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日本三大火祭りのひとつに数えられる、伝統のお祭りで、重要無形民俗文化財に選ばれています。
●道祖神とは
お祭りの名前にもなっている道祖神は、子供の成長を見守ったり、子宝祈願などの対象としてまつられている民間信仰の神様です。小さなお土産用の道祖神から人の背と同じぐらい大きなものまで、村内のいたるところで見ることができます。
●ご神木引き
ご神木は前年の秋に、国有林や共有林から5本伐り出されます。そのうちの2本を厄年である42歳と25歳の二組に分かれ、日影ゲレンデから3時間余りかけ祭場まで引き出します。沿道の家からは御神酒が献納され、厄年代表がその都度大声で披露。お祝いの手締めが行われ行きかう人々に御神酒が振る舞われます。
●社殿造営
空高く立ちはだかる壮大な道祖神の社殿の高さは、約7メートル、親睦の上部はさらに10数m突き出ています。幅は、一番上の桁のところは、8メートル四方、約40畳分近く。社殿造りは危険が伴うのでこれまで飲み続けていた酒も絶ち、仕上がるまで黙々と作業が続けられます。
14日は深夜まで作業が続き、15日午前中に完成します。
●社殿造営
厄年の代表6人が火元を寺湯の河野家からもらいます。火打石と火打金で火をおこし、大たいまつに点火。火は道祖神の歌と共に会場へと運ばれます。午後8時後半頃から攻防戦が始まり、火付け役が元火からたいまつに火をつけ社殿へ攻撃。火消し役は厄年の者がこれにあたり社殿の上には42歳、25歳の者は下で社殿を守ります。
社殿に火をつけようとする村人たちと、火をつけさせまいと守る厄年の男たちとの”火の攻防戦”は、火の粉が飛び散り迫力満点です。
村の年間最大の行事として、毎年1月15日に行われ、近年は外国人観光客も増えています。
●スケジュール
1月13日 午後1時~ ご神木引き
1月14日 深夜まで 社殿組み立て
1月15日 昼過ぎ 社殿完成
● 19:00 火もともらい
● 19:30 灯籠到着
● 20:00~ 花火、道祖神太鼓
● 20:30 火もと到着
● 20:30~ 野沢組惣代の火付け、初灯籠の火付け、子供の火付け
● 20:50~ 大人の火付け
● 22:00頃 終了
野沢温泉観光協会ホームページ
写真提供元: 野沢温泉観光協会