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野沢温泉の名産といえば、野沢菜です。スキー場の愛されキャラ、ナスキーのモデルにもなっています。 野沢菜の歴史は古く、今から約250年ほどさかのぼることができます。 1756年頃に、野沢温泉村健命寺の住職が京都に行った際、名産である天王寺蕪の種を持ち帰って裏の畑にまいたところ、 蕪が小さく葉柄が大きい天王寺蕪とは違ったものが育ったのが始まりだと伝えられています。 標高600メートル近くにある、積雪量の多い高冷地で育てた結果、温暖な西国育ちの天王寺蕪は、突然変異をおこして野沢菜が誕生したのではと言い伝えられています。 もともとは、蕪菜と呼ばれていましたが、湯治やスキーを楽しみに来たお客様が食べて、おいしさに感激して地名のついた野沢菜が定着したのだとか。 野沢温泉街をそぞろ歩いていると、野沢菜たっぷりのおやきを売っているお店にも出会えます。 野沢菜のおやきを食べながら散策なんていうのも楽しいですね。 畑で根を切り落としてから共同浴場で「お菜洗い」した後、大きな木の桶で塩漬けにする野沢菜漬けをお土産に買っていっても喜ばれますよ。 スキー・スノーボードで野沢温泉に行った際には、ぜひ食べてみて下さいね！ ⇒野沢温泉観光協会「野沢菜物語」