日本から一番近いヨーロッパはどこか知っていますか?なんと一番近いヨーロッパは極東ロシアのウラジオストクという場所なんです!シベリア鉄道の最終駅とも知られています。飛行機で二時間半で行けるので、一度行ってみるのはいかがでしょうか?そしてここでは、ウラジオストクに行くときに便利な情報を紹介していきます。ぜひ、チェックしてみてください。

1.ウラジオストクおすすめ観光地スポット10選

街歩きが魅力のウラジオストクは徒歩で周れる場所も多く、現地の雰囲気を味わいながら観光を楽しむことができます。ここではウラジオストクに訪れたらぜひ訪れてもらいたいおすすめの観光地10か所をご紹介!

「ウラジオストク駅」(駅から徒歩0分)

映えスポットとしても有名なウラジオストク駅。駅の内観も外観も含め全体がとても綺麗なのでオススメの立ち寄りスポットです。シベリア鉄道の終点としても有名で、列車を見学しに来る人もたくさんいます。

「国立アルセーニエフ博物館」(駅から徒歩8分)

旧横浜正金銀行の建物です。博物館であると共に歴史館でもあります。すぐ近くには、ロシアの大衆食堂や、海軍グッズのお土産屋などがあります。レトロでヨーロッパを彷彿させる建物がならび、お洒落なレストランやカフェも点在しておりところどころにベンチもあるので、ゆっくり散歩できます。

「アドミラーラ・フォーキナー通り(中央広場)」(駅から徒歩12分)

通称「噴水通り」とも呼ばれている人気スポット。レトロでヨーロッパを彷彿させる建物がならび、お洒落なレストランやカフェも点在しておりところどころにベンチもあるので、ゆっくり散歩できます。

「グム百貨店」(駅から徒歩12分)

インスタ映えスポットがたくさんあるエリアで、可愛いデザインのミニエクレアやアイスクリームもあり、建物も可愛く食べ歩きもできます。

「スヴェトランスカヤ通り」

ウラジオストクのメインストリートであるスヴェトランスカヤ通り。カラフルな建物が有名で可愛い。スヴェトランスカヤ通りには可愛いお洒落なカフェが沢山あります。カフェ巡りをしたいならおすすめの地域です。

「トカレフスキー灯台」

金角湾の入口にあるトカレフスキー灯台は灯台までは一本道を歩いていけます。しかし夏場では満潮時になると道がなくなります。また冬になると湾の水が凍るため、凍った水の上を歩いて灯台に向かうことになります。綺麗な海の上を歩けるのも他では体験できないひとつの魅力です。

「国立アルセーニエフ博物館」

※写真左側、本館の建物。
沿海地方の自然や歴史が展示されている博物館。アムールトラの剥製や民族衣装、楽器など様々なものが展示されています。明治時代にウラジオストクに住んでいた日本人や日本に関する展示物もあります。近くにミュージアムショップがあり、トカレフスキー灯台やウラジオストクのシンボルである虎をモチーフにしたタンブラーやクッションが購入できます。

「プリモルスキー(沿海州)水族館」

ロシア最大級の水族館。ウラジオストクにあるだけであって、周囲のアムール川やバイカル湖、日本海などの水中生物を見ることができ、館内は3つのテーマに分けて展示されています。

「アルセーニエフ国立沿海地方州立美術館」

ロシア人作家や画家たちの作品が展示されている美術館。東方正教会の美術館からシャガール作品まで、幅広いジャンルの美術品を鑑賞することができます。

「ブラッドギフツ」

日本円でも支払えるお土産店。種類も豊富でマトリョーシカなどロシアのお土産を買うならここに行くべき。店内にいるだけでもわくわくする可愛い雑貨が揃っています。

 

2.ウラジオストクのおすすめ定番グルメ10選

ロシアは寒いというイメージ通り、ウラジオストクは最も冷え込む12月~1月にかけて最低気温が-15℃になることもあります。そういった気象状況から、体が温まる冷めにくい料理が多いことが特徴です。ウラジオストクに行ったらぜひ食べていただきたい、アツアツの定番グルメをご紹介します。

「ボルシチ」

ロシアといえば、「ボルシチ」。鮮やかな深紅色をした煮込みスープです。

「ピロシキ」

東欧料理の惣菜パンで、小麦粉を練った生地に色々な具材を包み、オーブンで焼くか油で揚げて作ったものです。

「ブリヌイ」

ブリヌイはロシア風のクレープのこと。ザワークラウトをのせて前菜に、ジャムやバターでデザートに、と様々な形で食されています。

「ペリメニ」

見た目は完全に中国の水餃子のようですが、バターの風味が豊かに香るロシア料理です。

「ハチャプリ」

ハチャプリはチーズフォンデュが入ったようなパンのことで、外側のパンをちぎって中側のチーズにつけてたべるものです。日本人の口にも合いやすいのでおすすめです。

「ビーフストロガノフ」

ボルシチ同様、日本でも知られている料理。ビーフストロガノフは、ロシアの牛肉料理。ポテトやライス、パスタなどと一緒に食べることが多いです。

「ヒンカリ」

小麦粉で作った皮に豚や牛のひき肉に玉ねぎ、スパイスなどを包んだもの。小籠包のような形状で、茹でて食べるのが一般的。古くから愛されるジョージアの国民食の一つです。

「極寒フルーツティー」

ベリーティーが定番人気。フルーツがゴロゴロ入っているのが特徴。ウラジオストクのカフェに行くと、必ずあります。

「ミニエクレア」

エクレア専門店「フスピシュカ」。27種類のエクレアと8種類のタルトを売っています。カラフルで可愛い。テイクアウトも可能です。

「パイレーツコーヒー」

ウラジオストクのスターバックスと呼ばれているパイレーツコーヒー。飲み物一杯130円~170円で頼めます。しかもサイズはスタバのグランデサイズ(480ml)なので安く飲めます。

 

3.ウラジオストクのおすすめホテル10選

ウラジオストクにあるホテルの中でも、駅や観光地から近く利用しやすい、かつ比較的綺麗で安心して泊まれるおすすめホテルをご紹介します。(料金は目安となります。宿泊時期により異なるため参考として参照ください。)

「ロッテホテルウラジオストク」

ウラジオストク唯一の5つ星ホテル。数々の主要な社交イベントや経済イベントの会場としてご愛顧いただいている、ウラジオストックを代表するホテルです。ショッピングセンター、スーパーマーケットや主な観光スポット、様々な娯楽施設が揃う、ウラジオストックの中心地に位置する綺麗なホテル。中には、シャンデリアもあるのでセレブ気分を感じられます。
【最寄りの観光地】グム百貨店まで徒歩5分・ウラジオストク中央広場まで徒歩8分
【料金目安】平均1人1泊で1万8千円程度・2人1泊2万円程度

「ベルサイユホテル」

立地がとても良い。1909年に建てられたウラジオストクで最も古いホテル。外観はとてもクラシカルな雰囲気でロシアを感じられるホテルです。駅、観光地、ビーチが近く観光の拠点にぴったりのホテル。
【最寄りの観光地】ウラジオストク駅から徒歩11分
【料金目安】平均1人1泊で8千円程度・2人1泊1万円程度

「ヴィラ・アルテ・ホテル」

まるで豪邸のようなホテルです。娯楽施設が充実しており、リラックスできるサウナやスイミングプール、館内ではマッサージサービス、ビリヤードを提供しています。
【最寄りの観光地】ウラジオストク市内中心部まで車で25分・ウラジオストク空港まで車で20分
【料金目安】平均1人1泊で1万2千円程度・2人1泊1万3千円程度

「ホテル・プリモリエ」

ホテルからウラジオストク駅まで徒歩わずか5分のビジネスホテル。レストラン、カフェが併設され、近くにお店も多く利用しやすいことが魅力です。日本人の利用者も比較的利用者が多いことも安心です。
【最寄りの観光地】ウラジオストク国際空港まで39km・ゾロトイログ湾から徒歩10分以内
【料金目安】平均1人1泊で6千円程度・2人1泊7千円程度

「ホテル メリディアン」

高級高層ビルのようなホテル。フロントなどの共用部分や客室の内装も高級感があり、滞在者の満足度が高いホテルでもあります。ガラスのドーム天井があるSeven Skiesレストランから見える景色は絶景です。
【最寄りの観光地】マリインスキー劇場から徒歩1分・ウラジオストク空港から50km
【料金目安】平均1人1泊で4千円程度。2人1泊7千円程度

「アジムット ホテル ウラジオストク」

海が目の前にあるホテル。駅や有名な観光地も徒歩圏内で観光の拠点としてとても便利です。ホテル内にはレストランやジムが併設、さらに清潔感のある客室も人気のポイントでゆったりと滞在が楽しめます。
【最寄りの観光地】ウラジオストク駅から徒歩 8分・レーニン像から徒歩7 分・ウラジオストック空港から車で39 分
【料金目安】平均1人1泊で7千円程度・2人1泊8千円程度

「シビルスコエ ポドヴォリエ」

カラフルな建物が並んでいる街並みにあるホテル。ウラジオストクの中心部にあり、主要な観光地までは徒歩で訪れることができます。ホテルの外観、内観も可愛らしいデザインで女性に特におすすめです。
【周辺の観光地】アルセーニエフ家博物館から5分・ウラジオストク駅前広場まで6分
【料金目安】平均1人1泊で3千円程度・2人1泊5千円程度

「ゼムチャズィナ ホテル」

客室は清潔感があり、スタイリッシュなデザイン。コネクティングルームがあり、ファミリーや友人グループでの旅行にもおすすめです。主要観光地やスーパーが近く、利用しやすいホテルです。
【最寄りの観光地】ウラジオストク駅から徒歩6分・アルセニーエフの家博物館まで徒歩4分
【料金目安】平均1人1泊で4千円程度・2人1泊5千円程度

「イクエーターホテル」

立地がとてもいいホテル。層階に位置する多くのお部屋から日本海の美しい景色を望めます。お部屋はすべて快適な内装で、衛星テレビ、電話、専用バスルームが備わっています。周囲にはレストランやスーパーがたくさんあり便利です。
【最寄りの観光地】ウラジオストク駅まで車で5分・ウラジオストク国際空港まで車で約60分
【料金目安】平均1人1泊で4500円程度・2人1泊8千円程度

「セダンカーパークホテル」

ウラジオストクの街中ではない、セダンカの公園の中に位置する、新装のキレイなホテル。レストラン、無料専用駐車場、バー、共用ラウンジを提供しています。館内全域での無料WiFi、24時間対応のフロントデスク、空港トランスファー、ルームサービスを提供しています。レストランやカフェはホテル近くにあります。
【最寄りの観光地】ウラジオストク国際空港まで36km・近くの海まで徒歩10分

 

4.ウラジオストクの現地情報

ウラジオストクのビザの有無や、天候・服装など。行く前に知っておきたい情報をご紹介します。

4-1.ウラジオストクにはビザは必要?

ロシアは基本的にビザの取得が必要ですが、ウラジオストクのあるロシア極東沿海地方は、滞在時間が8日間以内であればネットで申請できる電子簡易ビザ(e-VISA)で渡航が可能です。

4-2.ウラジオストクの天候・服装は?

冬はとにかく寒いのでインナーや靴下の重ね着、防水ブーツ、厚手のコートなどでしっかりとした防寒対策をしましょう。 ただ室内は暖房が効いているので脱ぎ着しやすい服装がおすすめです。 夏は半袖でも大丈夫ですが、雨が降ると肌寒く感じたり、朝晩は気温が下がるので、カーディガンなども用意しておきましょう。

4-3.ウラジオストクの電圧は?

電圧は220Vで、周波数は50Hz。プラグはCタイプ。日本の電化製品を現地で使う場合は、アダプターと変圧器が必要です。

 

5.ウラジオストク旅行の費用や日数、治安は?

ウラジオストクに行くための費用や観光日数(滞在期間)、ウラジオストクの治安についてご紹介します。

5-1.ウラジオストクに必要な費用は?

渡航費用はLCCを使うと2万円程でいけます、。そして物価は日本より安く、レストランはドリンク付きで1人2千円以内で食べられます。カフェだったら、ケーキと飲み物で1人500円~千円以内で食べられます。

5-2.ウラジオストクの観光日数はどれくらいがいい?

観光スポットの集まる中心部エリアは広くないので、徒歩でも十分に回ることができます。ウラジオストク観光に必要な日数は、ウラジオストク中心部と駅周辺で1~2日+ウラジオストク郊外で1日が目安となります。移動日を除けば、2~3日も観光すれば十分です。

5-3.ウラジオストクの治安はいいの?

ウラジオストクは世界的に見ても犯罪率が低いと言われており、なんとその犯罪率は大阪の四分の一。夜は街灯もあり、現地では夜道でも普通に女性が独り歩きしています。日本と同じ程度の注意で問題無いです。
ヨーロッパに行ってみたいけど遠いし、高いから行けないと諦めている方。短期間しか休み取れないけどヨーロッパ旅行に行きたいと思っている方。そんな方々におすすめです。ぜひ紹介したロシア・ウラジオストクの観光スポットなどに行ってヨーロッパの雰囲気を感じてください。

 

トラベルイン編集部

スキー&スノボーツアー・国内旅行の予約ならトラベルイン

トラベルインでは冬にスノーボードツアー&スキーツアーを、夏にはJR新幹線の宿泊・日帰りツアー、富士登山や海水浴を楽しめる伊豆諸島ツアー、いつでも楽しめるコテージ・貸別荘の宿泊プランなど多彩な旅行商品ををご用意しています。24時間オンラインから予約OK!

RELATED COLUMN 同じカテゴリのコラム

コラム一覧へ