています。

現在、島内には4つの蔵元があります。
◆八丈島酒造
◆八丈興発
◆坂下酒造
◆樫立酒造
それぞれの蔵元で、違った魅力や味わいのある焼酎が製造されています。自分の好みにあった「島酒」を見つけたり、焼酎が好きな友人や家族などへのお土産として購入してみるのはいかがでしょうか。八丈島名物「島酒」は、島内の飲食店などで楽しめます。また、多くの品揃えを誇る「民芸あき本店」など、島内の土産店でも購入することができますよ。

■民芸あき本店
【営業時間】8:00~17:30
【定休日】なし
【住所】〒100-1511 東京都八丈町 八丈島 八丈町三根1542
【アクセス】八丈島空港から車で約8分/底土港から車で約4分

3. 八丈島について押さえるべきポイント

最後に、八丈島観光の際の気を付けておきたいポイントについて、いくつかチェックしていきましょう!

3-1. 八丈島へのアクセス

八丈島へのアクセス方法は、2種類あります。
①飛行機を使って行く方法
ANAが、羽田空港~八丈島間の直行便を1日3便運航、所要時間は約55分です。
移動時間を最小限にして現地でたくさん遊びたいという人には、飛行機で行くのがオススメです。

②船を使って行く方法
移動時間含め、八丈島への旅をゆっくりと楽しみたい!という人にぴったりなのが、東海汽船が1日1便運航している大型客船「橘丸」。
東京・竹芝客船ターミナルから出航していて、所要時間は約10時間20分。
東京発の場合、夜行便になるため、夜出発して朝に到着するという形になります。(八丈島発の場合は、朝出発・夜に東京到着)
船内には、レストランやキッズルーム、シャワールームなどの施設も充実。船旅を十分に楽しむことができますよ。

3-2. 八丈島の天気事情


八丈島は東京よりも南に位置しているため、夏はものすごく暑いんじゃないか?というイメージがあるかもしれません。実際はそれほどでもなく、真夏の時期でも最高気温は30度前後。東京の猛暑と比べて、八丈島の方が過ごしやすいという人も多いです。
冬も比較的快適で、1月の最低気温は7~8℃程度。1年を通して八丈島での観光を楽しむことができます。
ただ、雨が降る日が多いので、万が一に備えて雨具を持っていくことをオススメします。
また、八丈島では飛行機が欠航するほどの強風が吹くこともしばしば。そのため、常にフライト状況などをチェックしておいた方が良いでしょう。

【月別の平均気温 】

(出典:weather.time-j.netより作成)

3-3. おすすめはレンタカー!島内の移動手段

移動手段が限られてくるのが、島の特徴。そこでオススメなのが、レンタカーです。
八丈島空港付近に位置している「空港レンタカー」、良心的な価格や空港までの送迎サービスで人気の「モービルレンタカー八丈島店」などがあります。
なかには、自転車の貸し出しをしているレンタカー店も。島内での移動範囲をコンパクトにおさめたい人は、レンタサイクルを使うと一味違った旅行になるかもしれませんよ。

■空港レンタカー
【営業時間】8:00~17:00
【定休日】なし
【住所】〒100-1401 東京都八丈島八丈町大賀6196-70
【アクセス】八丈島空港から車で約1分/底土港から車で約8分※送迎あり

■モービルレンタカー八丈島店
【営業時間】平日 7:30~18:00/日祝 7:30~17:30
【定休日】なし
【住所】〒100-1401 東京都八丈島八丈町大賀郷2322
【アクセス】八丈島空港から車で約8分/底土港から車で約9分

4.八丈島のおすすめ宿

八丈ビューホテル


外観

客室一例

八丈島の高台に位置し、ロビーや別館客室からの眺めの素晴らしさが自慢の宿です。八丈島空港より車で5分の立地の良さも魅力で、送迎サービス(要事前予約)も行っています。絶景を望む大浴場、ガーデンプールやガーデンレストランなど施設が揃っています。
湯上りサービス、24時間コーヒー無料サービスや館内に八丈島4大酒蔵焼酎試飲コーナーもありおもてなしも充実。八丈島での滞在を満喫できる宿です。
【宿タイプ】旅館
【住所】東京都八丈島八丈町大賀郷4422-1

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海と山に囲まれた魅力いっぱいの八丈島は、日々の疲れをきっと癒してくれるはず。
自然の地形を活かしたアクティビティ、息を飲むような絶景、島ならではの絶品料理、思わずほっとするようなカフェなどが、あなたを出迎えてくれますよ。
羽田から飛行機で、1時間以内に行くことができる点も、八丈島の魅力のうちの一つ。東京都内でありながらも、非日常を気軽に味わうことができちゃいます。
きっと一生の思い出に残ること間違いなし!一度、八丈島に足を運んでみるのはいかがでしょうか。

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トラベルイン編集部

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